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渋谷で全速力で働く27歳のブログ

仕事は全速力、プライベートはゆるゆるな27歳男子がジェントルな30代を目指すためのブログです。

卒業式以来のことだった。

友人の三百刈に中大125周年記念の関連イベントで総合政策学部の総会・懇親会に行かないかと声をかけてもらった。

新宿から京王線に揺られ、多摩川を越え、多摩動物公園まで向かう。土曜日の夕方だけに多くの家族連れが動物園から帰り始めている。
駅から中大までは約15分。学生時代、数百回歩いた道路は、綺麗に舗装されていたが山道だけは変わらない。ひんやりとした空気。ボロボロの大きな看板はさらに色褪せている。息を切らしながら最後のトンネルをくぐると懐かしい景色が眼前に入る。
『ヒルトップ』と書かれた白い建物。4階にも及ぶ食堂である。マクドナルドの看板が見当たらないと思ったら潰れてしまってようだった。

校内は記念イベントの最中のよで人がまばらだった。きょろきょろしながら、11号館、総政棟に向かう。

通称3ロビに入ると一気に気持ちが緩む。青春時代の思い出が蘇る。

参加者は30人程度だった。周知があまりうまく行っていないらしい。現役生も3年生を中心に数人程度。ビッグサイトでの就職イベントとバッティングしておりそちらに流れているらしい。ただ、1期生の方も何人かいたので驚いた。もう立派に『おじさん』世代の風貌に。子連れの方もいた。

催しは2部構成。前半はキャリアカフェという現役生が社会人への質問会。
一応広告系で働いているためマスコミカテゴリに座っていると4期生でフジテレビで記者をやっている西村さんという方と知り合った。最近のトピックに関して話していると、一人の女子学生が。どうやら広告代理店志望らしい。最近、OB、OG訪問で現実を知り悩み始めているようだった。具体的なものはまだ描けていないものの、熱意は感じた。初対面の僕たちに物怖じもせず、どんどん質問をする。いかにも『総政らしい』学生だった。

後半は3ロビで立食式の懇親会。学部長の河野教授が不在のため早川教授がいた。挨拶でこう話す。『私たちの学部の理念は覚えていますか。いま、「統合知の実践」を掲げています。私たちは地球レベルの様々な事象をどんどん統合していきます』
スピーチは熱の入った素晴らしいものだった。

『政策と文化の融合』より一歩進んだらしい。

学部設立から17年。
学問の歩むスピードは、社会が変化するスピードに全然追いついていないように感じた。

23日土曜日。心地よい快晴。
東京都広告業組合主催の皇居マラソンに参加した。

20、30代男子10kmにエントリー。普段会社に行くより早く目覚め、9時前に受付を済ませた。軽くウォーミングアップをし、9時30分過ぎに号砲。
半蔵門近くの公園から半時計回りの道のり。スタートは軽快に先頭から20番くらいにつけていた。5分も過ぎるとたちまち息が上がる。人間の体は正直で、練習不足の者には手厳しい。

ズルズルと後退し、幾人にも抜かれる。心に誓っていたのは二つだけ。1、何があっても歩かない。2、絶対に後ろは振り向かない。体力はもちろんないので、あるとすれば気力だけ。
一周目は何一つ、余裕がなかった。ただ辛い30分。2週目に入ると呼吸が少しだけ慣れてきた。

顔を上げて、皇居を囲む石垣と水堀に目を向ける。ガチョウの群れが扇形や楕円形に陣を連ねる。剥き出しの石垣や水辺には斜めに木々がそびえていた。丸の内方面には中国人観光客の団体。修学旅行生らしき一行も。
賑やかな、清々しい土曜日の午前中。
次第に足にきていたけれど、歯を食いしばり、最後の国立近代美術館前の緩い坂道を掛け上がる。ギリギリ1時間以内でのゴール。
同僚の新卒の女の子はなんと4位で入賞。会社からの参加は僕を入れて4名だった。面目は保ったのだろうか。

お昼過ぎ。近くのインドカレー屋で反省会。昼からビール。ぐびぐび。
痛快なマラソンデビューだった。
会社近くのお好み焼き屋に同じグループのメンバーと呑みにいった。一個年上のたけちゃんは眼力があり熱い心を持っている。一個年下のぬっきーはかなりの童顔で、さわやかなイケメンだ。

今の自分たちのこと。
会社のこれから。
お互い好き放題、言い合った。たけちゃんは、グループ長に結構詰められていて、本日日中はかなりイライラしてた。
たまりたまったものもあり、グループ長にも言い返したらしい。かっこいい。

ぬっきーは若いのによく人を観察している。社内の情報にも詳しく、自分が知らないことをドコからか仕入れている。情報通の彼も、根はとっても素直。

僕はこのふたりがとても他人とは思えない。感覚が似ている。久々に同じ温度感を持った仲間たち。自然とやる気が湧いてくる。

周りからの評価を変えるチャンス。そんなときこそ、自分たちの存在意義を振り替えることもできる。会社をいまよりももっと良くしたい。自分がやらねばだれがやるくらいの気持ちは持っている。