壊れる最期の瞬間まで待たないでください
こんにちは。
夫婦コンサルタントの伊藤敏恵です。
私がよく感じることの中のひとつに、
『もっと、早くにご連絡をくれたら、まだ、修復できる可能性があったのに...』
というのがあります。
私は、毎日、数多くの皆さんからご夫婦関係修復のためのご相談をいただくのですが、
最近の傾向といたしましては、『限界まで待っている』という方たちが増えているように思えます。
この『限界まで待っている』というのは、夫婦関係の修復ができる可能性がかなり低い、という限界点まで達してしまっている状態という意味です。
ご夫婦関係が悪い状態が続いているのにも関わらず、なんとなく、毎日を過ごしてしまい、気がついたら、かなり手遅れに近い状態になっていたり...
ご夫婦関係の修復をする必要があると思っていても、このまま、静かにやり過ごしていれば、なんとかなるかもしれないと思っていたり...
ご主人から離婚を迫られていても、居心地のいい家を作って家事を頑張っていれば、そのうち、ご主人の気持ちが変わるかもしれないと思っていたり...
ご主人がもう「愛していない。気持ちはない。」と言っているのにも関わらず、自分の方からは「愛しているから別れたくない。」「愛しているから一緒にいたい。」といったような一方的な愛情表現をしていたり...
そして、ご主人からは「そういうのはもうやめて欲しい。」とか「そんなことを言われても自分の気持ちはもう変わらないから。」と、言われてしまう。
そんな状態で、しばらくの間、現実を見ることを避けていると、ある日、突然、ご主人から『最後通告』されてしまい、そのときになって、慌てふためいて、急に、
「本当に修復のために頑張らないと、夫に去られてしまう!」
「今の状況をなんとかしないと、夫から離婚されてしまう!」
と思い、自分たち夫婦が、それくらい危険な夫婦関係のレベルの状態になっていることにはじめて気づく。
そして「もっと、早くに修復のためにできることをするべきだった...」とおっしゃる方たちが、残念ながら非常に多いのです。
私は修復のための手立てを、かなり多く知っておりますが、それでも限界はあります。
すべての人の夫婦関係を救えるわけではありません。
私たち人間というのは、何らかの『緊急事態』を感じなければ、行動をしない生き物です。
でも、夫婦関係の修復に限っては『緊急事態』まで待ってしまっては、手遅れの場合が多いのです。
どうぞ、緊急事態という状態の夫婦関係になるまで待たないください。
緊急事態になったら、あなたがどんなに修復を願っても、修復の手立ては本当になくなります。
■こちらは離婚宣言されている方向けです。
夫婦コンサルタント
伊藤敏恵
◆男性が愛したくなるトロフィーワイフプログラム
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◆感情のコントロール&バウンドリープログラム