まだタンニンも多少強く酸も相当あるので

全然飲み頃でないかというとそんなことはなく

液質はルイジャドらしからぬ?エレガントさ。

 

ペルナンのオンカラデドゥの赤は遠い昔(14年前だ苦笑)

フォランアルベレを飲んで以来。

 

 

粘土の多い立地で地味地味なペルナンと言われれば

なるほど、って感じの拙い記録だが

パッとしない代表選手かと思いきや

今回のルイジャドは(そこそこ)素敵だ。

さすが当時の責任者ジャックラルディエールさん。

 

強いタンニンも強い酸も全然嫌味にならず

数年の熟成ののち円やかにワインとして完成されている。

「どうだ〜俺のワイン!」っていう

押し付けがましい主張は一切無くて

淡々と肩の力が抜けたバランス。

しかも確かに一級の酒質でこの先も十分にありそうだ。

 

タンニンが甘味に変わりはじめても

十分な酸のおかげでまだまだ先もありそうな感じが嬉しい。

さすが2015年、っていうべきなのかな?