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 Let's Go! Forward!

   養子縁組した一姫二太郎の毎日

おジョーは小学校から中学校へ。

おボンは幼稚園から小学校へ。

 

セレモニー続きで準備に忙しくなってきました。

 

 

二人ともおめでとう!

 

 

╰(*´︶`*)╯♡

 

 

 

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周囲や他人へ養子のことを告知をするのか否か、なんて考えたりするのはやっぱりここが日本だからなのでしょう。

アメリカなどでは家族の形態も様々で、養子だって普通の家族として当たり前に受け入れられています。

年末に久しぶりに単身渡米した際、現地のスタッフと家族の話になりました。

仕事以外の場所で仕事仲間と飲んだりパーティーに参加しているとビジターの私はどうしても家族の話になります。

 

「子供が二人いるの」

 

現地の人たちとの話を聞いているだけではつまらないので、自分から切り出す時に使うのが家族ネタ。

ペットネタも出したいところですが、仕事モードになってしまうことがあるので、

お酒の場で私たちの仕事仲間はあまりペットの話はしません。

 

「へぇ、子供がいるのね。

いくつ?こうしてあなたが家にいないときはどうしているの?」

「写真持ってない?iPhone  に入ってない?見せて!」

初対面だったりあまりプライベートの話をしたことのない仕事が仲間とパーティーなどで話をする時には

どうしても使うネタとなります。

 

↓その時のホームパーティの様子。社長の家へ20人ほどのスタッフとその家族が集まりました!

 

その流れで、「二人共アダプトしたのよ。」とカミングアウトしても相手の反応は「ふーん。」とそんなものです。

そうよね。驚くこともないし、特別賞賛されることでもないし。せいぜい「よかったね。」と言われる程度です。

だから日本とアメリカの養子に対する違いも話してみました。みな興味津々です。

 

日本の場合、多くの人たちには養子に対する知識もなければ当然免疫がありません。

どんなものだか知らないが為にネガティブなことを思いそれが言動に出てくることがあるのです。

養子縁組をしたことを話すと「すごいね。えらいね」的な反応が来るか、

「そうなんだ。。。」と困惑した表情になるか、どちらかです。

他人の子を育ててえらい、と思われたり、

自身の子を産めなかったことに対して申し訳なく思われたり。

それでも養子縁組家族は確実に増えています。

そんな縁組をした多くの家族は縁組をえらいなんて思っていないし、

妊娠できなかった自らを不憫に思うこともないでしょう。

不妊治療の時こそ、授からない現実に嘆いたこともありますが、

ご縁をいただけたことにただただ感謝し、大切に我が子として育てているのです。

子供からたくさんの幸せをもらっています。

 

多くの日本人が聞き慣れていない養子縁組制度。

様々なネガティヴな反応に対応すべく子供が小さいうちは学校の先生方には今まで通り知らせておくつもりです。

 

これから6年間お世話になるおジョーの学校へスタート前の個人面談を希望申請をしていました。

申請と同時に提出する資料に養子について簡単に記入しておきました。

 

面談には、おジョーの受験時に面接官だった主任の先生と保健の先生の二人が個室で対応してくださいました。

こうした事前の個人面談では身体や知能のハンディキャップなどを話すケースが多いので保健の先生が同席します。

案内された椅子に着席するやいなやすぐに「笑顔の素敵なお嬢さんですね。」とお褒めの言葉をいただきました。

面接から1週間後の筆記試験の際におジョーから「先日は面接でありがとうございました。」と声をかけたことで好印象だったようです。

「ご希望の面談内容はお書きいただいていることでよろしかったでしょうか?」と質問されました。

その通りです。私が説明しておきたかったことは養子縁組についてです。

「実は、カクカクシカジカ・・・・。」と話を始めました。

テーブルを挟んで座っている先生方は笑顔でうなづきながら黙って聞いていました。

あまりに何もコメントも突っ込み(?)もないまま進むのでうっかりハハから先生方へ質問をしてしまいました。

「えっと、あまり聞かない話ですよね?我が家のように産まれて間もない状態で養子にやってくる子なんていないのではないでしょうか?」

すると先生は「え、、、、あ、、、はい。あ、でもそうでもないですが。」とあやふやなお返事でした。

何も話が膨らまないので、ハハの一方的な話ばかりとなりました。

すると保健の先生が「うちの姉が同じように子供を育てています。もともと施設で働いていて、今は施設をやめ、個人で施設から子供を数人迎え入れて養育しているんです。」と話をしてくれました。

「そうなんですね!きっと里親をされているんでしょうね。素敵です。我が家は里親ではなく完全に我が家子として迎え入れる養子縁組です。」

説明はしてみたものの、里子と養子の違いを知らない様子でした。

そうよね。私も世界へ飛び込む前はイマイチわかっていなかったもの。

 

ハハからの話がある程度終わったところで、主任の先生からこんなことを聞かれました。

「新学期が始まってすぐに保護者会があります。そこで他の父兄の皆さんに説明されますか?」

びっくりしすぎてすぐに返事ができませんでした。

そんなこと考えたこともありません。

一瞬、その選択肢をどうすべきか考えました。父兄全員にカミングアウト?

