今回はY染色体について。
昨日Xでポストしたものに対して、フォロワーさんからいただいたリポストの内容にヒントを得まして、調べてみようかと思いました。
自画自賛みたいで恐縮ですが
— ブルーサファイア (@buP5I3R65mPm1MV) August 2, 2024
万世一系が~と吠えているヤフコメがあったので、それは1863年(慶応3年)に岩倉具視が言い出したのが初めてだ、日本は特に6~8世紀は双系で継承されてきたので、ずっと男系だったというのは間違いです」
と書けたことがうれしいです。
Y染色体は
ネッティー・マリア・スティーヴンスがミールワーム(コメノゴミムシダマシ, Tenebrioの幼虫)において発見し、1905年に報告した
ものなのだそうです。
いくつか検索してみて、こちらが一番わかりやすいかなと思います。
ダンケーダンシ派は、いつも大体こんな風に言っています。
「常染色体は,それぞれ父親と母親に1本ずつ由来するが, Y染色体は父親からしかもらいようがない。
したがって, 男性においてはX染色体は母親由来であり、一方のY染色体は 父親由来である.。
すなわち, Y染色体は父から息子、息子からまたその息子と男の系統を 伝わるもので,いわゆる 「万世一系」である。」
なんか変だなという感じしかしません。
そのY染色体がなんだというのか?としか私みたいな素人は思いません。
X染色体だって重要でしょ、だってそのXXを持った人からYの人も産まれているんでしょ。
こちらは参考までに、でも必ずしも見なくてもいいと思います。
バリバリのアキシンのようです。
だって、あのケケ内さんを好きだって言っているから😱
一部だけ抜粋させていただきます。
笹川陽平氏
「京都大学出身で動物行動学研究家の竹内久美子氏は、私の好きな学者の一人である。
最近、天皇について男系か、女系か、はたまた女性天皇容認かとの議論が活発化している。
しかし、この違いを良く知らずに発言している政治家や知識人も多いのではなかろうか。
産経新聞「正論」で竹内久美子氏がご自身の考えを主張されているので、参考にされては如何でしょうか?」
参考にはできませんよ!
こちらは読むに値する記事です。
2ページ目が特に大事なことが書かれています。
その部分を抜粋させていただきます。
Y染色体にこだわる根拠とは?
脳科学の観点から、男性と女性の違いについて訊かれることもあります。男と女で身体が違う程度の差は、脳においても違うといえます。しかし、性差よりも個体差のほうがより大きいという考えのほうが研究者の間ではより一般的です。「男性と女性のどちらが天皇になるか」より、「どんな方が天皇になられるか」のほうが、脳科学的に見ればより重大な問題ではないかと捉えられます。
また、しばしば男系を守るべき根拠としてY染色体のお話を持ち出されることがあるのですが、やや奇妙に聞こえます。天皇家の長い歴史に比べれば、それが発見されてからの歴史はおよそ100年程度です。
Y染色体以外にも人間には形質を伝えるための遺伝的なキャリアは存在するのですが、Y染色体に限らなければならない根拠が不明瞭です。これならまだ、伝統的に男系男子に限るので現在はそれを変えるべきときではない、としたほうがまだ説得力があるでしょう。また、わざわざバイオサイエンスの話を持ち出す人なら積極的な生殖医療の利用についても言及しそうなものですが、そうでもないというのも理解に苦しみます。
私は、男系のままがいいか、女系を認めるべきか、ジャッジする立場にはありませんので、議論に敢えて加わろうとは思わないのですが、しかし現在の状況を分析すれば、「女系はありか、なしか」という論争にはあまり意味がないのではないでしょうか。現行の仕組みでは「男系男子」の維持はいずれ構造的問題として不可能になるであろう懸念を取り除くことができないからです。それでも「女系は受け入れるべきでない」ということなら、代わりのシステムを何か考える必要に迫られるでしょう。
👏👏👏👏👏
中野信子さん、素晴らしいです✨✨✨
こたらは検索していて見つけたもの。
少なくとも公的な場でこれをはじめて取り上げたのは「憲法学者」である八木秀次氏だというのは間違いのないところでしょうね。
皇室典範に関する有識者会議(第6回)議事次第 より
>2番目といたしまして、これも理由として果たして適切なものかどうかは、私はいささか自信がございませんが、遺伝学の見地からも説明が可能だということが指摘されております。私は素人ながらこのようなことを以前から申してまいりましたが、最近になりまして、生物学者の中から、あなたの言っていることは全く正しいという意見をいただくようになっております。
すなわち、仮に神武天皇を初代といたしますと、初代の性染色体、男の場合XとYのうちのY、Y1 は男系男子でなければ継承ができません。生物学者の中に、その点を「Y染色体の刻印」というふうに表現なさっている方もおられます。 男系男子であれば、遠縁であっても同じY1 を確実に継承しているということが、お配りをした資料の、遺伝の系図で確認ができます。確認している時間がございませんので、それは後ほどたどっていただければと存じます。
もちろん、我々の祖先は遺伝学の知識はありません。しかしながら、農耕民族としての経験から「種」さえ確実なものであれば、血は継承できると考えていたのではないかと、このように思うわけであります。
(八木氏のおっしゃっている部分はここまで)
それでも八木氏は「理由として果たして適切なものかどうかは、私はいささか自信がございませんが」くらいのことをいう程度には、まだ理性は残っていたようですけど それを受けてネットで拡散しているおバカさんたちといったら、もう、どのように評価すべきなんでしょうね…
一応言っておきますけど、私自身は皇位継承は男系維持を原則とすべしという立場ですけど それは歴史と伝統、法的見解などを論点とすべきであって 「男系による神武天皇のY染色体の継承」などというトンデモ疑似科学によって論じられるべきものではないと認識しています。
どうでもいいけど八木氏のこの説は、彼との関係がささやかれる統一教会あたりが出所だったとしても驚く気にはなれませんね。 皇室の伝統に真面目な敬意を持つものの発想とは思えません。
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これらを調べていて思ったのですが、こういう男系男子が一番なのだとか、Y染色体が大事だとかいう…これはある意味価値観というのか思想の類なのかと思うのですが…こういう声って主流となることが大事なのかもしれず、それなので正しいかどうかよりも、声が大きいかどうか、多数の賛同者が居てもそれが主流となるものかどうか、ある意味強さというのでしょうか、そういうことが重要なのかもしれません。
なので私たちはしっかりと理論武装をして、それが一番これからの日本の行く末には最も重要な価値観なのだという風に、確固とした価値観、思想を作り上げる必要があるのではないかと思いました。
まずはしっかりとした土台を作って、そこに積み重ねていく精神性を大事にした価値観・思想を作り上げるようなことを目指してみませんか。
でも、やはりこの方のお考えは一番しっくりきますね。
高森氏は、妄想だっておっしゃっていますね
そうですよね。
今日はこれから何とすごい久しぶりにミュージカルを観に行きます。
夜の早い時間には帰ってこれると思うので
昨夜の篠原さんの
″スクープ”と言えるものすごい情報については、帰宅後に書きたいと思います。