本日は神戸新聞杯の考察です。 

 

阪神競馬場・芝2400mで行われる菊花賞のトライアルレースですが、今年は中京競馬場で行われます。

 

3着までに入線すれば優先出走権が与えられます。

 

2000年から京都新聞杯がダービートライアルとなり春開催になってからは、関西の菊花賞トライアルレースはこのレースだけとなりました。

 

2007年からは芝2400mに変更され、実力馬が能力どおりの結果を残すようになってきています。

 

データ的にも顕著に表れていて、2007年以降の17年間、連対34頭中前走が日本ダービーだった馬が25頭です。

 

ダービー3着以内にかぎっては17頭、つまりほぼダービー上位馬が出走してくれば連対する、ということです。

 

さらに前走ダービー組の勝ち馬は17年で15頭、5着以内馬は一昨年のダービー9着だったジャスティンパレスと昨年のダービー11着のサトノグランツを除く13頭です。

 

しかし、ジャスティンパレスは2歳GⅠで連対経験があり、サトノグランツは京都新聞杯を勝っていて、能力的にはひけはとらなかったとみます。

 

ちなみにダービー馬に関しては、出走8頭で6勝2着1回とほぼパーフェクトに近いですが、2021年4着だったシャフリヤールは不良馬場ということで例外といってもいいでしょう。

 

今回ダービー馬の出走はありませんが、ダービー組、しかも5着以内馬が出走してくればチャンスは大きくなります。

 

さらに付け加えるならばダービー桁着順でGⅠ3着以内の実績があった馬にしますが、今回は該当馬はいません。

 

そういうことで、ダービー二桁着順でも、重賞勝ち、またはGⅠ連対経験ありにしぼります。

 

今年の該当馬は、ジューンテイク、ビザンチンドリーム、メイショウタバル、の3頭です。

 

前走ダービー組以外としては、前走芝1800m以上の重賞で4着以内か芝2000m以上2勝クラスで勝った馬になります。

 

今年の該当馬は、ウエストナウ、オールセインツ、メリオ―レム、の3頭です。

 

結果、データ上残ったのは、上記6頭です。

 

今回注目は、ジューンテイクです。

 

京都新聞杯の勝ち馬ですが、実は中京競馬場で2戦2勝と相性がいいです。

 

朝日杯フューチュリティS4着とGⅠでも実績があります。

 

ローズS勝ち馬と同じキズナ産駒ですから、ここも注目です。

 

 

 

神戸新聞杯ガチャピン菊花賞