私はひとりじゃないKARA EP.8レビュー(その1) | ありさんのブログ

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私はひとりじゃないKARA EP.8のレビューをしたいと思います。

動画は再掲します。

 

 

EP.7のパーティーの続きになります。

EP.7で謎の箱の中にはメンバーが韓国出国前にKARAならではの想い出の品を詰め込んでいました。

 

 

そして箱を開けて公開することに...

 

最初に選んだ箱はギュリが詰め込んだものでした。

箱の中からはギュリが日本でメンバーみんなと行動しないでずっとひとりで行動していた時に何をしていたのか、いわば思春期のギュリの記録帳が出てきました。

 

 

ジヨンが「お姉さんこれいつ作ったの?」と尋ねると、ギュリは10年前(2013年)と答えます。

 

 

2013年といえば、1月6日に東京ドーム公演を行い、10月には2nd KARASIAが開催された絶頂期といっても過言ではない頃の記録です。

内容を紹介すると...

初めてのフィルムカメラの想い出

 

 

ギュリらしくない可愛いらしい写真(笑)

 

 

その次に夜に撮影した木の写真がありました。

脇に文章が添えられています。

「自由が丘のラビータに夜遅く訪問したらお店たちが閉まっていて照明もひとつも無く見上げた木、郵便で得た」の「お店たちが(가게들은)」の擬人表現にスンヨンとジヨンが食いついて恥ずかしいと大笑い。ニコルも「うわはははは」と大笑いです。

 

 

ヨンジはギュリに「お姉さんサイワールドですか?」

※サイワールドは韓国のSNSで一度潰れたが復活しました。そのため過去の恥ずかしい画像データが残って閲覧できるためパンドラの箱とも呼ばれています。

 

 

ギュリは恥ずかしくてこんな感じです。

 

 

そしてジヨンがもうひとつ面白いものを見つけます。

 

 

高架下を歩いているような写真に添えられた文章が...

 

北出口と
南出口..
道を歩く
迷った

 

 

迷ったんかーい(笑)

 

 

ジヨン「お姉さん、ひとりで何しているのかと思ったら、こんなことしてたの!(笑)」
 

 

スカイツリーの写真には

 

高いところは怖い..
見上げるだけで息が詰まるような
天望台には上がらなかった

 

 

上がってないんかーい!(笑)

 

爆笑するメンバーに、10年前だと言い訳するギュリ

 

 

ギュリは日本に来て単独行動はするものの、肝心なところで迷ったり目的地まで行かなかったりしていたようです(笑)

 

そんな中2013年KARASIAの集合写真もありました。

 

 

色んな意味でギュリの10年前が詰まった記録帳ですね!

ふとジヨンがヨンジに「10年前は何をしていたの?」と尋ねます。10年前にヨンジはまだKARAメンバーではありませんでしたから...

 

 

するとギュリが「ヨンジ生まれていたか?」と言いますが、ジヨンと同い年ですから生まれてない訳がありません(笑)

 

 

当時ヨンジはDSPで練習生でした。

 

ここで記録帳1冊目が終わり、ギュリが「あなたたちが見たら本当に驚く、ごめんね、これはヨンジが知らない時だけど...」と前置きしてギュリが本のようなものを取り出すと...

 

 

スンヨンは思わず手で顔を覆って泣きそうになります。

スンヨン「あれはとても大切だった、(ニコル)あなたこれ覚えてないの?」

 

 

ギュリが2枚ほどページをめくるとニコルも思い出したようで「ああああ」と叫びます。

 

 

スンヨン「小銭を入れてあって、これでご飯を食べたよ~!」

 

 

この本はファンからのプレゼントで、丸い部分にお金が入っていました。スンヨンは経済的に苦しい時、この手帳のお金を使って食べ物を買っていたことを思い出して泣きそうになったのです。

 

ギュリは「私が宿舎に一番最後までいたから、この本を私が持っていたんだ」と話し、スンヨンは懐かしく家族に会うように本をしげしげと眺めはじめます。

 

 

中にはこんなメッセージが書いてあります。

 

この本はFood Note と困難な事に代わるものです。

美味しいものを食べたいときに有効に使ってね

今回は200個しかない

今度800個を満たしてあげるよ

1泊2日の旅行でたくさん姿を見せられなかったから

それでも面白かったよ

from 카카키키

 

