光文書院さんから返信が来ました!

 

特定の意図はなかったと書かれています。

 

以下返信と、その前の私のメールの内容も載せます。

 

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このたびは、弊社漢字ドリルの使用例やイラストにつきましてご指摘をいただきありがとうございます。

漢字ドリルでは、少しでも多くの漢字や語彙を子どもたちに学んでもらう目的から、「皇」「后」「陛」という漢字を組み合わせた言葉を掲載し、その言葉の意味には弊社としての特定の意図は一切ございませんでした。
しかしながら、ご指摘いただきましたように、結果として特定の個人を連想させ、誤解を招く配慮の足りない紙面となっており、ご不快な思いをさせてしまったことは、大変申し訳なく、深くお詫び申し上げます。

また、現在発行済みの教材につきましては、訂正が難しいことをご理解賜れますと幸甚です。
ご要望に沿うことができず、誠に申し訳ございません。重ねてお詫び申し上げます。

頂きましたご指摘は真摯に受け止め、今後、制作する教材に関しては修正するとともに、十分に配慮してまいる所存でございます。

このたびは、貴重なご意見をお寄せいただきまして誠にありがとうございました。

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保護者ではありませんが、お問い合わせさせていただきますm(__)m

SNS等で貴社の小学6年生向けの漢字ドリルが話題になっています。
ことの発端は、小6生のお子さんを持つ方が、お子さんが貴社ドリルで漢字の練習をしている際に、声を出して読み上げながら書いているので気づいたそうです。
それは、じょうこうごう(上皇后)という言葉です。
ネット上では貴社のドリルのその部分を撮影したものが載っていました。
后という漢字を覚えるための項目ですね。
天皇と皇后
上皇后陛下

これを見て疑問に思ったのは、天皇と皇后 と本来陛下がつくところにはなく
上皇后のところにのみ陛下がついていることです。
これは何か意味があるのでしょうか。

今上陛下と皇后陛下には陛下はなく、引退されたそれも上皇様はなくて上皇后様だけを載せるということに、違和感を持ちました。
もちろんここでは后という字を学ぶのですから、后という字がある上皇后様のみを載せるのはわかります。
そうしたら、天皇陛下 皇后陛下 だけでよくはありませんか。

また、上皇后美智子さまを思わせるイラストがありますが、それをお使いになったのには何か意味がありますでしょうか。
特定の方を子供たちに印象付けようという意図はありませんよね。

上皇后という言葉は今回初めて使われた皇室の歴史上ない、いわば造語だそうです。
それをあえて今子供が覚える必要があるのかが疑問です。

しかもご丁寧にイラスト付きで。

ちなみに、ご参考までに他社の漢字ドリルには
天皇と皇后。皇后陛下 とあります。
熟語として、皇太后となっており、成り立ちとして、后の後ろ姿のイラストがあります。
こちらが本来子供が覚えるものではないでしょうか。

それで、できましたら、この項の訂正として、このドリルを使っている学校に対して、訂正のお知らせを送っていただけないか、一応希望としてお伝えします。
来年度からは正しく従来のように作っていただくことは言うまでもありません。

色々と書きましたが、どうぞよろしくお願いします。

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色々と思うところはありますが、一応表向き丁寧に返信をくださったので、これ以上は追及はしないつもりです。

しかし、特定の意図はないというのはおかしいですよね。

あったと思います。

でも、そうは言えませんよね。

 

今後JKGを特に子供たちに印象付けるようなことはしないと思うので、目的は達成したのかなと思います。

 

しかし、上皇后陛下って、小6のドリルに載せるの、やっぱりおかしいと思います。

特定の個人を連想させ、って 連想できるようにあのイラストですよ、見え見えでしょう。