目の見えないタンヨンに、家の中の諸々のこと、ガスレンジや水道の蛇口について説明するチャヒョン。
明かりの点け方、消し方も教えますが、「私には明るいか暗いかは関係ないわ」と言われてしまいました。
「重要なものはみんな見えているから大丈夫」というタンヨンの言葉に安心するチャヒョン。
翌朝、部屋を覗くとタンヨンがベッドに居ないので不安を覚えますが、先に起きて朝食を作っていたと知り、何とも嬉しそうなチャヒョン。
一緒にスーパーで買い物をし、、、
いやいや、ムースを出してみたり、お菓子の袋を開けて食べたり、
すべて、計算が済んでからにしてくださいね~ ^^;;;
続いては二人で釣りに行く場面。
・・・・・・と、幸せな時間は平和に流れてゆくのですが
一方で、肉体が忽然と消えてしまったかのような奇怪な事件は端緒もつかめていないままです。
ソンドに対する容疑も晴れないので、チャヒョンはソンドの動静を探っています。
そんな忙しい中、タンヨンの母親を探すことも、チャヒョンは忘れていませんでした。
ソン・ヒョンオクというタンヨンの記憶を頼りに、警察の特権を利用?して、それらしき人物をみつけだそうと必死ですが、たどりつけません。
先輩からは、「この一大事に、よくそんな図太い態度がとれるな」と呆れられながら・・・
と、そこへ、先日「何か思い出したことがあれば」と名刺を残してきた忌中のお家から、電話がかかってきたのです。
「ソン・ヒョンオクではないが、ソン・オクヒョンという人なら知っている」という電話です。
もちろん、チャヒョンは早速、訪ねて行きました。
(・・・ところで、この電話を取ったときのヨンウッチのセリフですが、、、イ・チャンヒョンと名乗っているように聞こえます。。。 目撃証言をした個人商店の女性は、間違いなくパク刑事と言っているのですが。。。
よくわからないので、ここではこのままチャヒョンにしておきます。ご容赦を)
電話をかけてきた故人の奥様の話はこうでした。
「主人が亡くなる直前に、あの娘が訪ねてきたと言っていました。オクヒョンに瓜二つだったので、一目でわかったと」
「じゃあどうして、知らないとおっしゃったのですか?」と聞き返すチャヒョンへの返事は、どうもはっきりしません。
「オクヒョンが、大切に育てて良家に嫁がせたつもりだったが、3日で離縁されて(?)帰されてきてしまい、そのときすでに身ごもっていました。お産の後、すぐにオクヒョンは死んでしまい、偶然村へやって来た僧侶に赤ん坊を預けたのです」
「自分たちで育てることもできたのに、主人は親戚中に秘密にして、赤ん坊を僧侶に預けてしまった理由については私も知らないが、僧侶が言うには、「自分が育てることで、この家に災いがもたらされるのを防ぐことができるのだ」と」
重い足取りで帰宅したチャヒョン。
タンヨンに、母親がずっと前に死んでしまっていることを、どう伝えればいいのか・・・
まずは、プレゼントに買ってきた白いドレスをタンヨンに渡します。
「こんなに柔らかな生地に触れるのは初めてだわ」と感動するタンヨン。
ドレスを来たタンヨンに、「そしてこれは、成人のお祝いだ」と、ネックレスをつけてやるチャヒョンでした。
そうしてから、重い話題を切り出します。
「人は、生まれてきた以上、誰しも必ず死ぬということは知っているよね?! 少し早いか遅いかはあるとしても。死は誰にも平等に訪れるものだ」
「君のお母さんの消息がわかった。ずいぶん前に、亡くなっておられた。君が生まれた年に」
「母さんに会いたい一心で、おじいさんのひどい仕打ちに耐えてきたのに」と泣き崩れるタンヨン。
「母さんは、亡くなるまで幸せだったかしら?」という質問に、
「ああ、とても幸せな人生だったそうだよ」とぎこちなく答えるチャヒョン。
「おばあさんが、君にとても会いたがっていたよ。君にも家族が出来たんだ」という言葉に、タンヨンが少し落ち着いたのを見て取ったチャヒョンは、思い切ってプロポーズします。
「3年先、5年先になってもいい。君が心身ともに健康を取戻し、誰かを受け入れる準備ができたなら、僕と結婚してほしい」
喜んでくれるかと思ったタンヨンは、急に呼吸が荒くなり、気を失ってしまいました。
その夜、「僕と結婚してほしい」というチャヒョンの言葉と、1300年前に永遠の愛を誓ったソエの声が重なり、タンヨンはひどくうなされます。
「生涯をあなたに捧げます」と誓ったソエの言葉を信じて、目を開かせてやったイムギでしたが、ソエはイムギの正体を知って離れてゆきました。
「獣の分際で人間をめとろうなどとは不届きな。ソエは私の妻になる女性だ!」と、ムジョに打たれてしまいます。
悲鳴をあげて飛び起きたタンヨンの身体には血に濡れたウロコが・・・
裏切ったソエの顔と、ソンドの顔が重なります。
夜中に部屋から出て行くタンヨンに気づき、呼び止めたチャヒョンを投げ飛ばし、するどい爪でチャヒョンの首すじを傷つけて、タンヨンは出て行ってしまいます。
おどろおどろしい声で言い放つタンヨンに、驚愕するチャヒョン。
さて、ラストはNo.5で。