先ず最初に、質問事項として
歴史上何代前から確認されているのか、です。
小田部教授は、「26代継体天皇から、そこからは繋がっているだろう」とのこと。
「その前は神話なので現実的につながっているとは考えにくい」
「神武天皇から万世一系と言っているが、学者が言うことじゃない、非科学的」
とピシャリとおっしゃるので、すごくすっきりします。
「Y染色体は見つかるか」
小田部教授「ここにきてY染色体などと言うので、それならDNA鑑定するべき。
Y染色体などと言ったことが藪蛇になった」
昔は不義の子があったが(まったく似ていないので伯父子?などと呼ばれて父親から虐められていたそうな。)でも、宮廷の中で起こっていることなので、昔でもあるし検証ができないので信じるしかなかった。そんなことを言うのはタブーだった。
(これは天皇になるのに染色体云々と面倒なことを言うのなら、そちらも鑑定をしてY染色体を証明すべき、みたいな意味でおっしゃっていたような。)
女性天皇はリリーフだったと言われていることについて。
推古天皇の例を出して
推古天皇は37年間在位されていた。
その時の皇太子は甥の聖徳太子で、推古天皇には息子がいたのに甥っ子にさせた。
そして聖徳太子が亡くなった後も在位し続けた。
なのでリリーフだとは考えにくい。
聖徳太子は皇太子としてよい仕事をされた方。
でも謎が多く学者の間では疑問があるのだそう。
他の女性天皇についても一つ一つ解説されています。
そして天皇として大きな仕事をしたのはむしろ女帝の時だったとおっしゃいました。
大化の改新、和同開珎、律令を作った、藤原京などなど、学校で習うことがすべて女性天皇のしたこと。
他に側室に関してもたくさんお話してくださっていました。
これはまた次回にでも書けたら。
先生早口なんです、聞き直してもよく聞き取れない。
でもね、なんていうか、パワーが入って来るんですよ。
おお!やっぱり女性天皇ってありなんじゃないか!って。
大きな確信が持てるような、これをもっと突き詰めて行ったら、典範改正にこぎつけられるぞ、という。
皆さんもどうか視聴されてパワーもらってください。