温故知新 渋沢栄一さんと貝原益軒さん | シンシキライフプロファイリング

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4月中旬に岐阜県の中津川という場所で開催された
渋沢栄一さん所縁の会に参加させていただきました。

 渋沢さんのお孫さんもご参加されていましたが、
ここで渋沢栄一さんの言葉が読み上げられ、
多くの勉強をさせていただきました。



渋沢栄一さんといえば、
2021年の大河ドラマ『青天を衝け』の主人公として
取り上げられ、すでに人気を呼んでいますから、
皆さんもよくご存じのことと思います。

幕末から昭和にかけて活躍した大実業家。

日本の「近代資本主義の父」として知られ、
六百社近くの起業に関与し、
実業の側面から近代日本を作ってきた方です。

さらに注目されているのは今から3年後の
2024年度に一新される1万円紙幣(日本銀行券)の
肖像画に登場される方ですね。

さて、渋沢栄一さんの著書で有名なのが『論語と算盤』です。

本書の中では実業を行う上で
孔子の論語を規範としており、
出世や金儲け一辺倒になりがちな資
本主義の考え方に対して、論語に裏打ちされた
商業道徳で律しています。

つまり公や他者を優先することで、
豊かな社会を築くという思想を訴えているわけです。

これはオーストリア人の経営学者、
ピーター・F・ドラッカーさんも影響を受けているとのこと……。
 

「富を成す根源は何かといえば仁義道徳。
正しい道理の富でなければ、その富は完全に
永続することができない」と伝えていますが、
幕末といわれる激動の時代に生まれ、
世の中の大きな変化を経験されてる中で、
揺るぎない信念をもたれて行動されていたのでしょう。

フランスはパリで行われた万国博覧会に
参加するために欧州を視察し、その後、
明治という新しい時代に突入して、
新しい国づくりに尽力されましたが、
まさに令和の今も、激動の時代。

過去を断捨離する部分もありますが、
一方では温故知新の言葉を思い起こす必要性もあるでしょう。

さらにもう少し時代を遡り、江戸時代の本草学者であり
儒学者の貝原益軒さんにも注目したいものです。

著書は『養生訓』や『大和本草』など。

また『和俗童子訓』という著書には、
女性が身につけるべき4つの徳、「四徳」について説いています。

それは、一に「婦徳」、二に「婦言」、三に「婦容」、四に「婦功」の四つの徳です。

「婦徳」とは、心を正しくして、穏やかでいること。

「婦言」とは、良い言葉を使い、嘘はつかないこと。

悪口を言わず、言葉を選んで発すること。

「婦容」とは、身だしなみについて品よく、
立ち居振る舞いも美しく清潔に。

「婦功」は目の前の仕事に真剣に取り組み、
家族や周りの人を大切にすること。

 なるほど……。このような徳の実践は女性のみならず、
新しい時代に対峙する全ての人にとって、
必要な生き方のコツのようですね。

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   プロフィール
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宮西ナオ子(みやにしなおこ)

生き方研究家・Ph.D.(博士/総合社会文化)、
総合社会文化ライター・作家、
エッセイスト・インタビュアー、女性能楽研究家、
愛玩動物飼養管理士、
アルケミスト認定ユニバーサルヒーラー、
アルケミスト認定アニマルコミュニケーター。
上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業後、
広告代理店、旅行代理店を経、
トラベルライターからフリーライターに。
環境問題、美容と健康関連、生き方についての
記事を新聞・雑誌・単行本等に執筆・講演。
経営コンサルタントの船井幸雄氏関連の
仕事と産経新聞の夕刊特集担当、
がん専門誌の記事執筆に携わる。
2001年には日本大学大学院総合社会情報研究科文化情報専攻入学。
2003年修士取得、2006年、女性が演じる能楽について
研究しPh.D.(博士/総合社会文化)取得。
同時に当時注目された書籍
『朝2時間早く起きれば人生が変わる!』や
『男性更年期はリニューアルの時』
『発酵のチカラ』『眠る前の7分間』
『女性と能楽』など関連のテーマで地方自治体、
倫理法人会ほか各地で講演活動などを行う。
また大手企業に「誉める技術とコミュニケーション」
「聞く力」などのセミナーも行う。
2013年、東久邇宮文化褒章受章。
東京新聞でペットと有名人のコーナーを担当し、
アニマルコミュニケーションやエネルギーワークなども学ぶ。

 

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