昨日は午前中、本当に良いお天気で

いつもは空っ風が吹きすさんでいるのに

風もなく穏やかで

あたしは日当たりのよいところに植木鉢やプランターを出してやり

母は散歩がてらに手押し車を押しながら

買い物に出かけた


が、その天気も午後1時くらいから薄曇りとなり始め

照ったり陰ったり

2時過ぎには寒くなり始めたので、庭の植木鉢をしまい

2階のベッドに横になった


そしてあの地震

あまりの揺れに危険を感じ

造りつけの机の下にもぐりこんだ


机の上にあるPCのスピーカーやいくつかのCDケース

雑誌類に電話の子機や趣味のフィギュアが降ってくる

ものぐさなあたしがプリンターの上に乗せて置いた

通販の雑誌が崩れ落ち、足元に置いたシュレッダーがころがる


南側の日当たりのよい窓際に置いた植木鉢が

音を立てて床に転がる

でもそれ以上に、揺れと他の物が落下する音

家がきしむ音、自分の悲鳴


静かになってから1階に下りていくと

電子レンジや炊飯器が乗せられる食器棚というか物入れが

前に倒れて中からでたコーヒーカップやソーサー

グラス類が割れて飛び散り足の踏み場がない


神棚や仏壇、玄関の花瓶がひっくり返り水浸し

母がそれを一生懸命拭いていた


そんなことより余震がすごいから先に身の安全を

と思うあたしより、掃除をしている母は肝が据わっているのか?


母の手を止めさせて、四方を柱に囲まれてる母の畳ベッドに避難


停電したためにアルソックの警報が鳴り続ける

本来そうなったら即座にあるはずの

アルソックの確認の電話もない

きっとそれどころではない程の地震だったのだろう


余震の合間を縫って2階と往復して準備をする

逃げるときに持っていくもの

お金や携帯や充電器

ラジオに懐中電灯

着るものも重ね着をして少しでも暖かくなるように

貼るカイロ、毛布にひざかけ、マフラー、手袋、帽子


夜になったときのためのろうそく

そのろうそくが地震の横揺れに耐えられるように

ろうそく置き用の重くて大きな灰皿

トイレを流すバケツに水を用意する


冷凍してあったパン類やコロッケやお芋の天ぷらなど

お腹がすいたときのために自然解凍しておく


そうこうしながら他の部屋もみてみると

棚の本は全部落ちて

父が組み立てたビデオラックはドアが壊れて倒れ

というか崩壊していてビデオが散らばっている

35インチのTVもひっくりかえっている


こうしてブログを打ち込んでいる間も余震は続く



一夜が明けて今日も良いお天気だ

今のうちにできることをしておこう


被災された方々のご無事を祈ってます