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ケニア、ウガンダ、タンザニアにまたがる
ビクトリア湖は、淡水湖としては世界で
最も豊かな水産資源を誇るアフリカ最大の
湖。だがこの湖は今、人知れず静かに
「破壊」されつつある。美しくて豊かな
淡水湖を壊す負のスパイラルという記事
です。「何か大胆な手を打たなければ
あと50年でビクトリア湖は死ぬことに
なる。」湖に面するケニア.キスム郡の
知事は、そう警告した。ビクトリア湖は、
淡水湖として世界で最も豊かな水産資源を
誇るアフリカ最大の湖。地元の人々も湖の
変化には気付いてるが、この負のスパイラ
ルを止めるための「大胆な」解決策はまだ
見えない。その恵みは周辺に暮らす何千万
という人々、(その多くは貧困層)の生活を
支えてきたが。湖が静かに「破壊」されつ
つある原因はいくつもある。地球温暖化に
よる水位の変化や大型の嵐の増加、漁業に
大打撃を与えており、乱獲と密漁が生態系
を脅かしている。逆に厳し過ぎる取り締ま
りは漁獲高を減少させた。水面は異常繁殖
した水草や藻に覆われ、岸辺の砂は地形が
変わるほど削られ、売られていった。湖岸
では急激かつ無計画な都市化が進み、大量
の排水が湖水を汚染しており、湖に流れ込
む水のフィルターの役割となる湿地帯も、
開発で激変。環境の悪化は貧困を拡大させ、
貧困の中で生きるための営みが結果的に
環境をさらに悪化させる。この負のスパイ
ラルを止めるための「大胆な」解決策は
まだ見えない。 (2019.10月記事)
▪2019.10.30(木)▪
人生とは、みずから志し、みずから努力し、
みずから勝ちとるものである
～link 癒～