一般的に入院施設がある医療機関で働く看護師の勤務形態は
二交代制もしくは三交代制であり、常に病棟に誰かが
勤務していなければいけません。

又、連休も少なく日曜日と水曜日という間隔を空けた
休暇の取り方が一般的です。

特に救命救急病棟や重症患者が入院している病棟に勤務している場合は、
休日であっても急な呼び出しが掛かることも珍しくありません。

これでは仕事とプライベートのメリハリが無く、
気分転換どころか次第にストレスが溜まって爆発してしまいます。


さらに結婚をして、子供を出産すれば育児のために時間が必要になってきます。

このような背景を受けて、産前・産後休暇や育児休暇を取得できる
環境改善を積極的に取り組んでいる施設がたくさんあります。

施設側にとってもこれまで施設のために働いてくれた看護師を
家族や子供ための時間が取れないという理由で退職させたくは無いのです。


それにこれまで施設で培った看護知識や技術、ノウハウを持っている看護師を
失うことは施設にとっても大きな損害であるため、引き続き働いてもらえる方が
助かるのです。

常勤勤務では時間的に厳しい場合は非常勤勤務に切り替えたり、
時間短縮制度を利用したりと仕事と家庭の両立をする看護師も中にはおられます。

又、看護師が皆プライベートの時間が少ないかと言うとそうでもありません。

入院施設の無いクリニックや診療所、デイサービスなどの老人保健施設、
企業内に勤務する産業医などは比較的残業も少なく、日勤勤務が可能です。

さらに休暇も民間企業と同様に土日の連休が取得できたり、年末年始や
ゴールデンウィークなどもカレンダーどおりに休めるところはたくさんあります。


ただし、入院施設がある総合病院勤務の看護師と比較すると
収入面では下回ってしまいます。

プライベートの時間は少ないが収入が多いか、プライベートの時間は
たくさんあるが収入は少ないかのどちらを選択するかは
あなた自身が決めることです。
看護師を目指す人にとって看護師国家試験は看護師の資格を取得するために
必ず通らなければならない関門です。

看護師国家試験は毎年全国で2月頃に実施される国家試験で、
試験開催は厚生労働省が実施しています。

保健師助産師看護師法で定められた受験資格を得るためには、
通常看護専門学校等の看護教育を行なう教育機関において3年以上在籍し、
必要な学科を修得していなければいけません。


看護師国家試験は国家試験と言えど、
合格率が平均90%と高い合格率を誇っています。


もしかして、ものすごく簡単な国家試験だから合格率も高いのだろうと
勘違いしてはいけません。

医療現場で患者の健康を預かる看護師の国家試験が簡単なはずが無いのです。

これは看護師国家試験を受験するための受験資格要件として
定められている看護教育を実施する教育機関における教育の厳しさと
膨大な学習量が桁外れだからなのです。

通常、看護専門学校であれば3年在籍し、必要な履修科目を取得した状態で
卒業すれば看護師国家試験を受験することができるのですが、
この卒業することが難しいのです。

1年目から基礎看護教育や実習など医療現場において欠かせない知識や
技術を詰め込まれ、理解度や習得度を試験するための試験も頻繁に行なわれます。


成績が悪ければ、次の学年に上がることができず、留年となります。

卒業しなければ、看護師国家試験を受験することができないため、
皆留年をしないよう必死に勉強をします。


つまり、卒業する頃には看護師国家試験を合格するための十分な知識や
技術が身に付いているという訳です。

しかし、それでも自信が無いという人はこれまでに出題された過去問題を繰り返し、
問題の意図することをしっかりと理解しながら解いていくことです。

ひとつひとつ自分の頭で理解し、表現できるようになれば生きた知識として忘れず、
実際に医療現場で働くようになった時に活かされるでしょう。
看護師国家試験は毎年2月中旬に実施されます。


