7/31~8/4 
稀にみる猛暑の中、家族や周りが止める中、夫は仕事にでた。
2月に緊急入院、そこから休業となり、ずっとクライエントさんたちのことが気になっていたようで、予約を受けたのだった。
今回の抗がん剤がこんなに副作用がきついとは予想外で、辛そうだった。無理せんときや、キャンセルさせてもらいや、と何度も念を押したが、大丈夫、無理してない、そのつもり、と話した。はたから見れば、全然大丈夫じゃなさそうなのに。でも、言うことを効かないし、もう本人のやりたいようにやらせてあげた方が良いとも思っているので、それ以上は止めなかった。
毎日帰宅後は、次の日の仕事のために体調が悪化しないよう早く寝ていた。
食事は食べられそうなものを自分で選んで食べていた。レトルトのタイカレーやフルーツやサラダが口に合うようだった。

8/4
私は出勤日で、小学校のお祭りの手伝いもあり、それを終えて、くたくただった。夫に疲れたーと話すが、反応も薄く、2階に寝に上がってしまった。
21:00 子供と2階に寝に上がる時にスマホを手に取ると、夫からの着信。驚いて2階にかけつけると、
「いつからかわからないけど、背中全体とお腹に激痛がある」と息も絶え絶え話した。痛みで呻き、かなり辛そう。
大急ぎで子供たちを寝かせ、背中をさすったり、圧したり、水を飲ませたり、様子をみる。
心配でかかりつけの病院にも電話。
痛み止めも飲んでみて、効かず痛み続くようなら救急で来るように言われる。
23:30頃、痛み止めを飲んでしばらくも激しい痛みと吐き気が続いたが、夜中1時頃ようやく寝たので、私も電池が切れたようにパタッと寝た。翌日は出産間近の友達と引っ越し間近の友達と、久しぶりに集まる約束をしていたので、早起きしないといけない。身体の疲れもピークだ。

8/5
早起きして出掛ける準備。めちゃくちゃ眠い。
8:00 夫はまだ寝ていたので、様子を見に行く。背中の痛みはなくなり、お腹のみぞおちの痛みはだいぶ楽だけど、寝返りすると痛む。いつもなら寝返りしてしばらくは痛むが、すぐ治まるのに、治まらず、痛みも強い。
「今日は近くににいてもらった方が安心」
というので、友達に断りの連絡をする。1階で子供がうるさくしてもしんどいだろうし、と朝ごはんを作る元気もなく、近所のパンやさんで子供と三人でモーニング。
その後長男の希望で近所の公園でセミとり。
11:00 夫から電話がかかる。トイレに行くためなんとか1階に降りてきてみたら誰もいなかったので、心配になったらしい。
公園は切り上げ、すぐスーパーで必要なものだけ買い物して帰宅。夫はみぞおちの痛みがまだ続いている。
16:00 夫から電話。気配もなく嘔吐してしまい驚いた、と。嘔吐したのは、濃い深緑で水分だけ。でも、700mlぐらいはありそうだった。
でもちょっとスッキリしたという。
こんな状態で明日の抗がん剤通院でいける?
入院で抗がん剤させてもらえへんか、聞いてみようか?と、病院に電話した。
症状を伝えると、一応入院の準備を持って、救急車ですぐ来るように言われる。 
すぐ実家の母に電話し、子供たちを迎えに来てもらう。子供たちを預かってもらう準備、入院の準備。
頭が真っ白。
娘は昼寝から起きかけたぐらいで、ぐずぐずで授乳。身動きとれない。授乳が落ち着いた頃、父と母が来てくれた。
「パパしんどいみたいで病院連れてくから、ばあばんとこにいて」と息子に伝える。
息子もパパのしんどそうな様子を見ていて理解しているようで、聞き分けよく出かけた。娘がご機嫌で手を振っていたのを見てほっとした。

子供を見送ったあと、すぐ入院準備に取りかかった。バタバタと準備した後、夫にこれから救急車呼ぶからと伝え、救急車を呼ぶ。夫はなんとか自力で1階まで降りて来た。