今日も良いお天気に恵まれ、暖かな太陽の光が心地よいお昼ですね
自立できない母親と非情になりきれない娘の堂々巡り
私の母は子どもに依存しています。
それはつまり、裏を返せば私たち子どもが母親を依存させてしまっているという事
加えて、私は唯一の娘である為
必然的に母親は事あるごとに私を頼ります
昔は借金の保証人にされてしまったりと、かなりの苦労をしましたが…
「私は長女で彼女は母親だから助けなくちゃ」というなんとも囚われた思い込みによって、私は母親の借金を肩代わりしてしまいました。
その時の私は、人生を自分の為ではなく、家族の為に生きていたのです
それから、別々に暮らすようになって。
私はやっと上手に呼吸ができる様になりました
私はずっと、家族という繋がりや枠組みから外れたくて、ただひたすらに自由を求めていたのだと気付かされました…
毎日、何度も、母からの着信。
母親からの着信は毎日あります。
多い時は一日に5回以上。
一度、電話に出てしまえば要領の得ない世間話（？）が１時間以上も続きます。
私はそれに耐えられず、何度も「用事がある時以外に電話しないで」と訴えたし
酷い時には着信拒否にもしていました。
けれど、暫く経って母が反省してくれたな、と感じた頃にまた着信拒否を解除したりしていたのですが…まぁ、同じ事を繰り返すのは母も娘も同じでした
DV義父と同じ手口
今思えば、母のやっている事はかつて私たちにDVした義父と同じ事でした。
こちらの尊厳を踏み躙り、暴力や暴言で支配しては反省した素振りを見せる…
そしてまた同じ事を繰り返す。
今の母親もまさにそれと同じ事をしています。
そして私は、反省した素振りの義父の元へまたのこのこと舞い戻るかつての母親と同じ事をしていました…
他人は自分の写し鏡
私はこれまで母親に依存しないで欲しいと思っていたけど、母を依存させて苦しめていたのも私だったのですね
どうしても、女手ひとつで育ててくれた母親への尊敬と、若い頃に苦労した母親の姿を見ていたからこそ…突っぱねる事ができなかった
でも、私のこんな態度が母親を依存させ、苦しめていたのかと思うと…ごめんねって、泣きたくなります
こんな悲しい堂々巡りは、終わらせなければなりません。私の為に‼️
居留守を使ったり、電話を無視したり、母親を突っぱねる事はとても辛いです。
自分の心が抉られそうになる。
けれど、それが嫌で、今まで避けて来た私のツケが私と、母親をも傷つけてしまっていたのですね
…ごめんなさい
私は母親を毒親とは思っていないし
（でも、見方によってはあり得るのだと思う）
親ガチャに外れたとも思っていません。
この時代にこの家族だからこそ、私は様々な経験ができましたので
けれど、自分の人生を自分の為に生きられないのは、やっぱり違うと思うから
私が私を愛する為にも
私が母親を愛しているから
だからこそ、今、母親とのあり方を改める時期なのだと…そう思いました。
とても寂しいけれど。
なんだか罪悪感に苛まれるけれど。
もう同じ事は繰り返したくないから
堂々巡りは終わらせたいから
あなたからの電話を、私は受け取りません
ごめんね、お母さん