一般的には半年前の8月頃から本格的に試験対策を始める人が多いようですが、
実際のところ人によって試験対策を始める時期はさまざまです。



又、どのくらいの時間を費やせば
合格できるのかという質問をされる人もいますが、
勉強時間イコール合格ではありません。

結論から言えば、だらだらと集中していない勉強を
何時間続けたところで合格は出来ません。

逆にしっかりと集中した勉強を
短期間積み重ねるだけで合格することも可能なのです。

ついつい勉強時間を気にしてしまいますが、どのような試験勉強においても
時間よりも質が重要です。


特に日常が忙しい人にとっては試験勉強のための時間を工面することできないため、
それだけで不安になってしまうでしょう。

しかし、時間が無いと決め付けずに一日の行動を振り返れば、
「スキマ時間」は必ずあるのです。


電車通勤の人は往復1時間もあれば、
十分な暗記のための時間に充てることができますし、
昼食も軽食を予め用意しておき、
過去問題の復習をしながら取ることもできます。

近年ではスマートフォンが普及し、クラウド上の試験対策アプリや
暗記シートをアップロードしておけば、ちょっとした待ち時間や
就寝前にも気軽に試験勉強ができてしまうのです。

繰り返しになりますが、
試験に合格するための勉強時間の基準はありません。


まずは勉強時間を見つける努力をすることと、
やる気があれば自然と結果はついてくるでしょう。
看護師国家試験に合格し、
看護師の免許を取得して夢の看護師として就職したものの
職場で思いがけない人間関係のトラブルに
巻き込まれるケースは少なくありません。


看護師の職場というものは時として
生命の危機に直面する大変緊張感のある現場です。

細かい業務も多く、
ミスが許さないというピリピリとした空気が常時漂っています。


このような職場では少し仕事を覚えるのが遅かったり、ミスが多かったりすると
すぐに目立ってしまい、非難の的になり兼ねません。


さらにストレスが溜まっている上司や先輩から
厳しい声が飛んでくる事もしばしばでしょう。


単に自分のミスを怒られるだけであれば、
当たり前のことですが中には陰湿な嫌がらせや
仲間外れなどのいじめ行為が繰り返される場合があります。


いじめる方はストレス解消にもなり、なかなか辞めないものです。

このような人間関係のトラブルが起きる職場は何かしらの問題を抱えているものです。

例えば、同族経営で同族社員と他の社員の待遇が全く違ったり、
経営層による評価が個人的な感情が移入していたりと異常な経営状態の場合が多いです。


クリーンな皆やる気に溢れている職場であれば、
そのような人間関係のトラブルは少ないでしょう。



人間関係のトラブルが明らかに職場の雰囲気などの外的要因に関係するのであれば、
自分ひとりの力ではなかなか変えられないものです。

そんな時は一人で悩まず、親しい友人や家族に相談をしましょう。

そして、転職を決意するのもひとつの手段として
じっくりと自分と向き合って考えることです。
看護師にはどのくらいの年齢までなら挑戦することができるでしょうか。

看護師に関する法律が定められている保健師助産師看護師法には
看護師になるための年齢制限は設けられていません。

従って、50歳であろうと60歳であろうと看護師を目指すことは可能なのです。

但し、現実的な話をしますと看護師になるためには看護師専門学校などの
看護教育を行なう学校施設を必要科目を習得して卒業し、
その後看護師国家試験に合格しなければいけません。


膨大な看護教育に関する知識と技術を覚え、そして習得することは
10代の若者でも簡単なものではありません。

さらに実際に看護師になってから、医療現場で働くことになれば
交代制勤務による変則的な労働時間に加え、病気を患った患者との
コミュニケーションも大きな精神的なストレスになります。

身体的にも有利な10代や20代でも仕事が辛いという理由で
看護師の仕事を諦める人はいます。


又、病院や診療所などの雇用側としても体力的に不安がある人を
採用しようとはしませんし、一度社会人を経験している人は
以前の職場と比較するタイプが多く、なかなか馴染めない人が多いので
敬遠されがちです。

