先日の篠原さんと小田部教授の対談を聞き直しし始めましたが、一つ一つ理解していないと文字にできない感じなので、少し時間がかかりそうです。
まずは一個目の問いから。
現在開かれている通常国会で行われた岸田首相と野党側 の議論では、女系女性天皇をどう考えるかに関しても質問されました。
しかしながら 首相はそれには一切触れず、悠仁殿下までの皇位継承順位を揺るがせにしないと有識者会議報告でされたことを言うだけ。
まず何を議論・検討すべきか
悠仁さままでを変えないといっているが、果たしてお一人でいいのか、一人出来たからいいのか、次に男のお子さまが生まれなかったらどうするのか、不慮の事故にあったらどうするのか、と言うことを心配している。
愛子さまが皇位継承権を持った方がいいのではないか。
将来安定するのではないか。
それなのに、今までの議論は何だったんだろうと思うような、何も解決していないのに、要するに話し合いたくない、もうその頃我々いなくなっちゃうからいいんだよ、みたいな無責任さを感じる。
過去の皇位継承は全部男系だったというのも、26代の継体天皇もどうだったかわからない、すごい遠縁になっている。
王朝は断絶したんじゃないの、という説もある。
色々断絶があって傍系に流れることはあっても、五世はない。
五世は皇族としないという当時の御触れがあった。
五世以上を皇族としちゃうと膨大な数になってしまう。
当時継嗣令ってのがありまして
重要なところを抜粋
↓
天皇(女帝も含む)の兄弟・子を親王とし、五世孫までを王とすると規定しており、仮に六世以上の場合で王の名前であったとしても皇親には含まれないとしている。
先生の言葉に戻します。
継嗣令とは、皇室がどんな風に繋がって行くかってことですが、その中に男女の別がないんです。
その子供は真の王とする、女帝も同じって書いてある。
つまり男か女かって問うてないわけですよ。
その女帝の子供も親王とする、という風に書いてあるんです。
・・・・・
ここ重要!!!
勉強になりますね!
続き
↓
天皇の娘…内親王が結婚できるのは、四世王までと言っている。
五世になった王とは結婚できない。
つまりそうやって結婚した場合にできた子は(女帝・内親王からであっても)みんな男系なんです。
過去の元明天皇・元正天皇が女系継承・母から娘に継承したって言われるんですが、いや間に草壁王子という夫がいたと、これは天武天皇の子供じゃないか、男系じゃないかとかいう話になっちゃいますが、これはそうなんですよ。
当時の内親王は天皇の四世と結婚しなきゃならなかった、他と結婚できなかった。
だからそれは当然女帝の子供は男系になるわけですが、
全ての皇族が男系じゃない、四世までだ、五世を超えた男系ってのは天皇になってないんですよ。
男系男子って言葉はないんですよね、結婚相手は四世の王であることで女性だって即位できたんだから。
(故に男系とは四世までのことを言うらしいです。)
旧宮家の方は長男しか継げなかった。
次男以下はみんな出されちゃった。
戦後残っているのは四宮家しかいない。
他に残っているのは次男の家。
つまり、そういう次男以下の家までもが男系というのがおかしい。
旧宮家にこだわる意味がないということ。
男系男子を守ると言っても、そこから復帰させるというのが違っているということなんですね。
なるほどです。
この後はまたじっくり聞いてから書きますね。
取り急ぎここまででアップします。