まほちゃんでーーーす！！
今回も寄席いきまーーーす！！
ある処に野郎の<恋さん>と
女の<愛さん>が住んでいました
野郎の<恋さん>は<愛さん>を
好きで好きでしたが
なにせおくてなもんで
目が逢ってはドキンドキンとしだし
ろくに口も自分の方からは
かけられませんでした
<あっ愛さんが向こうの方位から
僕の方へ向かって歩いてきてくれました>
と心の中でつぶやき
ドキンドキンしだしました
<愛さん>の方から<恋さん>
に気付いて
目で笑いかけてきてくれて
ニコッと会釈してくれました
そしてお互いに笑顔になりました
<愛さん>が気軽に<恋さん>に
こう言いました
<ねえ恋さん...今日はほんとうに
穏やかな日和ですことね>
一方<恋さん>はというと
<.....ハハハ❤>
そして<愛さん>が通り過ぎようと
した時に
<恋さん>はこれじゃあいけないと
心の中でもがいていました
そして
<おいちょっとまてーーーえ！>
ってとっさに大声で
言ってしまいました
これにはお互いにビックリ
してしまいました
<愛さん>は
<キャッ！何ーつ！
変わった御方！>
<恋さん>は
<ゴメンナサイ！ゴメンナサイ！>
とまあ見ていた周りの皆は
開いた口が閉まりません
<恋さん>は
何だか急に
はずかしくなってきて
急に走り出してその場から
いなくなってしまいました
<愛さん>はというと
<まあ...お茶目な御方！
単に野性的な人かと想ったら
そうでもないのかしらね>
と言いました
そしてこんな事もありました
<愛さん>が
病いで寝込んでいると
人づてに聞いて
いてもたってもいられなくなった
<恋さん>が
<愛さん>のもとへ駆けつけて
<大丈夫か？大丈夫か？大丈夫か？>
としか言えず心の中では
色々なコトを言おう言おうと
考えているのですが
いつもこう野性的に
なってしまいます
<愛さん>は
<ええ恋さんありがとう❤
来てくれると想っていたわ❤>
って心からの嬉しさを
かくすことはしませんでした
その後この二人は
見事に結ばれました
まるでこれでは
美女と野獣です
そして皆さんこれは夢ではなく
本当の夢ですね
二人の<恋愛>なのです！！
じゃあまたね...バイバイ...まほちゃんでした
2010.6.11...