 

スンヨンはこの本がいつもリビングのTVのそばにあったことも覚えています。

 

 

この本が無かったら、今KARAがあったかどうか判らないほど大切なものです。

ヨンジ「でも残さずに(お金を)全部使いましたね」

ニコル「(笑)」

ヨンジのツッコミは冴えわたっています。

 

 

スンヨン「最後はギュリが(お金を)使ったんだよ」

ギュリ「違うよ~嘘じゃなくて本当にひとつも(お金は)残っていなかった!」

 

 

ジヨンはあまり記憶に残っていないようですが、ギュリとスンヨンとニコルは駐車場や工事現場でファンミーティングをして生計型アイドルと呼ばれていた頃を鮮明に思い出したようです。

スンヨン「キンパ定食を食べるのがどれほど待ち遠しかったか」

ニコル「チーズ豚カツを食べる人が勝者だった」

ギュリ「アイスクリームを注文したら、まだ食べてないのに落ちて泣いたの...」

生計型アイドルのエピソードですね。

 

 

先日、スンヨンが日本ファンミで人生の最後に食べたいと思う料理として「韓国式豚カツ」を挙げていましたが、もしかしたら生計型アイドル時代の憧れだったのかもしれませんね...

 

そして乾杯!

 

 

次の箱はスンヨンの詰めた箱です。

 

 

スンヨンは「これが全員の想い出になるかどうかは判りませんが...」と前置きして最初に取り出したのはメモ帳に書いた手紙でした。

 

 

手紙にはこのように書いてあります。

 

スンヨンお姉さんお疲れさまでした

はるなさんのパーティーも楽しかったのに一緒にできなくて残念だね、お疲れさまでした。

このシフォンケーキはるなさんが買ってくれました

お姉さんが食べるために持って来たんでしょう

韓国に気をつけて行って来たね

ーもちー

 

この手紙を読んで手紙の主が「もち」とひらがなで書いてあるので、ギュリは「日本のファン?」と推測しますが、スンヨンが明かした手紙の主はジヨンでした。

 

 

当時ジヨンのあだ名は「もち」だったようです。

 

 

ニコルは「話し方がジヨンみたいだった」と手紙の文章を見て感じ、ギュリも日本のファンにしては韓国語が上手だと思っていたようです。

 

 

そしてスンヨンがこの手紙を今まで残していた理由は、この手紙がメンバーから初めてもらった手紙だということも明かします。

 

 

当時KARAは韓国と日本の活動を並行していた時代で、スンヨンだけ韓国にレギュラー番組があったため両国間を行ったり来たりしていました。この手紙はスケジュールの後、ホテルの前でスンヨンを迎えた手紙だそうです。

ここでいうレギュラー番組というのは、おそらくSBSの番組「TV動物農場(TV동물농장)」の事だと思います。

 

このジヨンの手紙は韓国出国前にスンヨンが一番に用意したそうです。それだけ思い出深い手紙という事ですね!

 

 

後にジヨンは「本当に些細な事なのに、それをひとつひとつ全部保管しているスンヨンお姉さんがすごく可愛くて、その気持ちが分かるような気もするけど、もっとたくさん表現してくれればよかったのに...」と話しています。

 

 

そして次にスンヨンが箱の中から取り出したのは、歌詞が書いてある紙です。

 

 

この歌詞を書いた紙には多くのメモが記入されていて、練習で色々と試行錯誤した痕跡が見られます。中には歌詞を書き直したものまであります。

 

 

ニコルは「そう!お姉さんこの時カラーペンで書いたよ!」と当時の記憶が鮮やかに蘇ったようです。そして歌詞を書いた紙は2008年2009年頃のもので10年以上前なのでニコルは驚きを禁じ得ません。

 

 

そしてスンヨンが特にアピールして取り出したのは「Wanna」の初期歌詞でした。

 

 

Wannaのサビ部分の「그대를 사랑해 My Love(君を愛してる My Love)」が当初は「뽀뽀해 주세요 My Love(チューして下さい My Love)」だったと云うことが発覚します。

ジヨンは腹を抱えて笑います。

ニコルは悲鳴が止まりません(笑)

 

 

その歌詞の横に

 

野暮ったい

簡単です(難しくないですよ)
 

と書いたメモも残っています。

当時のこの指摘があって歌詞が変更されて結果オーライです。

 

 

スンヨン「このまま歌ったらクラクラする」

ジヨン「全然忘れてた」

スンヨン「こんなに(歌詞の紙を)面白がってくれてよかった」

 

メンバーだけしか知らない超特級の秘密ですよね!

