見える光、見えない光 人には見えてクワガタには見えない、クワガタには見えて人には見えない | しゅうパパの何か思う日常と沖縄クワガタ採集記

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http://ameblo.jp/loveway14/entry-12202938361.html ←沖縄のクワガタ採集初心者さん向けの記事です♪



さぁ、子ども達は夏休みに突入しました~!!お父さん方のクワガタ探しも子どもに急かされて熾烈になってきそうですな(笑)



前回、日光の話題をしたので、ついでにもうひとつ情報をドキドキ


クワガタやカブトムシには赤い色が認識できないって言われているのを知ってる?



彼らには赤い色は黒にしか見えていないらしいよ音符


だから、ライトに赤いフィルムなんかを付けてクワガタを照らしても、クワガタにとっては周りは真っ暗なままだから、全然気付かない。


前回、強力なライトを当てると隠れるって書いたけど、あれはライトの光をクワガタが認識してるからなんだ。



ライトを最初から赤い色にしておくとクワガタは目で見て警戒するってことがなくなるから観察しやすくなるんだ音符



まぁ、ライトに赤いフィルムなんて付けたらかなり強力なライトでないと、暗くて見えなくなるし、周りが赤くなるから当然こっちも見にくくて慣れが必要になるから、オススメはしないけどね汗




ちなみに、そんなことしなくても最近のLEDライトは結構、虫が寄って来ないように配慮して作られていることが多いんだ。


僕の使っているLEDライトはかなり明るいんだけど、それを最大の明るさにしても、クワガタからしたら、そこそこの明るさにしか見えていないはず。

一応見えてはいるから、逃げたり隠れたりする訳だけどね~。




ライトトラップってあるけど、LEDライトでは種類にもよるけど、蛾とかチョウチョとか、羽虫くらいしか集まんないから、そういうのではチャレンジしない方がいいよ~



クワガタが見えやすいのは紫色系の光。

特に水銀灯の光はすごいよ!!

水銀灯は今ではかなり少なくなってるけど、あの光はクワガタにはたまんないみたい(笑)
すっごい飛んでくるからね~(^-^)



赤外線、とか
紫外線、ってよく聞くでしょ?


赤外線はクワガタには見えてないんだけど、紫外線は見えているんだ。



そして、紫外線はクワガタの飛ぶ方向を決める重要なものになっているみたい。


自然界では月や星の光に含まれている紫外線を頼りに飛ぶから、上方へ飛び上がるけど、人間が作った光に紫外線が含まれていると、クワガタはそれを基準に飛ぶ方向を選んじゃうから、

その結果、自販機の明かりや外灯にもライトトラップにも飛んでっちゃう訳だね~(^-^)
蛍光灯の明かりなんかにもクワガタはよく来るよね~

森に近い民家では、クワガタがよく飛んでくるみたいだしね音符


最近では外灯も自販機もできるだけ紫外線や赤外線を出さないようにして虫が来ないようにしているものがほとんどらしいけど。




人間の目には見えない紫外線や赤外線だけど、昆虫には見えるのが普通だったりするんだ。

紫外線も赤外線も、ゆっちゃえばただの光だからね~


人間の目に『見える』か『見えない』かを基準に考えられて作られた言葉だから、

人間に見える紫色の限界を超えた光を、紫の外の光って意味で、
『紫外線』

同じく、
人間に見える赤色の限界を超えた光を、赤の外の光って意味で、
『赤外線』

って呼ぶんだね音符(≧▽≦)


紫外線は見えない上に強過ぎると日焼けするのはあまりに有名。

赤外線に関しては通信とか、センサーとかで利用されたりするね音符




リモコンの先に小さい電球が付いてるけど、あの電球から赤外線を飛ばして通信しているから機械同士は反応するんだけど、
あの電球は、いくらボタンを押しても人間の目には光って見えることはないよね。

でも実はスマホや携帯のカメラで画面越しにリモコンの電球を見てみると赤外線が光って見えたりするんだよドキドキ(≧▽≦)




ちょっと試してみて~、面白いから!!




それを見たら、昆虫にしか見えない光があるとか、昆虫には見えない光があるとか、納得しやすいはず音符(^▽^)



赤い光はクワガタには見えず、真っ暗。


紫の光はすごく良く見えて、明るい。



不思議だけどホント面白い!!




自由研究のテーマにしてもいいかもよ~にひひ