高森明勅氏が画期的?なご意見を出してくださっています。

読者様から教えていただき、早速探して読んでみました。

素晴らしかったです!

高森氏は本気です、気迫を感じました。

やはり今が正念場なんですね。
 

 

政府・国会は、『国民の総意』を無視した案を軸に検討を進めようとしており、中でも『旧宮家養子縁組プラン』は、憲法違反になる可能性があるばかりでなく、皇統の断絶や王朝交替の危険性も秘めている

 

『まず、第102代・後花園天皇以来、今の天皇陛下に至るこれまでの皇統は途絶える。 

それに取って替わるのが、“もう1つの皇統”などといわれる北朝第3代・崇光天皇から栄仁親王(伏見宮第1代)→貞成親王→貞常親王へと受け継がれた伏見宮の系統だ(第2代・治仁王の血筋は受け継がれていない)。  

いわゆる旧宮家はすべて旧伏見宮の系統で、広い意味で皇室の血統を引いていても、もはや皇籍離脱して“国民の血筋”になっている。だから、もし旧宮家系の天皇が即位すれば、それは歴史上かつて例を見ない、国民の血筋を引いた(父は元国民からの養子で、祖父母はともに国民という)天皇の登場を意味する。  

 

それまでの皇統から、新しく“旧宮家王朝”に交替するといえば、事態の深刻さが伝わるだろうか。  こんな事態になれば、天皇という地位の権威も正統性も、深いキズを負うだろう。国民の素直な敬愛の気持ちも致命的に損なわれかねない。 』

 

 

(なるほど!そういうことなんですね。

すごく具体的に教えてくださり、よくわかりました。

しかし、失礼ですよね、女性に天皇をさせたくない、今上天皇の血筋を残したくないと言わんばかりの、ものすごく遠い遠い昔皇籍にいた血筋を持ってくるなんて!)

 

 

『とくに注意すべきは、旧宮家系子孫の当事者自身が以下のように述べている事実だ。 ---------- 

「『皇統』とは法律用語で、『皇統に属する』とは『皇統譜に記載がある』という意味と同一で、すなわち皇族であることと同義語である。

歴代天皇の男系男子には『皇統に属する男系の男子』と『皇統に属さない男系の男子』の2種類があり、皇位継承権を持つ現職(原文のママ)の皇族は前者に、また清和源氏・桓武平氏そして私のような旧皇族の子孫などは後者に該当する」

(竹田恒泰氏『伝統と革新』創刊号) 

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「皇統に属さない男系の男子」という表現は国語としていささか奇妙だ。しかし、“皇統”という語を拡大解釈的にではなく、規範的要件を踏まえて使おうとしていることは、理解できる。  

だが「皇統に属さない」ならば、そのような人物が婚姻を介さないで皇籍を取得したり、その子孫が即位する可能性を認めたりすることは、決して許容できないだろう。それは皇統の断絶、王朝交替に直結するからだ。』

 

(ケケ田氏の矛盾点を指摘してくださっています。

原文のママというところは確かにおかしいです。

現職の皇族ってなに?

そして高森氏のおっしゃる通り、皇統に属さない男系の男子なんて、問題外でしょ、何言ってるのでしょうね、お気は確か?)

 

そして、元長官の羽毛田氏のことも。

 

『「羽毛田氏は、安定的な皇位継承に向けた制度改正が進まない現状に『改正に向かって具体的な動きを起こすことは待ったなしだ』という強い危機感を示した」 「『皇室に女性がいなくなれば、女系に広げる選択肢はそもそも成り立たなくなる』として『今のうちから十分な論議を尽くして取りかかるべきだ』と国民的な議論を早急に進めるよう呼びかけた」という。

 

 

そうした事情を踏まえると、講演での羽毛田氏の発言は当然、お三方の合意を踏まえたものと考えなければならない。少なくとも、それに背くような発言はできないはずだ。そうであれば、女性天皇、女系天皇についてのお三方のお考えがどのようなものであるかは、おのずと察することができる。』

 

この方が「お三方の合意を踏まえた」とは考えにくいのでは、と思います。

なので、高森氏が「…ものと考えなければならない」と書かれているのは、🥗と🍵のお二人に申されているように個人的には思います。

それか、🥗が私たちは女性天皇に反対していませんよ、と本当はそうではないのに、あらかじめ(額賀議長によろしく頼みますと言っておいた関係上)表明させておいたのではないかなどと邪推しています。

