本日は宝塚記念の考察・２日目です。
阪神競馬場・芝２２００ｍで行われるファン投票で出走馬を決定する夏のグランプリレースですが、今年は京都競馬場で行われます。
昨日残ったのは、ジャスティンパレス、ソールオリエンス、ドウデュース、ブローザホーン、ベラジオオペラ、ローシャムパーク、の６頭です。
このなかで注目は、ドウデュースです。
言わずと知れた、昨年の有馬記念の勝ち馬であり、一昨年のダービー馬です。
昨年世界最強に認定されたイクイノックスに勝った２頭のうちの１頭でもあります。
明け４歳になった昨年は京都記念を快勝して勇躍臨んだドバイでまさかの故障発生で出走しませんでした。
復帰した秋の天皇賞では、イクイノックスの後塵を拝し、ジャパンカップでも２頭の牝馬に先着されました。
もう、終わりかな、と思われた有馬記念で復活、ダービー馬ここにあり、を印象付けてくれました。
５歳世代はイクイノックスに代表されるように、近年の最強世代といっていいでしょう。
その代表格、というか、２強のうちの１頭だったわけですから、ファン投票１位もうなづけます。
今回の宝塚記念も圧倒的１番人気になるでしょう。
しかし、まったく不安がないわけではありません。
過去の成績をみると、わりと休み明けで取りこぼしがあります。
ダービーも有馬記念も休み明け３戦目でした。
もちろん、最初から最高潮に仕上げないし、目標が先であれば陣営としては尚更です。
あと京都競馬場が初めてであること、ハーツクライ、またはハーツクライ産駒の京都競馬場でのGⅠ成績があまり芳しくないこと、などなど、いろいろと重箱の隅を突けば出てきます。
ともあれ、今回の中心であることは間違いありません。
まずは、どんなレースをするのか、注目したいものです。
宝塚記念
夏期グランプリ