 

参考までにWannaのパフォーマンスも紹介します。

 

 

ジヨンが「軽すぎるんだけど?」と話している次の箱にはニコルがポラロイド写真を入れていました。

 

 

韓国を出国する前日に、ニコルはアルバムから1枚1枚選びました。

 

 

写真に色々書いてあるのはハラが書いたそうです。

 

2013年にスンヨンと撮った写真

 

 

そしてスンヨン本人が「これ私なの?」と判らないくらい若い時代の写真もありました。

 

 

そして2010年のコンサート直前に皆で撮った写真

 

 

ジヨンは自分の写真に「こんにちは」と挨拶しています。

 

 

スンヨンはこの写真を見て「うわあ、本当に髪が短い!」

 

 

ギュリが「ニコルが本当に可愛い」という写真に、ジヨンが「ギュリお姉さんもすごく可愛いんだけど!」

 

 

そしてヨンジには馴染みのない若い頃のギュリお姉さんの写真も...

 

 

写真が記憶の断片を呼び起こして、しばし当時のメンバーに気持ちは戻っていますね。ギュリはニコルと撮った写真を見ながら「完全に覚えてる、カラオケに行ったじゃん」!と話しています。

 

 

その頃から飲み友達?(笑)

 

昔の写真で楽しそうにしているお姉さん達を見ながら、笑顔を浮かべているヨンジに対して...

 

 

「ヨンジの写真がなくてごめんね」とニコルは謝ります。

ヨンジとニコルは活動期間が重ならないわけで、7年の時差があるのです。ジヨンがヨンジに「欲しい写真ある?」と尋ねて、ヨンジが選んだ写真がこちらです。

 

 

ヨンジ「これは私がTVとかインターネットで見た有名な写真ですが、原本を見ると欲しくなって...」と話すと、ニコルは快く「持って行ってね」と言います。

 

 

そしてしげしげと写真を眺めるヨンジはKAMILIAのようでもあります。

 

 

スンヨンは1枚の写真を見つけて「これ撮った時覚えてる」と話します。

 

 

ジヨンはこの写真を見て「ハラお姉さんと私はめっちゃ不細工だよ!」

 

 

ニコル「ハラの写真も続けて持って来たよ、欲しいものがあるかもしれないと思って」

 

 

ハラは天国へ旅立ちましたが、写真の中では活き活きと生きていますね。メンバーそれぞれ好きな写真を選ぶことになります。

 

 

メンバーは思い出の中を旅行しているようです。

 

次の箱はジヨンが詰めたものです。

 

 

ジヨンはドラマ「URAKARA」撮影時期の写真を箱の中に詰めました。

 

 

ジヨンはヨンジに「URAKARA」を知っているか尋ねますが、当然答えは「よく分からない」でした。

 

 

「URAKARA」はKARA主演の日本のドラマで、韓国では「KARAの二重生活」のタイトルで知られています。

 

 

ヨンジが「これ見て!(笑)」と指差した写真に、スンヨンが「目の黒い部分が...あの頃の最新流行」と話し笑っています。

 

 

ジヨン「私は初めて演技をやったがとても面白かった」

 

 

「URAKARA」で経験した時間は、ジヨンにとって演技に目覚める大切な時間だったようです。

 

 

ジヨンは「私たちはこの時本当に忙しかったんだよ」

ニコル「とても大変だったよ」

 

 

スンヨン「演技のスケジュールが初めてだったので、慣れないし...」

 

参考までにURAKARAの動画も紹介します。

 

 

そして次に照れながらジヨンが見せたのは、ヨンジとの写真でした。

 

 

これはジヨンジの初写真で、ジヨンもヨンジもこの写真を財布に入れているようです。

 

ギュリ「ふたりの雰囲気が似ている」

 

 

そう言われて二人とも嬉しそうです。

 

 

 

ジヨン「ギュリお姉さんにはスンヨンお姉さんが同年代、ニコルお姉さんとハラお姉さんは同年代、私はひとりで末っ子だったけど初めて同年代の友達ができたから....ヨンジが友達になってすごく良かった」