しかし、現在の日本の医療現場には看護師が慢性的に不足しているため、
30代や40代ぐらいであればよほどの事がない限り大丈夫です。


看護師という職業は流動的であり、
ひとつの職場に何年も働く看護師はあまりいません。

皆、さらに良い待遇の職場やスキルアップのために転職を繰り返します。

看護師を目指すのは、その人の動機や目的により様々です。

人間、覚悟や信念が強ければたとえ年齢を重ねていても、
やってやれない事はありません。
看護師の職場というものは昔から女性が多い職場です。

近年では男性看護師の数も徐々に増えてきているものの、
やはり女性看護師の方が圧倒的に多いです。

女子高や女子大などのように女性ばかりの空間では
男性が想像もしないような事が起こるものです。

まずこれは女性に限ったことではありませんが、
一般論では女性の方が結束力というものが強いようです。


一人ではなく二人、三人と気の合う仲間でグループを作り、
休憩時間や昼食には何気ない会話を交わすというのが基本です。

しかし、中には馬が合わないとか生理的に受け付けないといった理由で
グループに入れない者も出てきます。

特にグループの中のリーダー的な存在の者が気に入らないと言えば
その人はグループに入れません。


そして、グループに入れなかった者は今度は自分と気の合う者と
グループを作っていくのです。

そのようなグループは「派閥」と呼ばれたりもしますが、
看護師のような女性の多い職場ではこの派閥がいくつも存在するケースがあります。


入所してすぐには職場でどのような派閥があるのか分からないので、
とりあえずは常に中立的な立場を取っておきましょう。

そして、次第に情報収集する中で誰がどの派閥で、
誰がリーダー的存在なのかを把握すれば
自分はどのような立ち振る舞いをすればいいのか、分かってくるでしょう。

はじめは何も知らない新人看護師を演じていればいいのですが、
長く勤めていくには内情把握と先見性は欠かせません。

これは誰も教えてくれない大人の処世術ですので、
身を持って学習しましょう。
看護師の方は結婚や出産を機に一線を退かれる、
つまり退職される方が多いのが現状です。

基本的に入院施設がある病院等に勤務している場合、
交代制勤務で24時間患者の看護を就かなければいけません。

さらに人間の生命と健康を預かる業務に取り組んでいるのですから、
精神的にもハードな業務だと言えます。

看護師は慢性的な人手不足の状態が続いていて、
一人の看護師で担当する患者の数も多くなっています。

このような厳しい職務と家庭の両立は難しいと考え、
ほとんどの人が看護師を辞めていきます。


しかし、近年では子供に手が掛からなくなったので
再び看護師に戻っている人が増えています。

一度看護師国家試験に合格して、看護師免許を取得し、
病院施設などで実務を経験しているので
新人看護師よりも即戦力になると思いませんか。

ところが、医療業界では3年離れると全く知識や技術が
変わってしまうと言われるぐらいに日進月歩の業界です。


ましてや10年以上も看護師の職から離れてしまえば、
ほぼ新人看護師同然ということになります。


そこで、復職を希望している看護師の方を受け入れる制度を
作っている施設があります。

復職を希望する看護師の方向けの教育プログラムを用意し、
ひとつでも多く看護知識や技術を思い出してもらい、
さらに現代医療に関する新しい知識も丁寧に教えてくれます。

基本的には新人看護師と同じような扱いになり、
教育係は大体が年下の看護師になります。


お互いがやりにくい関係かもしれませんが、
看護師の職場では珍しくはありません。

過去に何年も看護師の経験があるという財産は復帰して、
業務を続けていくうちに再び役に立つときが現れるものです。
看護師になってからデメリットと感じる点について紹介します。

