省エネモードと夫婦が恋に落ちる方法 | 離婚と不倫がない幸せな結婚生活・夫婦コンサルタント伊藤敏恵の夫婦の心理学

省エネモードと夫婦が恋に落ちる方法

こんにちは。

夫婦コンサルタントの伊藤敏恵です。

 

4月30日(火)から5月3日(金)まで、休暇をいただきます。

 

多くのご夫婦の皆さんたちを拝見して私が感じることは、多くの男女の皆さんは結婚した後、

 

■配偶者に対して、省エネモードになる。

 

ということと、

 

■自分自身に対しても、省エネモードになる。

 

ということをおこなっていらっしゃいます。

 

『配偶者に対して省エネモードになる』とは、どういうことかというと、簡単に言ってしまえば、

 

●釣った魚には餌を与えない

 

というようなことです。

 

例えば、結婚する前、恋人同士だった頃は、相手に対して『特別なこと』をおこなってあげたり、相手に対して『ひと手間かけること』をおこなっていたはずなのに、

 

結婚した後は、恋人同士におこなっていたことを減らしてしまったり、無くしてしまったりします。

 

今、この記事を読んでくださっているあなたが既婚者である場合、ぜひ、あなたが結婚する前のことを思い出してみて下さい。

 

そして、あなたと配偶者がお付き合いをしていた当時に、あなたがあなたの配偶者におこなっていた『特別なこと』や『ひと手間かける何か』を思い出してみて下さい。

 

または、あなたの配偶者があなたにおこなってくれた『特別なこと』や『ひと手間かける何か』を思い出してみて下さい。

 

そして、今のあなたの結婚生活の中で、それらが、今もなお、続いているかどうかを考えてみて下さい。

 

おそらく、それらが無くなってしまった皆さんにおかれましては、自分の配偶者に対して、ときめく気持ちや、恋心という気持ちは、もう、すっかり、なくなっていらっしゃることでしょう。

 

私の夫は、結婚した後も、私に花束を贈ってくれます。特に、記念日ではない何もない日でも、花束をプレゼントしてくれます。

 

コロナ問題が発生する前までは、私は頻繁に飛行機に乗る機会がありまして、私がひとりで飛行機を利用する際、私の夫は必ずといっていいほど、私が到着する時間に空港に迎えに来てくれ、そして、到着ゲートで、大きな花束を持って、私を待っていてくれました。

 

●空港で花束を持って女性を待っている男性

 

これを聞いて、もしもあなたが男性である場合、あなたはこのことについてどう感じますか?

 

キザな男だ...とか、そんなこと恥ずかしくてできない...そんなことするなんて面倒くさい...などを感じますか?

 

もしもあなたが女性だったら、『空港で花束を持ってあなたを待っている男性』に対して、あなたはどう感じますか?

 

女性の中には、『花より団子』タイプの方たちもいらっしゃると思いますので、そのタイプの皆さんにとっては、男性から花束をいただいても大きな喜びを感じない可能性もありますが、

 

『男性から花束をいただく』という行為は、女性ならではの特権ですので、私個人的には、男性からの花束は喜んで受け取っていただいた方がよろしいかとは思います。

 

また、そのような行為を女性に向けてできる男性の方が、男性としての魅力が高まることでしょう。

 

こちらの記事でもお話させていただきましたが、男女というのは、

 

(1)生活面に関する『義務的なこと』

(2)生きていくために必要で、現実的に対応しなければいけない問題

 

これらだけに集中する生活をしていると、夫婦の愛は無くなりますし、夫婦のときめきや恋心もなくなるのです。

 

その結果、夫婦のどちらか、あるいは、夫婦の両方が、別の異性との『ときめき』や『恋心』を求めて、不倫をするようになるのです。

 

省エネモードを止め、お互いに相手に対して、ひと手間かけることを意図的におこなっていくことによって、夫婦は再び、恋に落ちることも可能なのです。

 

しかし、『生活面』に関することだけをおこなっていると、夫婦の愛は冷めます。
 
このことについては、私の書籍の中で詳しくお話していますので、まだ、ご覧になっていらっしゃらない方は、ぜひ、ご覧になってみて下さい。(ダウンロード版・E-BOOOKですのでご購入後、すぐにお読みいただけます。)

 

こちらの書籍の中では、夫婦関係を壊す原因『10のリレーションシップ・キラー』についても詳しくお話しています。

 

『自分自身に対しても、省エネモードになる』とは、どのようなことをかといいますと、簡単に言ってしまうと、

 

●自分自身のケアを怠る。

 

ということになります。

 

例えば、男性の場合でも、女性の場合でも、配偶者の前で楽過ぎるファッションをしたり、お休みの日は、家の中で一日中、パジャマ姿やスエットスーツ姿でいたり、清潔感が感じられるための身体のケアを怠ったり、

 

あるいは、自分が住んでいるお家やお部屋の整理整頓やお掃除をしなかったり、生活環境がや生活スタイルが乱れてしまう状態になってしまう方たちも一定数、いらっしゃると思います。

 

そのような状態を続けている男性は、女性の目から見たら、まったく魅力的ではありませんし、また、そのような状態を続けている女性は、男性の目から見たら、まったく魅力的ではないのです。

 

『自分自身のケアを怠るようになると、他者からも大切に扱われなくなる』という法則があります。

 

自分自身を大切にするからこそ、私たちは他者を大切にする気持ちの余裕も生まれます。

 

自分自身のケアには、

 

(1)食事をきちんと摂り、栄養をきちんと摂る。

(2)睡眠をきちんと摂る。

(3)適度な運動やエクササイズをする。

(4)身体のケアをする。

(5)自分自身が向上できる何かを学ぶ。

(6)自分自身がリラックスできる何かをおこなう。

(7)自分自身が少しでも楽しいと感じることをおこなう。

(8)オシャレをする。

 

などといったことがあります。

 

これらをきちんとおこない、継続していくことによって、私たちは自分たちの『メンタル面』と『肉体面』の安定を作ることができるようになります。

 

ぜひ、皆さんも、省エネモードから抜け出していただき、配偶者が『一緒にいたい!』と思ってくれるような人になって下さい。

 

夫婦コンサルタント

伊藤敏恵

 

 
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