いや、それはないな。必要ない!ない!なぜ家庭の事情をそんな大勢の前で発表する必要がある!?

先生なりに配慮くださったご提案でしょうが、お断りしました。

 

 

ミッション系のお嬢様学校に入学するおジョー。

学校では毎朝お祈りと黙想からスタートします。

 

 

頑張れおジョー!!

 

 

(^∇^)

 

 

 

 

 

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4月からおジョーが通う中学では希望者のみ学校との個人面談を申請することが可能でした。

学校がスタートしてからも担任の先生と個人面談があるでしょうが、

その前にお話をしておいたほうがいいかと思い、善は急げ(?)と面談の申請をしておきました。

伝えておきたい内容はもちろん「養子」のことです。

 

養子縁組家族にとって子供本人への真実告知だけではなく、周囲(他人)への真実告知も課題の一つです。

他人への告知は必須ではないため、幼稚園や学校に伝えない家族も多いことでしょう。

我が家は近所にも知り合いにもオープンな上、子供達も普通にポジティブに捉えているため、

親が不在の子供だけのコミュニティーでは関係者(学校や先生)へ伝えることにしています。

いつどこで誰から養子に対するネガティブな意見や扱いを子供達自身が聞いたり受けたりするかわかりません。

まだ大人のサポートが必要な年齢の子供達だからこそ保護者としてその体制を整えておきたいのです。

子供自身の意思を無視して親がわざわざ他人に伝えなくてもいいのではないか、という意見があることも知っています。

わざわざ伝える必要のない状況でカミングアウトをすることはありません。

しかし養子であることを隠したいとネガティブに捉えるようになることは

自らの出自そのものをネガティブに思うことにつながるのではないかと思うのです。

それは一人の人間の基盤を崩しかねない自らの否定となり、言動の基礎に大きく影響すると思っています。

自立するまでの子供の考え方や言動の多くは保護者の思想に大きく影響を受けているでしょうから、

親がどんっと構えていればいいのだと、思います。養子ですけど普通です、と。

そして近い将来、親がいない場所で心ない言葉をぶつけられたり、周囲から奇異の目で見られた際に

強く構えられる子に育ってほしいな、と強く願っています。

まだまだマイノリティーに属する養子であるからこそ、周囲の反応に恐れ隠すのではなく、

こんな選択肢もあり、それでも幸せであることを知ってもらうため普通にしていればいいだと思うのです。

 

 

小学校は近所ということもあり、おジョーが養子であることをすでに保護者が知っているクラスメートがいました。

だからこそ毎年担任の先生にはしっかり説明をしてきました。

中学は電車で通う遠方にあるため、近所の子が同じ学校に入学しない限り黙っていれば養子であることは隠し通せます。

それでも今回も学校側にカミングアウトをすることを決めた理由は、

ますますしっかりしてきたおジョーのアイデンティティを尊重したかったからでした。

おジョーは自らが養子であることをとても普通に捉えています。

ハハと同様に隠すこともなく必要な時には「養子です。」と表現しています。

間も無く迎える思春期の6年間を同じ学校で同じ仲間と過ごす中、

自らの境遇に自信を持つこともまた逆に悩むこともあるでしょう。

養子というアイデンティティが思春期のおジョーの学校生活に間接的に影響を及ぼす可能性もゼロではありません。

思春期の様々な悩みなんてあって当然のことですが、おジョーの場合「養子」という点だけが他の子と共通しないのです。

思春期のおジョーに今のまま自らのバックグランドに自信を持っていてもらうには、

もう少し周囲の協力が必要な時も来るのかもしれません。

恐らく多くの先生方にとっても対応経験のない事例だからこそ事前に告知し知っておいていただきたいと思いました。

 

また以前この学校の学園祭へお邪魔した際、

展示パネルに妊娠出産について発表されたものがありました。

身体の仕組みや妊娠に至るまで、そして一人の命が生まれるまでの流れを学生がまとめ上げたパネルです。

「みんなお母さんのお腹から生まれた」と題した内容はとても深く、

性教育から命の誕生の神秘までしっかりと学生がまとめていました。

そしてパネル展示の最後は多くの学生の感謝の手紙でした。

母親への感謝の手紙です。そこには産んでくれたことへの感謝の言葉がたくさん綴られていました。

その時のおジョーは「私はママから生まれたんじゃないけどね!」とあっからかんとしていました。

しかしこの学校に入学し実際にこうした授業になった際、

おジョーはどのように感じ受け止めそして対応していくのでしょう。

クラスメートにも先生にも伝えずハハのお腹から生まれたことにしちゃう?

小学校の生い立ちの授業同様に先生には少し考慮していただく必要があると思っています。

 

 

申請して1週間後、個人面談の日程がきまりハハ一人で学校へ向かったのでした。

 

 

 

つづく。

 

 

 

 

 

 

 

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