野反湖キャンプ場の水場、便所は比較的新しい施設である。おまけに、とてもよく維持管理されている。
自分で撮るのを忘れたので、ネットで拾った人様の画像を使わせてもらうが
炊事場

便所

ゴミひとつない。ニオイもしない。ジメジメしていない。
この時期、虫もいない。
平日なら、人もいない。
ウッディなインテリア。高い天井。明るいハイサイドライト
タイル貼りの床はフラットで背中が痛くない。
とても快適である。
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野反湖キャンプ場の便所は寝室としても快適であった。

ついでにいえばリビングとしても全く問題ない。

多方面からの非難をあびながら、地方での重要な会議と称して、平日を絡めて、
閉所恐怖症のフライフィッシャーマンと、
火を熾すのが妙に上手いキャンプ初心者と、
相変わらず芯ありまくりの飯を炊いてる元閉所恐怖症の
オヤジ3人で野反湖に参りました。
まあ、そのなんといいますか。皆さんの怨念?
・・・っていうんですか?
とにかく、激しい雨と風と寒さに参ったわけですよ。
風はだんだん強くなりテントのポールが曲がる。曲がる。
山形にテンションを張って内部空間を確保するはずのポールが、深夜には波形にうねるようになり、顔をはたこうかという位置まで接近するにおよんで、とうとう我々はテントから逃げ出したわけです。
避難先は男子便所。
当初は一時しのぎのつもりが、あまりの快適さに、椅子まで持ち込んでしばし御歓談だったんだが、洗面台の下に足を突っ込んで横になってみたら、カラダがぴったり納まることが判明した。
寝るしかない。
シュラフに入ると、あのゴーゴーいってた風がウソのように遠くに聞こえ
天井は目一杯高くて圧迫感も閉鎖感も全くないし、
床はデコボコしてないし
夜中におしっこに起きてもすぐ近くに便所はあるし・・・っていうか中だし。
そうして私は寝覚めの良い朝を迎えたわけです。
振り返ると
寒風吹きすさび、雨ザーザーの、他に人のいない野反の炊事場で
閉所恐怖症のフライフィッシャーマンと、
火を熾すのが妙に上手いキャンプ初心者と、
相変わらず芯ありまくりの飯を炊いてる元閉所恐怖症の
オヤジ3人がですよ
嬉々として箱からおニューの鋳鉄ダッチオーブンを出して

その記念すべき初料理によりによってホットケーキを選び
それを鍋の底一杯に広げてしまい、ひっくり返す段になってハタと困り、
悪戦苦闘した結果、二つ折れの半熟ケーキができあがり

うまい、うまいと震えながら食べる姿は、涙なしには語れませんね。
まだある
もやしとエノキのスープが微妙だのうまいだの
あちあちといいながら、ちまちまナスの皮をむいたり
ピーマン入れた味噌汁に・・・だの
やっぱりステーキは網だの、フライパンだの

焚き付け用にもってきた、「炭火焼き」とか「ネギ間」とか書かれた使用済み焼き鳥用串を再利用して焼き鳥やって、やっぱ「炭火焼き」だなあ~なんてしみじみしたり
そばを食うのに、どうせ余るからと「○倍濃縮」じゃなくて、わざわざストレートのめんつゆにしたのに、あまりに寒いから温かい汁にしようとして湯を入れ、結局薄い汁で食べるハメになったり
オヤジがオジヤを作れば、卵をとじるのとじないの、
おまけに「梅干し忘れたあ~」と全員でうなだれたり
あ、カレーは文句なくうまかったなあ。
それにしても、火熾し上手のキャンプ初心者はウィスキーといい詰め替えたワインといい冷たくない紙コップといい準備が良かった。鯨の缶詰もヒット!!
じゃがいもとたまねぎのホイル焼きの存在を忘れては火を入れての繰り返しで

結局冷たくなって何回目かのヤツを食べた。これもうまかった。
まだある
閉所恐怖症コンビはフライフィッシングを堪能するためにキャンプ場到着後、いきなり2日分の遊漁券(1日千円)を購入し、おまけに欲張ってエサ釣りもしようとイクラも買っちゃって、あまりの寒さに2日トータルで竿を持ったのは30分程度でイクラはフタもあけず仕舞い。
ここでも、火熾し上手のキャンプ初心者は「オレは様子見てやる」といって遊漁券を購入しなかった。やるもんである。

とまあ、とっても辛くて、寒くて、濡れて、大変面白ろうございました。
ホントはこんなイメージで行きたかったんだが


野反湖見つめ何思う。

おしまい。次はいつどこで地方の重要な会議を行いますかね?