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日本人の主食である米の消費は年々、低下
しており、1000万トン台。農家の高齢化も
加わり、耕作放棄地も増え、2018年度の
食料自給率(カロリーベース)はわずか37%

主要先進国の中では最も低い数字で、今を
生きる私たちは、未来の世代がしっかりと
した食料基盤をもって生きてほしいと願う
生きた農業遺産を世界へ 未来へという記

事です。多くの市民団体が、清掃活動や桜
並木を守る活などを自主的に行い、現代に
生きるかんがい排水施設群を「地域の宝」
として、市民が長年守り通している。

「倉安川.百間川かんがい排水施設群」を
はじめ、日本各地のかんがい施設が世界
かんがい施設遺産に登録されることが、

一人でも多く農業の大切さや水田の素晴らし
さを認識するきっかけになればと願う。生き
る根本の土台である農業を、次の世代へと
つなげていく使命を自覚をしてほしい。

世界かんがい施設遺産への申請は官主導で
はなく、民間団体が中心となり進め、国内
委員会の審査に合格し、昨年の第70回国際
執行理事会で正式に認定.登録された。

日本というこの狭い国土の中に「39」もの
世界かんがい施設遺産があるのは、厳しい
自然条件の中で先人たちが知恵と技術を
発揮し、米作りをはじめとする食料生産を

いかに効率的にかつ効果的に実現してきた
かという証にほかならない。蒼海を豊穣の
大地に変えた「倉安川.百間川かんがい排水

施設群」に象徴されるように水を生かし、 
水を制することが一番のポイントで、水を
活かし、水を制した所が人を 活かすこと
ができるのは、日本共通の方程式である。
つづく         (2020.4.2記事)





 ▪2020.4.4(土)▪
黄色い花人生の価値は進むスピードではなく
歩み続けたかどうかで決まる黄色い花
      ~link 癒~