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細部へのこだわり日本映画史に大きな足跡
という記事です。「ゴジラ」をはじめとす
る怪獣映画の特殊撮影などを手掛け、日本
の映画史に大きな足跡を残した特撮美術監

督、井上泰幸(1922~2012年)の生誕100年を
記念した企画展では、実際の建物を正確に
再現したミニチュアセットなど、緻密な仕
事ぶりに触れることができる。井上の仕事

の特徴は細部へのこだわりがある。完成し
たミニチュアセットは圧倒的存在感を誇る
ことを可能にしたのが徹底的な事前の現地
調査した井上は福岡県古賀市出身である。

戦時中、軍需工場で兵器の図面を引く仕事
をし、戦地に赴いた際に敵の攻撃を受けて
左足を失った。戦後は家具を作りながら学

んだ後、日大芸術学部へ行った、卒業前か
ら映画撮影所で働いて「ゴジラ」に関わっ
たことをきっかけに、特撮のパイオニアと
いわれる円谷英二の下、多くの作品を世に

だして映像文化を支えた。代表作となった
「空の大怪獣ラドン」(1956年)では、福岡
の市街地のミニチュアが作られ、建物の
瓦が次々と吹き飛ばれ、柱などの内部が

あらわになって崩れていく迫力のシーンが
印象的だが、今回の展示用に井上から学ん
で、共に仕事をしてきた三池敏夫氏の監修
でセットが再現された。(2022.6.3記事)




 *2022.6.26(日)*
チューリップ紫「人のために尽くす」のは人間の美徳チューリップ紫
            ~link癒~