ここまでずっと笑っているだけだったジヘさんに、司会者がマイクを向けました。
「去年、免許を取ろうと決心したんです。専門のスクールはとても高いでしょ。だけど田舎の教習所は安いし、短期間で免許が取れるんですよ」
「私もそうやって取りましたよ。免許に全羅南道となってます」とはレギュラーメンバーのノ・ホンチョルさん。日本で言う合宿免許みたいなもんでしょうか、ね。免許証に取得地が記載されるのですね。今度誰かに見せてもらおうっと^^ でも日本だと料金はそんなに大きく変わりませんよね。短期間に集中して取得できる利点はあっても、ね。
ちなみに韓国は、とっても簡単に免許が取れてしまうことで有名(?)です^^;;;
「親には80万ウォンかかるって言ってもらって、実は40万ウォンはお小遣いとして使っちゃいました」
あらあらジヘさん、意外と不良少女?
にしても、田舎だと40万ウォン? ソウルでも80万ウォン? で、免許が取れてしまう? 安くてびっくり!!!
「学生の頃から、家庭通信なんかも自分で打ったり、克己訓練(ブートキャンプ)にも何度か参加したりしてきました」
ちゃっかりしていた、って話なんだと思うのですが、ブートキャンプに参加するとアルバイト代とか出るんでしょうか? ちょっと調べてみましたが、わかりませんでした、ごめんなさい。
で、少し話を戻して、
「40万ウォンをお小遣いとして使ったっておっしゃいましたが、何に使ったんですか?」と質問が出ました。この回答にもびっくり
「競馬に・・・・・」
ニムの視線も思わずジヘさんに向けられます。
「いえいえ、競馬じゃなくて、スクリーン競馬です」って訂正されたのですが、(ゲームセンターとかにある、あれ? でしょうか?)
逆に、「スクリーン競馬は違法ですよ」と言われてしまいます
「その若さで、一獲千金を狙ったんですね」とミョンスさん。二十歳の頃に夢中になってしまったそうです。今はきっちり<清算>しました、とのことですから、、、大丈夫でしょうか^^
が、残念ながらヨンウニムたちのチームにホームランは出ませんでした。
さて、ここから後半戦? まずはジェフンさんのトークです。
ヨンウニムも興味深そうに耳を傾けておられます~
「アメリカに留学することになっていまして、送別会を開いてもらった日です。酒気も回ってよい気分のときにタバコを買いに出たのですが、販売機が故障したのかお金を入れても出てこなかったんです。叩いたり蹴ったりしてみると、なんと2箱! 出てきたんですよね。気を良くしてもう一度蹴ると、また2箱出てきました。いい気になってもう一度、思いっきり蹴ってみると・・・」
「自販機が固定されていなかったせいで、前後にゆらゆら揺れて、、、倒れてきました すごく痛かったんですけど、痛い以上に恥ずかしかったです。友人たちが自販機を持ち上げてくれましたが、持ち上げるとき足首を完全に痛めてしまって・・・」
「家に知らせようと思って電話を掛けたらお手伝いさんしかいなくて、説明したんですけどね<自動販売機>に轢かれて動けませんって。そしたらお手伝いさんは<自動販売機>がわからず<自動車>に轢かれたと勘違いして家族に知らせたもんですから、応急室で休んでいるところへ家族が大声あげて駆けこんで来ました。もちろんそれでアメリカへは行けなくなって、歌手になりました」
えっ?えっ?えっ? それでおしまい???
それでどーして歌手になったのかは、お話されないまま、でした
韓国語では車に<轢かれる>のと何かの<下敷きになる、敷かれる>のが同じ言葉なので、以下に続くトークが成り立ちます。日本語の<轢かれる>は、押し潰した物は対象物の上を通り過ぎて行ってしまったイメージだと思うのですが、韓国語は押し潰した瞬間を表現するので停止しても同じ単語です。
「轢かれた話が出たので・・・」と、話し始めたのはギヨンさん。
「冬に、バイクで友人宅に行って酒を飲んでいたら雪が降り始めてしまって、気が付いたときには何センチか積もっていたんです。友人がみな心配してくれましたが、大丈夫大丈夫とバイクを押して帰ろうとしました。ところが友人宅の前はかなり傾斜のきつい坂道で、押して出ようとしたところで滑ってバイクの下敷きになってしまい・・・」
「起き上がろうと思ってもぐるぐる回るだけでうまくいかず、酔いも回っていたので、そのうち誰か通りかかって助けてくれるだろうと待ってみました。ですが誰も通らなくて、雪に濡れたところがどんどん凍りだして、これはまずいと必死にポケットから携帯を取り出して友人に電話しました。友人が出てくれたので、ちょっと出て来てくれと頼み、どこにいるんだって聞くから家の前だって答えて、それで助けてもらいました」
ここでもジェソクさんの痛快なひとこと。「さっさと電話すればよかったのに」( ´艸`)
そうですよね。ヨンウニムも肩を揺らして笑ってらっしゃいました。
轢かれたつながりでどんどんトークは盛り上がります。お次はロッキさん。
おしゃれな彼は
「衣装ケースに服が多すぎて、ある時、脱いだ1枚を掛けたらケースごと倒れてきて下敷きになってしまったんです。自分でも思わず笑ってしまいましたよ。洋服が好きだ好きだと言っていたら、ついには洋服に押し潰されてしまったなぁって。で、最初は笑ってたんですけど、いざ起き上がろうとしても起き上がれないんです。隣の衣装ケースも一緒に倒れたので400着分の重みなんですよ。しかもケース自体が革製だったので重くて」
「しばらく休んだら力がでるかもって、さっきのギヨンさんと同じことを考えて待ってたんですけど、真夜中だったのでそのまま寝てしまいました。翌朝、マネージャーが来てくれなかったら大変なことになっていたというのに、そのときの僕は何を考えたかというと、そんな取り込みの最中に、あ、この服こんなところにあった。そうか、じゃあこれにあのズボンを合わせればいいな、どこにあったっけ?キョロキョロって(笑」
みなさん楽観的です。
さらにギヨンさんは、まだ他にも<轢かれた>思い出があるらしく・・・
「スポーツジムでベンチプレスをやってたんですが、その日はジムに他に人が誰もいなくて一人だったんです。ベンチプレスって、最後に渾身の力を振り絞って、到底上げられそうにない重さを気合で持ち上げるのが気持ちいいんですけど、やってみたら上手くいかなかったんです。160kgの重さでした。で、一度失敗した時はもうやっちゃいけないんです。無理をすると首を痛めて取り返しのつかないことになります。だから止めたかったんですけど、誰もいないから頼むこともできない。仕方なく下の方にゆっくり転がしていきました」
「だけど160kgのバーベルですからね、一本ずつ肋骨が折れていく感じですよ。必死で転がして、何とか抜け出した後サウナに入ったら、鎖骨のあたりから太ももまで、真っ赤な刺青状態でした」
ヨンウニムもこちらのトークには共感されたご様子で拍手~
もう少し先まで、、、と思ったのですが、時刻的に限界です。ごめんなさい。
⑤につづく