マコ天を示唆しているかもしれません。

でも、高森氏はそこまでもわかった上で、あえて、私たちはこのように解釈していますよ、と念を押しているような気がします。

 

いずれにしても、国民からはまっとうな有識者を先頭にして、一丸となって🥗や🏺や男系男子派と闘っていきますよ。

 

 

ブーケ2ブーケ2ブーケ2ブーケ2ブーケ2ブーケ2ブーケ2ブーケ2

 

読者様が昨日魂を込めて書かれた陳情書をコメント欄で公開してくださったので、コメント欄を普段ご覧にならない方にも読んでいただきたく、紹介させていただきます。

頭が整理されて、何を書こうか考えている方の参考になればと思います。

また、思いが共有できて元気が出るかと思います。

 

 

”衆院議長 額賀 福志郎様

「ゆるがせにされたのはどなたか。」
5月20日に意見をご送付させていただいた者ですが、もう少し根源まで遡って考える必要性を感じ、テーマを変えて再送させていただきます。

2001年12月1日の敬宮愛子内親王殿下ご誕生時、私は大きな喜びと共に女帝の誕生を疑いませんでした。
これで日本もやっと世界の潮流に追いつき、皇室典範の憲法違反もなくなるだろうと明るい気持ちになったものです。
現在の8~9割にはとどかなくとも、かなりの国民の方も同じ気持ちでいらしたのではないでしょうか。
2004年末には高度の専門的知識を持たれた有識者の方々による「皇室典範に関する有識者会議」も設置され、法的整備も着々と進んで行くように見えました。
しかしご存知の通り、それは2006年2月、突然の紀子妃のご懐妊発表により、雲散霧消してしまいました。
何故このような妊娠初期に男児であることが判明したのかは謎ですが、3月に国会で審議される筈の法案は棚上げされてしまいました。
この法案は直系長子継承による皇室典範改正案で、現在これが国会で審議されてもなんら問題のない整合的で時代に合ったものであったと思います。
これが当時可決されていれば、現在すでに敬宮愛子内親王殿下の立太子が行われていたのではないでしょうか。

その後民主党野田政権下での女性宮家案も政権交代により潰え、上皇様の退位へと至りました。
当時の特例法では「安定的皇位継承を確保するための諸課題」、「女性宮家の創設」等を速やかに検討する旨の付帯決議がありましたが、それから徒に7年が経過しています。
そして小泉政権下とは全く方向性が異なる有識者会議が組織され、肝心の「安定的皇位継承を確保するための諸課題の検討」は棚上げにされ、秋篠宮、悠仁親王への皇統移動があたかも既成事実のように喧伝されています。

しかし本当にそれでよかったのでしょうか。
2006年新宮の男女の区別もわからないうちに取り下げられてしまった法案は、本当は悠仁親王の誕生とは関わりなく、成立すべきだったと考えています。
何故なら憲法に「皇位は世襲のものであって」とはっきり謳われ、これは直系長子を指すと思われるからです。
正に天皇の背中を見て育たれた方が、継承されるという意味で、これには無言の帝王教育も含まれていることは言うまでもありません。
成人なさった敬宮愛子内親王殿下のお姿にそれが象徴的に体現されているように思えてなりません。

これに対して悠仁親王は天皇家とは別の宮家の方、世襲の意味からは遠く、肝心な帝王教育を受けられた形跡も見えません。
秋篠宮様が自ら「帝王教育を受けていない。」と述べられているのですから、そのご子息にそれが伝わる筈はないのです。

ここに男系男子であればだれでもいいという論点は崩壊しているのではないでしょうか。
そして秋篠宮家では帝王教育は不可能であることは元より自明であったと考えられます。
するとこれは限りなく「皇位簒奪」に近い企てで、宮内庁長官までもが加担していたことに深い失望感を覚えます。
当然直系長子の内親王として、速やかに皇室典範が改正され、立太子されることが敬宮様の運命だった筈です。
「ゆるがせにされた」のは敬宮様の方でした。
そしてそれが、現在皇位継承問題として尾を引き紛糾を招いていることは見ての通りです。

まだ遅くはありません。
もう一度原点に立ち返り、世襲の意味、皇位継承の歴史、世界の潮流を議員の皆様が勉強なさってから、改めて議論に立ち戻っていただきたく思います。

その際、当然国民の総意が尊重されるべきことは言うまでもありません。”