大変ごぶさたしております。
親子共々、とても元気にしています
今年の4月からおジョーは高校2年生になり、おボンは小学5年生になります。
そんなに大きくなったなら手がかからなくなって、さぞ育児は楽になったでしょう、と思われがちですが、
なかなか毎日涙モノの苦戦を強いられております。
子供というのは、それぞれの年齢で手がかかります。
バブバブのベビー期は付きっきりでミルクやらオムツやら寝かしつけ。
幼少期になれば動き回る子供を追いかけ回し、益々エネルギーレベルが上がる我が子を汗だくでお世話する毎日。
就学すれば少しは楽になるだろうと思いきや、習い事の送り迎えやお勉強の監督。
そして親はさらに経済力が求められるようになってきますヒーー
2020年春、コロナ発生に伴い子供たちの学校も大人の仕事も制限がかかりました。
毎日の生活がガラリと変わり本当に困りました。
ハハ(←アタシ)の仕事は全国でのセミナー業なので、それが全てストップです。
なんとかオンラインで繋いでいたものの、仕事量は激減。
すぐに対応すべくカメラやマイクを準備して、youtubeを始めたり動画作成に励んだりしました。
2021年夏、なんとハハ(←アタシ)は人生初めての骨折
それも左足のひざから下の主となる腓骨と脛骨の2本をまとめて折る、というかなり重症なケガでした。
子供たちとアウトドアへ遊びに行っている時に発生した事故だったため、
遊んでいた施設から子供たちも一緒に救急車に乗って病院へ向かうという最悪な事態に。
そのままハハは当然入院&手術となり、3ヶ月間のリハビリ入院をしました。
コロナ禍で家族との面会は疎か、自身も入院病棟のフロアから全く外に出られない、
という過酷な入院生活でした。入院も初めてだし、仕事は無くなるし、すったもんだの数ヶ月でした。
今はだいぶ歩けるようになりましたが、まだ長時間の歩行が困難など不自由は若干残っています。
2022年夏、おジョーが念願の留学へ行ってしまいましたー
コロナで心配された留学計画でしたが、カナダが受け入れ可能となりカナダで高校1年生を迎えました。
初めての親離れ、子離れです。
出発までは寂しい気持ちもあったのですが、それより円安&ドル高がドーンとのしかかってきたのです。
そうでなくても、留学というのはびっくりするほどの費用がかかります。
そこへきてあり得ない円安となり、あれもこれも目ん玉飛び出る金額でした。
英語だってほとんど話せず全く知らない土地で知らない人と生活をし(ホストファミリー)、
お友達もいない環境で過ごすなんて15歳の子供には十分すぎるくらいの刺激です。
でも本人は「どうしても行きたい!」というのでその勇気とやる気を評価し行かせることにしたのです。
幼い頃から色々なところへ連れて行き、色々な人と接しさせてきたのが良かったのか、
おジョーは年齢関係なく誰とでもすぐに打ち解けることができます。
ハハの私より近所のおばちゃんたちと知り合いだったりするので驚くこともあるほどです。
そして何より「一人ぼっち」が苦手ではありません。
これ大事。
小学生の頃、お友達ができにくい時期がありました。そんな時でも休憩時間は図書館から借りてきた本を教室で1人熱心に読んでいたそうです。心配した先生が声をかけてくださるも、本人はケロッとしながら「大丈夫!」と答えていたと先生から教えてもらいました。
留学直後は当然すぐにはお友達ができないだろうから学校でのお昼時間は寂しい思いをしているのではないかとハハは心配していました。
向こうの学校は高校から全て選択科目なので日本のように朝からずっと一緒のクラスメートがいません。
お昼時間はそれぞれ好きな場所でランチをとるのですが、どうしているのか尋ねると
「ホストマザーが作ってくれたお弁当を食べてるよ。」
「誰と?」
「1人で食べてるよ!」相変わらずケロッと答えるおジョー。
今では仲良くなったさまざまな国のお友達と一緒にランチを食べているようです。
一人ぼっちの状況や他者と異なることに対して大きなストレスを感じないことはこれから生きていく上で大切なことだとハハは思っています。
満面の笑みでほぼ振り向くことすらせずに前だけを向いてカナダへ渡ったおジョーなので、
ホームシックってナニ?というほど、日本のことも家族のことも恋しくならないようです。
タノモシイかぎりだ
今は料金を気にせず世界中の誰とでも簡単にビデオ電話ができる便利な時代です。
それなのに、おジョーはほとんど連絡をしてきません。
先日珍しく連絡をして来たかと思ったら
「ママ、デビッドカードのお金が無くなりそうなんだけど。」
と、お金を送れ、でした。
まぁ、思春期の子供なんてこんなもんだな。
ハハはというと、おジョーがいなくなってさみしいという状態だったのは1日だけでした。
成田空港で見送りをした帰り、おボンと「お姉ちゃんいなくんて寂しいね。」としんみり。
おボンはシクシク泣き、お姉ちゃんのベッドで寝ていました。
しかしそんなしんみりしたのは当日だけ。翌日からは2人とも通常の生活に戻りました。
おジョーの早朝のお弁当作りがなくなり、洗濯物も食事を作る量も激減し、少し家事は楽になりましたが、
ハハの骨折後におジョーが手伝ってくれていた犬たちの散歩やコロナが落ち着いて来たことによる仕事回復など、
さみしさを感じるヒマさえない忙しさに戻りました。
身体が資本。
健康第一。
ハハ業も仕事も健康あってのこと。
毎日大事に過ごしていかないといけませんね。
左がおジョー、右は学校のお友達、だそうです。
時々届く近況報告と写真から楽しい毎日がうかがえます。
おジョーはこんな寒いところにいます。
また時間を見つけて更新します!
気長にお待ちください。
(╹◡╹)