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流氷研究国際都市を目指す紋別市主催の
シンポジウムは、「オホーツク海と流氷」
をテーマにした国際会議、第35回北方圏
国際シンポジウム2月16日から19日までの
4日間、北海道紋別市で開催された。北方
圏シンポジウム行うという記事です。一つ
の地方自治体が毎年、国際会議を行うのは
珍しい。開会式では、宇宙飛行士の毛利衛
さんと南極地域観測隊の一員として雪氷観
測をした保科優さんが登壇し、「極限環境
から『生活』をみつめる」と題して宇宙と
南極という二つの極限環境の特徴や、極限
環境下での衣食住を、スライドを使いなが
ら紹介したその際、毛利さんは国際宇宙ス
テーション内の温度は太陽などの“外から
入ってくる熱“と搭載機器などの、“ステー
ション“内で発生する“熱“の総量と宇宙ステ
ーションから宇宙空間に放出する熱のバラ
ンスで決まることを説明した。世界の海の
10%を覆う流氷は、地球の熱的バランスの
一翼を担う。国際宇宙ステーションを地球
に置き換えれば、今の地球は温室効果ガス
の増加などで地球の熱が宇宙に放出されに
くく、平均気温が上昇している状態であり
地球の将来のためにもバランスの重要性を
訴えた。17日からは、「極域の気候.環境」
「雪氷と暮らし」などをテーマにした学術
分科会がスタートした。オホーツク圏はも
もちろん世界の極地関係者らが集い、地球
温暖化の影響による環境問題や極東アジア
と欧州を結ぶ北極海航路に関する報告などが
行われた。ほか「オホーツク海洋環境保全
セミナー」「オホーツク地域の暴風雪を考え
る」などと題した市民公開講座をはじめ、
子ども流氷シンポジウムや北方国際写真展
等が開かれた。 (2020.3.3記事)
~link 癒~