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南米アルゼンチンの南東端、あと少しで
南極圏という冷たい海にイギリス領の島
が浮かんでいる。
数千人の住民が60万頭の羊を飼い、100羽
のペンギンを守って暮らして来たフォーク
ランド諸島。






ペンギンの生息地を守る資金はイギリス
本国ではなくE U  が拠出している。
予定どおり来年3月にE U を離脱したとし
て、その後イギリスがペンギン保護の費用
を負担してくれるのか?フォークランド
が英領である限り、イギリスは世界最大の
ペンギン大国。自国にすむ100万生存権を
守る責任がある。
現状、フォークランドはE U 加盟国海外領
における野生物.生態系の保護を目的とする
特別基金から年間約600万ユーロの拠出
を受けている。それでペンギンの生活圏を
守り行き来する漁船の垂れ流す油にまみれ
たペンギンの体を洗う費用を賄っている状
況。だが離縁となればE U のお金は頼れな
くなる。







E U の補助金が途絶えれば、各種NGO に
よる「重要な研究や自然保護の取り組み
」も続けられない。イギリス政府は資金
の肩代わりを約束しているが、イギリスの
保守党政権は財政赤字の削減を最優先し、
厳しい緊縮政策を敷いているおかげで福祉
や公共サービスの予算は減る一方で、本国
でさえ多くの自治体が図書館や公園などの
維持に苦労している。現状より減額される
のではないかという「深刻な懸念」がある




離脱期限は来年の3月
E U 本部との離脱交渉は思うように進んで
おらず、合意なしの離脱という最悪の事態
を招きかねない。そうなれば食料や燃料、
医薬品の供給にも不安が生じ、通貨ポンド
は下落、イギリス経済全体が落ち込み、
混乱は必至だろう。
もしもE U との間で関税が復活すれば、
フォークランドの主要輸出品である食肉30
%、イカなどの水産物で16%の売り上げ減少
が見込まれる。プレグジット(イギリスE U
 離脱)のせいでペンギンの生存が危ぶまれて
いる。







はな現在は未来を創造する起点はな