シュパーゲルの季節 | ドイツの台所から

ドイツの台所から

アメリカからドイツへお引越し。今度はドイツでおうちごはんと日々のこと。



コーンのような甘さと微かな苦味。

噛むたびにあふれ出すジュース。


今年も美味しいシュパーゲル(白アスパラ)の季節です。

Spargelzeit。




ツヤピカ極太の瑞々しいシュパーゲルを求めて、毎週のように農家の直売所まで車を走らせる私達のシュパーゲル愛はドイツ人並かも笑



オランデーズソースで食べるのが定番ですが…



シンプルにレモンバターとか、




ゆで卵のソースもたまには良し。


バターと混ぜればフランドル風 (ベルギー)

オリーブオイルと混ぜればバッサーノ風 (イタリア)




お得用の折れたシュパーゲルは、半値以下で手に入るのでいつもキロ買い。


スープや、炊き込みご飯などに使います。


甘味や旨味が強い穂先はおひたしに。




大量の皮の茹で汁を使って作る、シュパーゲルのスープ。


牛乳もクリームも入れないのに、コクがあってめちゃくちゃ美味しいポタージュスープになります。


①皮(塩・砂糖・レモンを加えて)を茹でて濃いめの出汁をとり、ザルで濾しておく。


②エシャロットをバターで(焦げないように)炒め、小口に切った白アスパラを加え、弱火で(周りが透き通ってくる位)炒める。


③②に(ひたひた〜かぶるくらい)の出汁①を加えてしばらく煮込み、ブレンダーにかける。


塩で味を整え、レモンジュース、お好みで生クリームを加えたら出来上がり。