ピーターコーンなど、一部しか知られた品種がなかったが、昨今は味来やミエルコーン、生でも甘いピュアホワイトやゆめのコーンなど、たくさんの品種が登場し、米やじゃがいものように、消費者が品種まで選ぶようになってきている。
札幌の大通公園に店を出すとうきびワゴンを筆頭に、北海道内では夏の観光シーズンになると、「ゆでとうきび」と「焼きとうきび」が、お目見えする。
醤油の焼けた匂いが鼻をついて、ついつい「ちょっと高いんでないかい?」と思いつつも、買ってしまうことになる。
私の調査では、地元の人間は「ゆで」を選ぶ人が多く、観光客は「焼き」を買う傾向が強い。
私は地元の人間であるけれど、「ゆで」なら家で食べられるので、家では面倒な「焼きレを選びがちである。
ただし、白いワイシャツを着ているときは、醤油をたらしたくないので、できるだけ「ゆで」にしている。
シャツを汚さないように食べればいいだけの話なのだが、とうきびを食べるときは、ほぼ例外なく片手に缶ビールを持っているので、自分の行動に自信が持てないのである。