マレー:ランキングポイントが3年ぶり8千台に | マレー・ファン@ラブテニスワールド

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英国テニス・ナンバーワン選手のアンディ・マレーを応援しながら、
ロンドンでの暮らしを綴るブログです♪
マレーがついに2012年ロンドン五輪で金&銀メダリストとなりました。
一緒に応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!

マイアミでの準優勝を果たしたアンディ・マレーですが、
なんと3年ぶりにランキングポイントが8000台
のるという嬉しいニュースがありました

3年ぶりというのは驚く人もいるかも知れませんが、
マレーが最後に8千ポイント台に乗ったのは
2009年10月。

それもこれも、2010、2011の全豪オープン決勝のあと、
マレーが超スランプに陥ってしまったためです(涙

2011年全豪オープン決勝

↑ 2011年の全豪オープン決勝のマレー…o(;△;)o

その間、トップ3たちは着々とポイントを貯蓄。
マレーは彼らからぐーんと差がつけられました。

ただ全豪オープン準優勝の1200ポイント獲得
大きな貯金となり、後半はトップ3との差を
縮めることが
できたわけですが…

でも2012年はブリスベーン優勝、全豪オープン準々決勝、
ドバイ準優勝、マイアミ準優勝と、好調な切り出し!

なのでこのままがんばれば、これからもどんどんと
貯金が貯められます!(笑

それにしても8千ポイントで世界4位ですから、
現在のトップ4選手たちのレベルの高さと、
残りの選手たちとの差の大きさが分かりますよね。

【トップ4のポイント数】 2012年4月2日現在

1. ノバク・ジョコヴィッチ 12,670 
2. ラファエル・ナダル   9,935  
3. ロジャー・フェデラー  9,035
4. アンディ・マレー    8,040
===
5. ダビド・フェレール   4,700


さてナダル、フェデラー、マレーのうち、
超人ジョコちゃんに追いつけるのはいったい誰か…?

フェデラー、ナダル、マレー


現在マレーと世界3位のロジャー・フェデラーの差は
995ポイント

もしマレーがこれからのクレイシーズンでフェデラーよりも
ポイントを多く取れば、この差はますます縮まっていく…

はずですっ!(;´▽`A``

というのも、去年マレーはスランプを脱出したあと、
クレイシーズンから後半にかけてトップ3との差をぐんと
縮め、
2011年10月には

フェデラーを追い越して3位になりましたからっ!

このまま行けば、確実にマレーが世界3位で2011年を
閉じるはずでした。

ところが運命を分けたのは、ツアー最後のO2ファイナル。

マレーの棄権+フェデラーの優勝、という土壇場での
番狂わせが起こり、最後の最後になって

フェデラーの大逆転で終わりました(涙

ああっ、もうあとがないっ~

でもこれだからこそ、ファイナルの醍醐味があるわけですが…


さて2位のラファエル・ナダルとマレーの差は1895ポイント

かなり大きい…?

…と言うわけではないかも。

というのも、去年ナダルはクレイシーズンで多大なポイントを
稼いだので、もし今期も同じレベルで勝ち続けないと
ポイントが一気に減ってしまうことになります。

ちなみにクレイシーズン(モンテカルロ~全仏オープン)で
全仏優勝も含めてナダルが稼いだ去年のポイント累計は、

なんと4700ポイント!

このポイントを維持するには、膝の故障が完治しない限り
かなり険しい道のりが…(汗

ナダルの提唱していた『2年間に渡るランキング制度』
波紋を呼びましたが、もしこれが通過していたら
ナダルはきっと安心して休養できたことでしょうね。

でも現実は厳しい…

このナダルの提唱するランキング制度については、以前の
ブログ(ナダル、フェデラーと衝突:カウンシルを辞任)にて
詳しく書いてありますよ~♪

===

ということで、クレイシーズン以降、世界2位を巡っての
争いが始まることになりそうです。

でもマレーは世界2位どころか、もっと大きなゴールを
抱いているよう(←頼もしい!笑)

「マイアミ大会が始まったばかりの時は、誰もが僕に
 『フェデラーのフォームはこれまでで最高か』とか
 『彼が世界ナンバーワンに返り咲くのは可能か』
 などと質問してきたものだよ。

 でも実際は、僕がもう一つ大きな大会で勝てば、
 フェデラーを追い越せるという状況となった。

 いまだに今年の僕の目標は世界一になることだよ。
 そのためにはグランドスラムで勝たなければならない。
 だからこの二つのゴールが一緒になっているんだ。

 今の目標は全仏オープンでピークを迎えることだ。
 数年前に準々決勝に初めて進んだときは、それで
 満足したけど、今年はもっと自信を持っているんだ」
 

こんな頼もしい抱負を語るマレーですが、ファンとしては
かなり納得できるんですよね~。

というのも、去年はスランプのあと、ローマの準決勝で
ジョコヴィッチと互角の戦いをし、全仏オープンでは
初めての準決勝進出を果たしています。

このおかげでクレイコートでのプレイにもかなり自信を
つけることができたマレーです。

なんといっても、今年はさらに…

レンドルがいますからねっ!

クレーのエキスパートであるイワン・レンドルが、
モンテカルロ大会前から、早々にマレーに付き添います。

「一週間はボカラトン(フロリダ)に残って練習し、数日
 ロンドンに戻った後、モンテカルロに向かうことになるよ。

 ダニ(マレーの親友でヒッティングパートナー)も戻って
 くるので、彼と僕とイワンの3人で、クレーでの動きに
 慣れるための様々なドリルをこなす予定なんだ」

レンドルが初めてのグランドスラム優勝を果たしたのも
クレイの全仏オープンだけあって、マレーへの指導に
かなり情熱がこもってるよう (≡^∇^≡)

どんな秘伝のテクニックをマレーに伝授するのかが
とっても楽しみ~♪

ただ痛手を受けたのはイギリス芝テニス協会。

今月行われるデ杯ワールドグループIのベルギーとの試合
マレーは出場が不可となりました。

マイアミ直後からクレイでの練習を開始するため、
その合間に屋内ハードコートで行われるデ杯で調整が崩れ、
怪我をすることを恐れたためです。

特にハード・シーズン終了後の屋内ハード試合というのは、
ちょっと
タイミングが悪すぎましたね…

でもマレーなしで何とかがんばってほしいものです!