いわき市から逃げだし、今 茨城県の娘の家に、母と二人身を寄せています


「いわき市は他所に比べれば津波の被害も少なく、通電しているのでまだマシじゃないか」「そうやってしなくてもよい避難をするから、ガソリンがなくなるんだ」…など諸々の非難を受けそうですが 敢えて書かせていただきます

ご不快でしたら、これ以降は読むのをやめてください
また日付が定かではなく前後してる箇所あるかもしれませんが、ご了承ください



11日午後2時46分地震発生

以前のblogに書いたような家の中ではありますが、わたしも母も怪我一つなかったのは幸いです
家の中で一番安全なのは四方を柱で囲まれ、家具が倒れても影響がないと思われる母の畳ベッド
余震が怖いので少しそこで過ごすことにしました

余震の合間に逃げ出す最低限の用意をし、このまま通電しなかったことも想定して、できるだけの毛布を畳ベッドの側に集めダウンコートなどを準備
避難に備えての通帳、印鑑、保険証などなど
ラジオを聴きその規模と悲惨さに、大変なことになったと鳥肌がたちました

3月で日がのびたのはありがたかったです
災害時用に準備したロウソクを、万が一余震で倒れないように重いガラスの灰皿に据えて、余震の度に身構えながら数時間を過ごしました

この時点ではまだ水はでていましたね
後に振り返れば、寸断された水道管に溜まっていたものだったのでしょう

嬉しいことに通電は予想以上に早く、夜の8時半頃だったでしょうか、明かりがこんなにも安心できるものだとは。。。

通電したので情報が欲しく、PCを立ち上げ市役所のHPをみましたが、地震の地の字すらない
まぁ 市役所も混乱してるのだろうと…まだ余裕のわたし

海の近くの施設の父が気がかりで電話をいれましたが、職員の方落ち着いており「津波はきましたが、たいしたことないですよ~」
良かった 良かった


12日
朝から断水

わたしは元々前日にお茶をつくり部屋の冷蔵庫入れておくことにしている
また、母はあまり水分をとらない質
それに冷蔵庫にはジュースや牛乳もある
パルシステムのおかげで冷凍庫は一杯だし、食パンも冷凍庫に3袋
ご飯もその都度ではなく、3合炊いて冷凍保存の実家
買い出しに当分行かずとも二人暮らしだし、飲み水だけ節約すれば十分まにあうはず

トイレを流すのもお風呂の残り湯でなんとかなるだろ

2階の窓から外を眺めると、車が渋滞してる
この辺りでも(日頃渋滞をみかけないので)車が渋滞するんだ???

今日は何度やってもPCは繋がらない
情報がなくて不安

このまま水がなくなったらどうしよう

たいてい避難場所には給水の施設はあるだろう
母にこの辺りの避難場所は何処かをきいても、隣の幼稚園しか知らないと言う
ならば、水を求めて訪れる人がいるはず
しかし、幼稚園は静まり返り人っ子一人いない

避難所は学校が多いはず、なので、仕事から帰宅したコウに調べてもらう
結果、やっぱりわたしが通っていた小学校が給水所と判明
少し安心…