野球を知らない人の戯言 | lowverのブログ

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笑ってしまいました。

http://ameblo.jp/miumalovely/entry-11586614230.html
指名打者制ではないリーグであれば、試合の終盤に野手がベンチに下がって、その打順にピッチャーが入ることは普通にあることでしょう。終盤にピッチャーに打順が回ると代打を送るケースが多いですから、なるべく打順が回って来ず多くの回を投げられるように、打った直後の打者と交代になることはよくあることです。

ところが上記ブロガーの方は、ピッチャーより打力が劣っているから「ピッチャーに打順を奪われた」等と思っているようです。
「ピッチャーに打順を取られてベンチに引き下がるこんな爆笑させてくれる凄い打者は、今までみたことねーよ」とのことですから、おそらく野球というものをほとんど見たこともないのでしょう。

試しに氏が崇め奉っている大杉勝男や張本勲について調べてみました。
■大杉勝男
1980/10/10 広島vsヤクルト
1981/5/2 広島vsヤクルト

■張本勲
1976/6/23 巨人vs大洋
1976/7/6 巨人vs広島
1976/8/12 巨人vs阪神
1976/9/6 巨人vsヤクルト
1977/5/18 巨人vs大洋
1978/6/10 大洋vs巨人
1978/8/11 巨人vs大洋
1978/8/12 巨人vs大洋
1979/4/13 大洋vs巨人
1979/4/28 ヤクルトvs巨人
1979/5/16 巨人vs大洋
1979/6/21 大洋vs巨人
1979/9/5 阪神vs巨人

いかがでしょうか。
両者とも「ピッチャーに打順を奪われた」ことがあることがわかります。
張本に至っては13試合も「ピッチャーに打順を奪われ」ているのです。
網羅的に調べたわけではありませんので、実際にはもっと多くの試合で「ピッチャーに打順を奪われ」ているでしょう。

氏が崇め奉っているはずの選手ですら「ピッチャーに打順を取られてベンチに引き下が」っているのですが、氏は彼らに対しても爆笑し、凄いわけがないと吹聴するのでしょうか?
無知とは怖いものですね。