3日目は、ワゴン車に乗せてもらって、島民の方のお宅を訪問されました。
BGMには軽快なフォークソングが流れます。
♪サル2万 シカ2万 ヒト2万 この島には昔 そんな世界があったという
サル2万 シカ2万 ヒト2万 それが この島の未来~♪
訪問されたお宅は、「核家族」ではないようで、子供たちがお出迎え。
ニムが優しく声をかけられます^^
(このショットも <ヨンウニム with Kids> フォルダーに入れとかなくちゃ。
いつかまとめてテーマ展をやりますね。Karinさんからのリクエスト、忘れていませんよ~)
先程から流れていたBGMを生(なま)で体験されたニム。
(おそらくこの時間に触発されて、旅から戻るなりギターを新調されたのですが・・・
運命のドラムに心変わりしてしまわれましたねぇ( ´艸`) )


ヨンウニムを招いてくださったみなさんは、もともと島の人ではなかったようで
「みなさんが、この島に移り住もうと決意されたきっかけは何だったんですか?」
と質問されたニム。
質問を受けたみなさんが、口々に屋久島の魅力を語り始められました^^

「屋久島の自然にはすべて神が宿っているんだよ。山の神、川の神、、、」
と聞いて、クリスチャンのニムはすぐには呑み込めない様子。
「それはつまり・・・生命体ということですか?」
「いや、アニミズムだよ。川には川の神様がいるし、山には山の神様がいるしって、
そういう神様のこと」
「山には山姫もいるよ。
山姫に、山の中で出会ったら、先に笑わないと魂を獲られるんだよ。
美しさに見とれていると、魂を獲られちゃうんだ」
「山姫は、まさに りなさん のような人さ」(笑)
屋久島の森には、7200年も生きている樹がある。
そして、その森には、誰も顔を見たことのない山姫が住んでいるという。
大晦日の夜、島の人たちは仮面をかぶり、太鼓を打ち鳴らして、山の神々を呼んだ。
また、雨が降り始めた・・・
山の神々は、太鼓の音にいざなわれて村に下りてくる。
神々の名は "歳の神様"
「悪い子はおらんか~」と叫びながら、子供たちに "歳" を授けて回る。
「お父さんとお母さんの言うことを聞くか?」と聞かれて、泣きながら頷く子供たちの様子を見守るニムとりなさん。
(その4につづく)