僕がパニック障害/自律神経失調症を患っていた時に良く悩まされたのが”胸の違和感”です。
パニック発作が出た時に良く、胸の違和感、胸が痛いというような症状があげられますがまさにその通りでした。
僕は胸が痛いというような症状はあまり出た事はありませんが、予期不安が酷い時は1日中胸の辺りの違和感で苦しみ、その違和感から心臓が悪いのではないか?このまま心臓が止まってしまうのではないか?という恐怖から発作が起こってしまう事も多々ありました。
こういう時は少しでも胸の辺りに違和感や痛みがあると頭の中が恐怖で一杯になってしまいます。
いくら大丈夫と言われていてもやはりコントロールするのは本当に難しいですよね。
胸の違和感がある度にインターネットで自分の症状を検索して大丈夫なのか?と検索して、その中で少しでもマイナスな情報があると余計に不安にかられてしまうという負の連鎖を経験されている方もたくさんいると思います。
僕は胸に違和感があっても出来るだけ意識をそこからはずして他の事を考えるようにしています。
そうすると自然と胸の違和感が気にならなくなり心が安定してきますよ。
人間の脳とはすごいもので、何もなくてもそこだけに意識が集中するとその場所に様々な症状が現れてしまうんですよね。
これが良く精神疾患を患っている方の様々な症状の原因になっていると思います。
不安な時こそ他の事に意識をまわして頭をからっぽにしてみてください。
複式呼吸はこういう時にもおすすめです。
呼吸に意識をまわして余計なことは考えないように出来る習慣を是非つけてみてください。