出先にて。

 

 

 

2014はまだ若いがルフレーブ女史らしさが薄れた感じで…

 

 

 

かと言って2008はすでに朽ちる過程で…

 

 

状態としてはほぼ完璧!

うっすら甘くてしっとり、ピュリニーらしい清いミネラルも

十二分、鼻腔を抜ける清涼感が心地いい。

懸念のPMOは皆無で液体にはまだ緑色も残る若々しさ。

ミッドが少し水っぽく薄いが、

全くどうでもいいこと、

14年目熟成のピュリニー筆頭クラスを

状態よく飲めたことには感謝しかない。

 

この日は多分20年以上ぶりの那須湯本。

鹿の湯源泉のほど近いところに投宿。

 

 

 

 

 

 

至高の名泉、草津の白旗の湯、綿の湯の後だったので

ガックリするかと思いきや

柔らかくて素晴らしい。

日光湯本、塩原元湯にはある緑がかったクセがないのが

個人的には好きだ。

 

草津も素晴らしいが、湯畑近辺はミニ渋谷みたいに若者が集まってるし

源泉重視の宿では心地いい露天風呂は(立地の点で)期待できない。

冬の冷たい空気感を味わいにくいのは今の草津のデメリット。

那須湯本はその点田舎だ。

 

清々しい空気を満喫しながら完璧な熟成ピュセルを飲む幸せと言ったら…

 

温泉好きを公言してるけれども

「温泉でそこそこえーワイン飲むのが好き」

なんだと思う。

いい温泉といいワイン、マリアージュが決まった時は

最高だ(笑)。

 

那須茶臼岳の麓っていう立地。

一部朽ち果てつつある近辺の民宿と旅館の数々…

 

この限界温泉集落みたいなとこには

大手のチェーン店(共立、ひらまつ、星のや)みたいなのが

入ってこないことを祈りたいな。

(共立は結構個人的に行ってるがあくまで弘前ドーミーイン繋がり

弘前での定宿…岩木山キャンプの合間にもたまに行くのだ)

 

鹿の湯もやっぱり素晴らしいですね。

 

北関東よりの出生と今の日常生活、で良かったかな、ってつくづく思う。

 

コロナ禍以降で、東京ワイン会出席のスタイルはほぼ断念した感じ、

そんな定年後?もそれなりに楽しめています♪