前半戦を終えた米大リーグで今日はオールスター開催日です。
ダルビッシュ投手がどこで登板するかは、監督(レンジャース)次第
ですが楽しみですね。
ワシントン・ポスト紙が前半戦を総括した中で、独自に選ぶ「ナ・リーグ サイ・ヤング賞投手」候補に推しているのが、平均65マイル(104キロ)のナックルボールを操るメッツのR・A・ディッキー投手(37)だ。
今季ハーラートップタイの12勝1敗(防御率2・40、奪三振123)で球宴初出場を決めたディッキーは、昨季までメジャー9年で41勝50敗、防御率4・34。波瀾万丈の連続だった。
テキサス大出身で1996年にレンジャーズに1位指名されたが、健康診断で右ひじの靱帯がないことが判明した。
81万ドル(当時8100万円)の契約金は、7万5000ドル(750万円)に引き下げられたのが、ケチのつき始め。2001年にメジャーデビューしたが芽が出ず、長くマイナー暮らし。妻とも離別し、自殺を考えたこともあったという。
「何とか生き残りを」と覚えたのが魔球ナックルだった。
当初はうまく投げられず、06年に3度先発したが6本塁打を浴びてマイナーへ。それでも次第に精度を高め、10年にメッツにマイナー契約で拾われて11勝9敗、11年は8勝13敗を挙げた。今季ここまでブレークするとは本人も予想していなかった。
「自分でもどこに行くのかわからないのがナックル。皆、ボクの成功は魔法を使ったせいだというけれど、そうじゃない。必死で練習したという以外、理由はない」
毎回「禅の気持ち」でマウンドに立つというディッキー。
これまで最も賞に縁遠かった男が、後半もこのままの勢いを続けるようなら本物のサイ・ヤング賞も夢ではなくなる。
本当に禅の気持ちと書いたのは記者だと思いますが、埋められないハンデがあってもそれを坂手に取って活躍できることを証明してくれたディッキー選手でした。
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