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2013年には息子のタミーに譲位した。石油
や天然ガスの枯渇後を見据えて、急速な観
光開発を進める。石油と観光と-ペルシャ湾
の半島国家 カタール国という記事です。
ペルシャ湾西岸は、第１次世界大戦までオ
スマントルコの勢力が及び、イスラムの首
長たちが納めていた。しかし、戦後は英国
の保護領となる。カタール国はアラビア半
島の東部、ペルシャ湾に突き出た、紀伊半
島よりやや小さな半島国家。国土の大半に
は、岩と砂丘が連なり、緯度的には台湾北
端に当たり、亜熱帯高圧帯下にある。ドー
バーの巨大なビル群や観光施設の建設には
主にインド、パキスタン、フィリピンから
の出稼ぎ労働者が従事している。定住する
者も多く、人口270万を越えるこの国は一
種の多民族国家となっている。第２次世界
大戦後、付近の首長国を集めた連邦への
参加が取り沙汰されたが、豊かな石油や天
然ガスを背景に1971年に独立し、翌年、
開明君主のハリファ首長が無血クーデター
により政権を握ると、油田の国有化をはじ
め、近代化政策を精力的に推進したその後、
皇太子ハマドが首長となり、女性の選挙権
を認めるなど民主化を進める。息子のタミ
ームに譲位した2013年には、石油や天然ガ
スの枯渇後を見据えて、急速な観光開発が
進む、一方、地方の集落は主に海に面して
おり、伝統的な生活様式も見られるが、こ
れもまた観光資源に。
(2019.11.26記事)
▪2020.3.19(木)▪
真理は太陽、嘘は仮面 ～link 癒～