クワガタの寿命と性格と・・さよならとありがとう。 | しゅうパパの何か思う日常と沖縄クワガタ採集記

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6月に見つけてきたデカいノコギリクワガタ君が天に召された。

 

 

今年はこの子以上に大きいノコギリクワガタは見つけられなかったな。

 

このデカいノコ君以外では、森を歩いていたらたまたま落ちてきた奴が1匹だけGETしていたけど、今年は実質この2匹だけ。

 

 

たまたま落ちてきた子は先月の頭に死んじゃったけど、

今回のデッカイのも死んじゃって、ノコギリクワガタはこれでいなくなってしまった・・・(ノ_・。)

 

さみしいなぁ・・・

 

また来年、見つけるかぁ・・・

 

ノコギリクワガタと違って、ヒラタクワガタの方はまだまだ元気。

 

ヒラタも5月、6月にそれぞれGETした2匹だけなんだけど、

ヒラタはやっぱりノコよりも長生きだね~。

 

 

でね、

 

ふと思ったんだ。

 

 

どうしてノコギリクワガタはすぐ死んでしまうのに、ヒラタクワガタは長生きするんだろう?

 

ってね。

 

 

 

僕の飼育してきたノコギリクワガタの最高寿命はちょうど1年くらい。

 

ヒラタクワガタだと2年近く生きたものもいる。

 

 

もちろん、野生で捕まえてきたものだから、それ以前にどれくらい生きてきたかわからないし、幼虫期を入れたらもっと長く生きてきたはずなんだけど、

 

あくまでも僕がGETしてきてから、死んでしまうまでにそのくらい生きたものがいるってことなんだ。

 

 

・・でね?

 

 

僕が観察してきて、長生きした個体っていうものには共通したある特徴があるんだ。

 

 

それは・・・

 

 

「動かない!」( ̄□ ̄;)

 

 

動かないんだ~!

 

 

大体いつも隠れていて、じ~っとしていて動かない。

 

 

それはノコもヒラタにも同じ特徴が見られた。

 

元気な子ほどすぐ死んでしまうんだ。

 

 

これってさぁ・・・?

 

クワガタは体を動かすと寿命が縮んでしまうってことだよね?

 

 

良く動くクワガタ君を観察していると、ある時からどこかの脚の動きが悪くなってきたり、脚の爪が取れちゃうケースが多い。

 

クワガタは人間と違って、体を動かすとダメージがあるんじゃないだろうか? って思うんだ。

 

ダメージが蓄積すると動かなくなってしまう。

 

 

また、脚の爪が取れちゃった個体は早死にする傾向がより顕著に出ている。

 

 

爪が取れた個体を観察していると、木や足場につかまろうとしても、爪がないから、他の脚を使って代用するしかない。

 

でも爪のない方の脚も他の脚のように爪があるつもりで動かすから、バランスが崩れたりしがちだ。

 

しっかりつかめる個体と違って、動きがどうしても多くなってしまう。

 

他の元気な方の脚の爪にもより負担がかかるから、そちらも取れてしまう可能性が高い。

 

 

脚の爪が取れてしまった個体は、爪がそろった個体よりも早く死んでしまうように思う。

 

どんなに大事にしてても早く死んでしまう・・・。゚(T^T)゚。

 

 

恐らく、うまく使えない方の脚をカバーして無駄に・・っていうのは語弊があるけど、動く量が増えてしまうからだと思う。

 

 

 

 

動きが多いと早く死んでしまうということを踏まえた上で、

ノコギリクワガタ君ですよ。

 

 

今年はね、

自分が飼っているノコ君をできるだけ観察したとですよ!

また意識して昼間の森も夜の森も行ってみたとですよ!

 

 

で、ノコ君。

 

 

彼らは、ヒラタ君と比べると、動く動く!

 

ヒラタ君よりも昼間でも樹液に来たりもするし、けんかっ早いし、よく飛ぶし。

 

同じ期間でも明らかにノコギリクワガタは動きが多い。

 

昼間なんかは倍どころじゃない。

 

 

ヒラタは明るい時間はほとんど出てこないでじっとしているのに対し、

ノコギリは明るい時間でも夜間のヒラタくらい動く。

 

いや、それ以上かも・・?

 

これはきっと性格なんだろうね~。

 

たくさん動くことで活動範囲を拡げて生きてきたノコギリクワガタの受け継がれてきた性格。

 

 

だから、ノコギリクワガタは良く動くし、その分早く死ぬ・・・。

 

 

潜む感じのヒラタとは大分性格が違う。

 

 

さっきも書いたけど、僕の飼育したノコの中には1年生きたものもいたんだけど、今思えば、ヒラタみたいな性格の奴だったよ。

 

餌を替えようとケースを開けたら、一般的なノコギリは上半身を高く上げて警戒したり、動くものの方向を気にしたりするのに、

その子は迷わず隠れてたしね~。

 

 

っていうか、ケース開けてもいないことが多かったw

 

大体いつも木の皮の裏やマットの中に隠れていたからね~・・

 

懐かしいなぁ・・・

 

 

 

長生きするヒラタも大体同じだね~。

常にじっとしている奴ほど長生きしているよ。

 

あくまでも、僕の見てきたクワガタの傾向だけど、

間違ってはいないと思う。

 

 

 

それとね、もうひとつ。

 

 

 

もうすぐ死んでしまう前のクワガタ。

 

 

いつもはじっとしているのに、ある日元気にケースの中を動き回っていたって時。

 

 

僕も何度もそういうのを見てきたけど、

 

それって、ホントは元気なんじゃなくて、苦しくて暴れているんじゃないかって思うんだ。

 

徐々に弱っていくケースも確かにある。

 

でも死ぬ前のクワガタって、パっと見では

 

「お、今日は元気だな? どうした?」

って感じに見えることが多い気がする。

 

 

でもその動きが見られた子は、ノコなら1日~3日くらい・・・

 

ヒラタは1日~5日くらいで死んでしまっているんだ。

 

 

僕は、急に動き出したクワ君を見ると、

 

苦しいのかなぁ・・・辛いのかなぁ・・・って心配になってしまう。

 

 

 

冒頭で書いた今回、死んでしまったノコ君もそういう動きを見せて翌日動かなくなっていたんだ。

 

 

大事に飼っていたクワガタが死んでしまうのはいつも悲しい。

 

 

さみしいけど、でもホントありがとう。

 

 

僕はやっぱりクワガタが大好きだ。