そしていよいよ特典ディスクもクライマックス。 削除された未公開シーンです
Take17 捜査への同行を拒否するイングォン
船着き場、火災の事故現場を見に行こうと言うウォンギュに、「私が行ったところで何もお役に立てません」と断るイングォン。
同行すると心虚労(水恐怖症)であることがバレてしまいますから、ね。
前出の映像とダブる部分が多いという理由で削除されたそうです。
Take22 殺人事件に疑問を覚えるウォンギュ
ウォンギュは真相にこだわって捜査を続行しようと主張しますが、チェ差使はいかにもわずらわしいと感じている様子。さっさと答えを出して、こんな島から離れたいという本音が明らかです。
Take75 コムンゴを演奏するイングォン
4人の告発者が殺害され、最後にトゥホだけが残っているので、トゥホももう、誰のしわざかわかっています。
トゥホが間違いなく自分を殺しに来るだろうと予測して構えるイングォン。
最初から「予備映像」として撮影され、やはり説明的にすぎるとカットされたシーンですが、せっかく練習されたコムンゴの演奏が本編から消えてしまったのは残念です。。。
Take82 事件を投げ出そうとするウォンギュ
自分の父親が事件の発端を作ったとわかってきて、島を去ろうとするウォンギュ。
作品全体のリズムが崩れる、スピード感を壊す、という理由で削除されました。なるほど。
Take89 そしていよいよ、ソヨンとイングォンのラブシーンです
どきどき。。。
「数日前にみつけたのですって。浜辺の隅っこを掘ってみたら、鶏の卵ぐらいの大きさの卵が数十個も埋まっていたそうよ」
「トゥホの話だと、卵がそんなにたくさんあっても、海を越えて生き残るのはいくらもいないんですって」
「ここにこうして卵を産んだのも、生き残った数匹のうちの1匹が生まれた場所を覚えていて帰ってきたのですってよ」
「海の中に道があるわけでもないのに。とっても不思議、そうでしょう?」
「若旦那様はお勉強ばかり熱心で、亀の話なんて興味がおありにならないのね」
すねるソヨン^^
「それで、子亀は生まれたのかい?」
「いいえ。でもすぐに会えるそうよ。だから明日も海に行ってみるつもり。」
「お父様には叱られるけど、毎日毎日同じものばかり見て、同じものばかり食べて、ちっとも変わらないんですもの。トゥホなんて、船にのって燕京(北京)にまで行ったというのに。若旦那様と一緒にわたくしも船に乗って海を見たり、ソウル見物もしたいわ・・・」
イングォンが海に出られないことを思い出して、自分の失言を反省するソヨン
そんなソヨンの気遣いを愛おしく思って口づけするイングォン・・・ (^^*
この、優しいキスがたまらない! 本編に残された突撃キスとは対照的!
動画でお見せできないのがヒジョ~に残念ですToT
「若旦那様に見せて差し上げようとトゥホに書かせたの」と、海の絵を広げるソヨン
結局、二人で島の外に旅立てたのは、あの世に逝ってからになってしまいました。。。
Take85,88 ソヨンの遺体を運ぶイングォン
滑り落ちそうになるソヨンの遺体を、自らの身体に縛り付けて製紙所に連れて行くイングォン。
製紙所に連れ帰ったのは、カン客主に娘を返す意味を込めたのだとか。
このシーンと、カン客主一家処刑の時にソヨンを助けて島外に送り出すシーンと、最初からどちらかにするつもりだったとおっしゃる監督。結果はソヨンを送り出す方が本編に残りました。
Take103,105 ウォンギュの幻想
そして最後は、ウォンギュの空想世界の映像です。
「あなたの恨みを晴らして参りました・・・」みたいなかんじ?
ウォンギュはこうして島での5日間を振り返りながら、自分自身を正当化し、慰めつつ帰ってゆきます。
最後に二人の乗った舟があまりにみすぼらしかったのもカットした理由のひとつ、なぁんてことを、監督が語っていらっしゃいました^^
それにしても、イングォンとソヨンのラブシーンはとっても素敵です。
作品のテンポを乱してしまうという理由で、監督も泣く泣くカットされたらしいのですが、
実に美しくて、ヨンウニムが演じられたラブシーンの中でも1,2を争う名シーンだと、ハギは思います。
イングォンの背中を滑るソヨンの指先だけでも、ゾクゾクして鳥肌が立つ思いです。。。