『血の涙』特典ディスクより No.3 | パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)  

パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)  

パク・ヨンウ氏にぞっこんの
ハギのブログです。
出演作品を通して、
彼の魅力を徹底分析しましょ♪       

Chapter4は、登場人物の相関図です。
パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙 特典 3-01 この図を日本語に訳すと下のようになります。

パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-1a

どこからどう見たって、この映画の主役はイングォン!に見えます、よねぇ?! ^^;

映像はひとりずつクリックして詳細が見られるようになっています。

討捕使イ・ジサン(ウォンギュのお父さま)はこんな感じ。


パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙 特典 3-02  パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙 特典 3-03
イ・ジサン役 チェ・ドンジュン

<ウォンギュの父親で朝廷の権力と自分の欲望のため、カン客主を詳しく調べもしないまま大逆罪との判決を下し、一家を処刑した。罪責感にさいなまれる日々を過ごした末、病死>


このお方はインタビューなしで作中の映像が2分ほど編集されていました。



パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-18

キム・チソン役 オ・ヒョンギョン

<両班(貴族)と常民の秩序を重んじる人物。カン客主の無実を知りながらも、常日頃カンを疎ましく思っていたため告発を黙認し利益を得たが、実際に手を下したわけではない。官職を経験してきた学士で、島では最高の権力を持つ老人。最後は自責の念により自殺してしまう>



パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-22  パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-22a
カン客主(宿屋の主人)役 チョン・ホジン

<中人階級の新興ブルジョア。製紙所を建て、島民が財を蓄えることができるよう助け、農民にも分け与えるなど、村の維持に気を配り尊敬されていた人物。資本主義者で身分にこだわらず、みなが豊かに暮らせる時代が来ると語る革命的人物であったが、謀略に乗り、天主教の信者だとされ恨みを残して死んでゆく>


「最初はとてもこんな大役はできないとお断りしたのですが・・・」と話し始めた謙虚な役者さんです。

「処刑のシーンで千切れる肉体はもちろんダミー人形ですが、両手両足をロープで縛られて身体が宙に浮くところなどは僕が演じなければならなくて、本当に大変でした」



パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-4
チェ差使役 チェ・ジョンウォン

<火災事故を調査するため東花島に派遣されたが事件には無関心。カン客主事件の真相が明らかになるのを恐れ、イングォンを殺せとの命令まで下す。朝廷の権力にへつらい、自分の立場が危うくなるといかなる手段を使っても自分を守ろうとする人物である>



パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-24  パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-24b
マンシン役 チェ・ジナ

<島内の祈祷や法事、祭祀を一手に引き受ける巫女。カン客主の怨恨を恐れる島民たちの拠りどころ。ウォンギュが父という井戸から抜け出すのを助け、事件を解決できるよう情報と助けを与える>


「監督はメロを撮りたいのに、この作品にはほとんどメロシーンがない。だから、ウォンギュとの間に、それらしい出来事があったかのような雰囲気を醸してくれと言われました」



パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-21a  パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-21b
軍管イ・ウォンギュ役 チャ・スンウォン

「ウォンギュは両班、つまり貴族の子です。非常に利己的だ。だからイングォンを殺した時も、自分を正当化するために証拠を隠滅する。彼としては当然の行為です。

 本作は、これまで出演したコメディ映画のように、自分が設定を組み立てていく必要のない作品でした。台本に書かれているとおりに演じればよかった。現代劇と違うのは、動作が非常に控えめだということ。身振り手振りではなく、視線や表情ですべてを表現しなければならないところが大きく違うと感じましたね。

 また、今回自分が折れることを学びました。7対3で譲ることができた。今後は9対1にもなれる、そんなふうに自分を変えてくれた作品です」



パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-23  パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-23a
トゥホ役 チソン

「トゥホという青年は、最初は純粋でごく普通の青年だったと思うのです。それが、海に落ちたお嬢さんを必死で助けたにも関わらず、父のように慕っていたカン客主にひどい折檻をされたことから恨みを抱き、告発者に変わってしまったのです。

 絵師の役ですから、それらしいフォームを身に着けるため指導を受けました。実際に絵を描くシーンはほとんど出てきません。変死体を検死するときと、岸壁に立つお嬢さんを描いているとき。それでも「らしく」見える必要はありましたから」


「台本をもらった時に、イングォンというキャラクターにとても惹かれました。だから、イングォンの配役はもう決まったのか? 決まってなければ僕がやりたいと、果敢に申し出たのですが、返事はすでに決まっているとのことでした。誰に決まったのかと訊くとパク・ヨンウ先輩だって。ああ、それじゃ仕方ないなって思いましたね。撮影の間中、イングォン役の先輩がうらやましかったです」


「撮影終了後にすぐ入隊して芸能活動を休止したので、入隊前の思い出深い作品になりました」


宝石赤 『愛情の条件』ではウンパを間に置いて奪い合う間柄。

   本作ではソヨンを、おそらくトゥホもソヨンに恋心を抱いてたのでは? という設定。

   そして現実では、ヨンウニムと『ワンス』で共演されたイ・ボヨン氏と来月結婚されるというチソン氏。

   ニムとはなかなかに深い縁の御仁です。

   結婚式にはニムも出席されるのかしらん???   


パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-20 パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-20a
カン・ソヨン役 ユン・セア

<連続殺人事件の動機を作った人物。カン客主の娘で、一家が惨殺される中、イングォンの助けにより一人生き残った。家族の祭祀(法事)のため、男装して島にもぐりこむ。イングォンと島を去ろうと約束した日、告発者たちにみつかり殺害されてしまう>

「オーディションを受けているときに、ぜひこのスタッフと一緒に仕事をしたいと思って必死でした」



パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-25  パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-25a
チャン・ハクス役 パク・チュンソン

<カン客主を密告した告発者の一人。誠心誠意看病していた妻に先立たれて以来、酒と賭博に溺れる日々を送っている。他の告発者たちを脅迫し金を要求して暮らしていたが、同じく告発者のトッキに殺されてしまう>



パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-26  パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-26a
チャン・ホバン役 チャン・ギュス

<カン客主を密告した一人。地方の末端官吏で40代前半。火災事故の調査に来たウォンギュ一行を島に迎え入れる>


「逆さ吊りにされての撮影が、本当に大変でした・・・」



パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-27
トッキ役 ユ・ヘジン

<密告者の一人。自分を脅迫するチャン・ハクスに金を渡して口封じするが、最後は毒殺してしまう>



パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-28  パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-28a
チョ・ダルリョン役 パク・チョルミン

<密告者の一人。イングォンの下で製紙所を運営するが実質的な力はない。ソヨンを銃で撃ち殺したが、最後までしらを切り通した。情け知らずで権威的、残忍な人物である>


「使用人を殴って海に落とすシーンは、撮り直ししなくていいよう最初から思いっきり殴ったのに、何度もやり直しさせられて・・・」


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


さてさて、ここで残るはわれらがヨンウッチ、イングォンですラブラブ

一言一句、もらさずご紹介したいところ・・・


パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-5

基本的にキム・イングォンという人物はとても冷たくて非情な人間だ、というところからスタートしました。

冷たくて非情とはどういうことか?と考えたときに、他人との接し方が非常に慎重で節制を持っているはずだ、と考えました。

では、慎重で節制あるとはどういうことか? 激情を胸の内に持っているくせに隠している人物だ、それを表現しないといけないと思い至りました。言葉での組み立て(イメージ)はできましたが、ではそれをどのように演じればいいのか、ずいぶん悩みました。


人と人との疎通を全く認めないなんて恐ろしいことですが、そうだ、イングォンは人との疎通を放棄した人物だ。そうしてこそ合理的になれる人物だ。そう考えると、一つずつ問題が解けていきました。



-カットされたソヨンとのラブシーンについて-


最初はとても残念に思いました。俳優ならみなそうだと思いますよ、自分の演じたシーンがひとつでもカットされると。


パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-7  パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-8
でも、後になって分かったのは、一番残念がっているのは監督だということです。

それを知って、俳優がこんなふうではいけないと思い、監督を信じることにしました。信じて正解でした。


パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-9  パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-14
宝石赤 カットされたのが本当に残念な、こんな素敵なシーンがあったのですねぇ (*゚ー゚*)

   セリフなどは<未公開シーン>のところで詳しくご紹介しますね~

-絶壁シーンでは-


誰とも話したくなくて、後ろの方で行ったり来たりしていると、いきなりズボッと片足が落ちたんです。グキッという音がして、骨が折れたかと思いました。よく見ると1mぐらいの深さの溝があったんです。



パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-11  パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-10
他のスタッフは気づかなかったのですが、監督に気づかれました。最初はどんくさい奴だと笑われたのですが、僕の痛がりかたを見て事態が深刻だとわかり大きなため息をつかれたのです。


パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-29  パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-30
監督の癖ですが、本当に腹が立った時に「あ~~~っ」こんなふうに大きなため息をつくんです。

それを見たら、痛いなんて言えません。笑いながら撮影を続けました。

終わるとすぐにマネージャーに背負われて病院に走りました。まだ痛みます。。。



-もしイングォンだったら、どんな選択をしましたか?-


人間なら誰しも、愛する人があんなめに会えば殺してやりたいと思うだろうし、復讐したいと思うでしょうが、現実にはそうはできません。耐えるしかない。
そういうものを、映画は解放してくれます。そんなキャラクターがイングォンではなかったかと思うのです。

僕も、観客の立場で見たときには、そんなカタルシスをキム・イングォンという人物を通して感じたのではないかと。


パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-31
最後にたったひとつ残った希望、つまり映画の中では「私の生きる場所はお前の墓、お前しかいない」と。

実際にそれは恋愛感情だけではなかったと思います。私の希望はおまえだ、私の生きる支えはおまえしかいない、恋愛を超えて、もちろん愛は愛なのですが、どうか私を捨てないでくれって。ほとんどそんな状態だったと。

そんな彼女を殺されてしまうんです。そうなると、選択肢は二つしかない。自殺するか、そうでなければ植物人間のような人生を送るか。

イングォンは自殺を選びました。自殺するなら、一人では死ねない、俺はどうせ死ぬんだから、生きてきた分のスクラッチはめくってから逝かなきゃ、そんな心情ではなかったかと。


パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙3-32