看護師が就業する職場とは患者の生命を預かる緊張感が漂う現場です。

看護専門学校で学んだ知識や修得した技術がそのまま役に立つことは少なく、
現場に出て学ぶことがたくさんあります。

救急救命病院であれば24時間365日受け入れ体制を整備しなければいけないため、
二交代制や三交代制勤務をこなさなければいけません。


結婚をして、家庭を持つようになると家族との時間的なすれ違いが
生じることはよくあります。

又、慢性的な看護師不足が続く施設では一人の看護師で
何人もの患者の看護に当たらなければいけません。

ハードな上にミスが許されない仕事であるため、
精神的にも肉体的にも限界を感じて退職する看護師の方は
少なくありません。


20代や30代であれば、体力で何とか乗り越えられるかもしれませんが、
40代、50代になってくると肉体的に厳しくなってきます。


また、看護師は女性の職業としては高収入であるため、
不景気なご時勢では結婚後も相手の収入が低く、
逆に家計を支えるのが自分になってしまうケースもあります。

看護師という職業柄、弱っている人を助けるという正義感や倫理観から
ダメな男性を放っておけないのでしょうか。


男性の方もついつい甘えて、自立できず、
ますます関係が悪化してしまうという話はよく聞きます。

看護師として患者には優しくするのは当然ですが、結婚相手には厳しく、
そして支えてもらえるように努力をしましょう。
男性が看護師として働く場合のリスクについて考えてみたいと思います。

昔と違い、近年では男性看護師の人数は徐々に増加しており、
医療現場における男性看護師のニーズも高まっています。

男性看護師のニーズが高い要因のひとつとして、
医療現場では意外と力仕事や機械類を操作するといったどちらかと言うと
男性が得意な分野の作業もあります。

女性の看護師であっても力強い人もおられますが、
やはり一般論として男性の方が力があります。


又、これまで女性ばかりだった看護師の職場というものは
どことなくぎこちない空気が漂っているものです。

女性ばかりの職場では人間関係のトラブルが多く、
それが原因で退職してしまう看護師も珍しくありません。

そこで男性看護師が一人でも女性ばかりの看護師の職場で働くことで
コミュニケーションが円滑になり、人間関係のトラブルも少なくなるのです。


しかし、この女性ばかりの職場というのがリスクのひとつであり、
男性が想像している以上に激しい人間関係のトラブルに
巻き込まれる可能性もあります。

又、看護師の給与体系ですが従来の女性が主体だった看護師時代の名残があるのか、
女性労働者としては高い水準ですが男性労働者としては、それほど高くはありません。

家庭を持ち、一家の大黒柱として家計を一人で支えていくには
少し厳しいのが現状です。


しかし、最近では認定看護師や専門看護師の資格を取得し、
さらに管理職へのキャリアアップを進めることで、
収入を上げ、男性看護師として確固たる地位を築いている人もいます。

どの職業でも共通して言える事ですが、
その業界で有利な資格やキャリアを形成していくことが、
将来的な収入安定に繋がっていきます。
看護師の方が看護師国家試験に見事合格し、
看護師として働く時に注意しなければいけないのが支給品です。

一般的には勤務先からその会社のロゴ等が入った制服や作業服が支給され、
基本的にそれを着て仕事をします。

看護師も同じように自分が働く病院や診療所、
クリニックといった施設から制服を支給されます。

看護師の制服といえば白衣ですが、
白衣以外にも看護師が着用しているものとして
エプロン、ナースシューズなどがあります。

これらも施設によっては支給されるのが一般的ですが、
もちろん支給していない施設もあります。

従って、就職先を決める際には施設から支給される備品についても
確認しておきましょう。


細かい事かもしれませんが、これが後になって問題になる事もあるので
最初の確認が肝心です。

支給された制服やナースシューズは施設から支給されているものなので、
破れたり、汚れすぎてしまったら交換することができるのが基本です。

しかし、施設によっては1年未満の交換は有償であったり、
明らかな過失が認められ場合には
自己負担で購入するなどの規則がありますので、
その点も事前に確認しておく必要があります。

又、施設から支給される制服やナースシューズが合わなかったり、
機能的に使いにくいなどの理由で敢えて支給品を
受け取らないケースもあります。

制服にしても、2Lや3Lといったサイズはいろいろあるのですが、
腰周りや首周りなどの大小までの違いは考慮されていません。


首周りが窮屈なのでサイズをひとつ大きいものにしたら、
丈が長すぎるなどの不都合はよくあることです。

そのような理由から制服は自分に合った働きやすいものを自費購入し、
その費用は施設が別途精算する場合もあります。


このような福利厚生に関する情報は求人情報には
細かく記載されていない場合が多いので、
面接や見学会などで確認するようにしましょう。