たまには
鍼灸師らしい記事。
逆子ちゃんのお灸について思う事。
妊娠中に
だいたい赤ちゃんは
しょっちゅう逆子になってる
というか
ぐるぐる
よく分からないけど
元気に動く。
ので
あまり心配しなくても
大丈夫ですが
やはり
妊娠後期というか
もう予定日を1ヶ月先に控えてる
みたいな状況は
かなりママ達はソワソワしちゃう。
そう
今の日本では
多分ほとんど
逆子の場合
選択の余地なく
帝王切開になるから。
経膣で産むのと
お腹を切るのとでは
全然ママの気持ちも
身体のダメージも違ってくる。
しかも
ホルモンバランスが
イレギュラーな状態が妊娠なので
出産も近づいてると
とても不安になったり
イライラしたり
歓喜に満ち溢れたり
悲しくなったり…
気持ちが
制御不能だったりするから
特に出産のカタチに
経膣が良い！とか
手術は怖い！いう
思い入れや恐怖心があると
余計に不安になるのが
逆子。
その時に
皆んなが検索したり
教えてもらうであろう
逆子矯正方法が
逆子体操や外回転と逆子のお灸
なんじゃないかなと思います。
ふよう治療院に来るママさん達は
マジメで前向きなタイプの人が多いので
色々とやれることやってきて
それでも逆子が治らなくて
やって来る方が多いので
切羽詰まった時期に
来る人がほとんどですヽ(；▽；)ノ
お願い
もっと早くに来て！（笑）
医学的には
もう赤ちゃんが回転する余地はない
と言われる時期に来ることもザラ。
それでも一縷の望みを胸に
行ったこともないであろう
鍼灸院（看板も出してない）に
勇気を持って来てくれる
そんなママ達が私は大好きです。
すごく
すごく
赤ちゃんにも自分自身にも
深い愛を与えているからこそ
諦めずに挑戦しようと
行動している
その純粋なパワー
母ちゃんパワー
だから
院長の主人も私も
全力で施術します。
お灸はもちろんだけど
必要があれば
硬くなった身体を緩めたり
悩みを聞いたり
情報提供したり。
ちなみに
効果のほどですが
週数に関係なく
帝王切開のために入院する
前日までお灸受けていた人が
入院当日にエコーで診たら
治ってたという事もあるくらいで
赤ちゃんの大小に関わらず
戻る人は戻るし
そのままの人はそのまま。
長年やってきて
感じるのは
赤ちゃんは赤ちゃんの産まれたいように
産まれて来るんじゃないかな？
ということ。
どんなカタチの出産であっても
母子の命が1番大事。
そこが確保されていたら
どちらでも最高に幸せだし
感動の出産になるのです。
なので
本当は逆子でも
何でも良いじゃないと
思うものの
なぜ私が逆子のお灸をするかって
最後まで諦めずに
赤ちゃんと自分に向き合っている
ママ達を応援したいから。
人はベストを尽くせた時
結果がどうであろうと
満足できると思うし
やりきったという自分への信頼が増したり
逆子のお灸を受ける時間を通して
赤ちゃんへの愛情がより増したり
自分の時間を取り戻すことで
心に安らぎを感じてもらえたり
これから始まる子育てを
楽しみに想像できる余裕が出てきたり
そんなことに
施術が繋がっていると信じているから。
マンションの一室で
看板もなければ
外から伺う知る事もできないような
ある意味敷居の高い（入りにくい）
治療院ですが
どうぞ安心してお越しくださいね。
逆子のお灸の他に
小児はりや産後の矯正なども
行っています。
お気軽にご相談ください。