 

 

照れながら手を合わせるジヨンジ

 

 

すると嫉妬したギュリが「二人が一緒にいるからちょっとあれだけど...」とぶつぶつ(笑)

 

 

ヨンジ爆笑

 

 

ジヨン「(お姉さん)I LOVE YOU」

 

 

そして最後の箱はヨンジが詰めたものです。

 

 

まずヨンジが最初に披露したのは15周年記念アルバム「MOVE AGAIN」でした。

 

 

ヨンジ「私には完成の意味、あまりにも小さいけど...大切だ!」

ギュリ&スンヨン「小さくないよ~!」

 

 

ジヨン「これが今の私たちにとって全部じゃない」

ヨンジ「私も全部だと思う」

 

 

そしてヨンジに質問タイム

 

ジヨン「ニコル&ジヨンと初めて活動してみた感想は?」

 

 

少し考えてから...ヨンジは「私が2014年にデビューしたんですが、実はあの時はとても忙しかったです。メンバーと私が一緒に過ごす時間が重要というよりも私がついて行くのが凄く忙しかった時だから、親しくなる余裕さえなかった」

 

 

デビュー当時の記憶もヨンジは多くのことを覚えていないようです。


ヨンジ「今回の活動で変わったのが、瞬間瞬間が全部思い浮かぶんだ。特にニコルお姉さんは私がすごくぎこちなかったんだけど、先に近付いてくれました。本当にありがたかったし、まだまだ鮮やかに覚えています。」

 

 

さすがにジヨンも最初はよそよそしかったようです。

するとニコルが「多分、みんなが私の家でお酒を呑んで親しくなったんだ」と話します。ジヨンとヨンジはニコルの家で仲良くなったようです。

 

 

ニコル「その日、急に話し始めたんだ」

ジヨン「その時、私たちが初めて多くの話をした日だった」

 

 

ヨンジ「完全体がひとつになった瞬間が大切な時間の始まりです。今回の活動の中で一番たくさん話した言葉は「幸せだ」、本当に感謝していますジヨンとニコルお姉さんに...」

 

 

ジヨンは「いやいやとんでもない」と首を振り、ニコルは微笑んでヨンジの話を聞いています。

 

 

おそらくこの時、優しさが部屋の中に充満しているはずです。観ている私たちも幸せを感じるのですから...

 

 

私はこの想い出の箱はすごく良い企画だったと思っています。

今まで未公開であったことを知る事ができたのも勿論ですが、箱の中を公開するたびにメンバー間の時差が縮まっていくのを私は感じました。

 

そしてギュリが「こんなグループある?」と問いかけていますが、こんな特別なグループを私は知りません。

 

 

ヨンジは「私たちが今回カムバックしたじゃないですか、それを見て他のガールズグループの友達から連絡が来ました」と話します。

 

 

ニコル「私も、後輩たちが私たちのカムバックするのを見てたくさん力を貰った、私たちもKARAのようにいつかまた団結したいと言われた」

 

 

KARAのカムバックは後輩たちにも良い影響を与えているようです。

 

そしてジヨンは「お姉さん達が私たちを尊重してくれるから、こういう活動が可能だと思う、ギュリお姉さんやスンヨンお姉さんが怖かったり厳しかったら、私たちがちょっとでもお姉さんの顔色を伺ったら...」と話している途中で...

ギュリ「全く気にしていないわけじゃない!」(笑)

 

 

するとヨンジが「ジヨン、今日集合だよ!」と、いたずらっぽく微笑みます。

 

 

そしてヨンジは「私はお姉さん達と比べて子供じゃないですか~、活動も年齢...(口を塞ぐ)」

 

 

一瞬、無表情のギュリを見て、崩れるヨンジ(笑)

 

 

取り繕うヨンジに向かって、ギュリ「外へ出ろ」(笑)

 

 

ヨンジ反省のポーズ(笑)

 

 

スンヨン「今日集合する?」

 

 

ギュリ「月夜にジョギングしたい?」

 

 

ヨンジ「しかもすぐ前が海辺だ...よりによって...」

そしてジヨンがヨンジに向かって「じっとしていよう...」(笑)

 

 

感動的な話が、いつの間にか漫才のように...

何でKARAってこんなに面白いんでしょうね(笑)

 

(その2に続きます)

※その2は近日UPします。