介護の現場では、


日常の繰り返しの中で見えなくなる事が多い。


自分達がしている事、


大切な言葉や思いを時として見失う事もある。


少しばかり前のことである。


私の父親は、がんを患い、


一年の闘病の末、青き空に浮かぶ魂となった。。。


何度も入退院を繰り返しながら、


病と正面から立ち向かい、


最期に男としての生き様を教えてくれた。


しかし、ずいぶんと生き急いだ人生である。


父が無くなる前日の事である。


病院の看護師さんが、


父の頭を洗面台で、洗ってくれた。


きれいになって何とも言えない程嬉しそうな顔をする父。


その頃既に介護の現場に入っていた自分であったが、


しかし、父は私の手ではなく、


看護師の手を必要とした。


男としてのこだわりなのか、


最期の心の拠り所としたのか。。。


それは、今となっては分らない。



※長くなったので、続きは明日に・・・