錦織圭、アカプルコ二回戦進出 | マレー・ファン@ラブテニスワールド

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英国テニス・ナンバーワン選手のアンディ・マレーを応援しながら、
ロンドンでの暮らしを綴るブログです♪
マレーがついに2012年ロンドン五輪で金&銀メダリストとなりました。
一緒に応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!

錦織、クレイコートについて語る

今週は全豪オープン以来のテニス三昧の日々を送っております。

まずは錦織圭、アカプルコで無事二回戦進出!

ブエノスアイレスに続きアカプルコでもクレイコートに
挑戦している錦織選手ですが、昨日はモンタネスに
圧倒的にリード、6-2 4-1で相手がリタイアしました。

次の相手ジェレミー・シャーディ(64位)とは
去年のマイアミ・マスターズ(ハードコート)で対戦し
錦織がストレート勝ちしています。

クレイで当たるのは初めてですが、この試合もきっと
乗り切ることでしょう。

ちょっと古いですがブエノスアイレスの一回戦でフェレーロに
勝ったあとの錦織のインタビューを見つけたのでどうぞ。

錦織圭、クレイコートで力をつけることについて語る

このインタビューで「日本史上最高のテニス選手となり
日本で注目を浴びることについてプレッシャーを感じるか?」
という質問を受けていますが、錦織は笑顔で

「プレッシャーを感じたことはない。もちろん日本に帰ると
 大騒ぎになるけど、普段注目を浴びないだけに、逆に
 この現象を楽しんでいる」

と答えています。頼もしいですね~

マレーのイギリスからの期待と錦織の日本での期待が
どうしても重なりますが、どちらもプレッシャーに押しつぶされず
わが道を進んで欲しいです!

===
さてドバイでは昨日アンディ・マレーの一回戦がありましたが
もうがくがくぶるぶるものでした。

相手は予選通過者のべレール。
全豪オープン以来試合に出ていないマレーにとっては好都合…と
思いますよね?

しかもあのレンドルとの集中トレーニングのあとだしっ!

ところがマレーは1セット目は楽に取ったものの、2セット目から

自爆開始

簡単なボールも返せず、サーブも決まらない。
心配したとおり、試合慣れしていないのが歴然なのです。

彼の特徴で、大会ごとのコンディションに慣れるのに
どうも時間がかかるのでいつも冷や冷やさせられますが、
今回は特に開いた期間が長かったので不安倍増。

全豪オープンのあの大観衆の盛り上がりの後、普通の選手権、
しかも観客がちらほらとしかいない平日の昼間の試合だと
闘志がかなり盛り下がるのは当然ですが、他のライバルたちは
すでにこの盛り下がりを経験済み。

特にジョコヴィッチとナダル以外は、トップ選手たちが
次々に各大会で優勝していっていますからね~
焦る焦る。

しかもべレールは予選を通っているので、ドバイの気温、
コートやボールのスピードに慣れています。

それに比べてマレーは動きが固いし、コートやラケットの
コンディションにどうも不満足らしく、

途中いつもの「ぶつぶつ」独り言を開始。

でも頼りのコーチ、レンドルは現在デルレイビーチでプレイ中。

そしてついに2セット目を取られるマレー!

あわわ~。

解説者たちが「ここでマレーが敗退したら大会主催者たちは
がっくりする」などと不謹慎なコメントまでしていました。

ここで私の目の前によぎったのは、去年の

「連続一回戦敗退」事件。

全豪オープンでジョコヴィッチに決勝で負けたマレーは
スランプに陥り次々に各大会の一回戦で敗退。
クレイコートの時期が来るまで恐ろしい記録を出し続けました。

とはらはらしながら指先の間から見た一回戦だったのです。

でも3セット目はマレーが死守。

結果6-3 4-6 6-4で無事マレーは二回戦進出を決めました。
ふううぅ

試合後のインタビューで、マレーは具合が悪かったことを
ほのめかし、2セット目では吐きそうになったと語りました。

またレンドルとスカイプしてこの試合の反省点やらを
話し合うとのこと。これがどう影響するか…

さて今日の試合も再び灼熱のコート、午後2時の開始。

相手は一回戦でなんとダビデンコを倒したチウディネリ。
パワフルなストロークと、サーブ&ボレーを得意とし
昨日の試合を見る限りかなり手強い相手です。

でも今日のマレーはさすがに違いました。
これぞレンドルの特訓の成果を見たという感じ。

特に目立ったのはボールに積極的に回り込んでいって、
パワフルなフォアハンドで相手を振り回すところ。

以前からマレーのプレイは防御中心だと非難されていましたが
今日のマレーは戦闘的で多少のミスに怯えず強い球を返す。

ベースラインからずっと下がったポジションにいても
チャンスがあればコートの真ん中に飛び込んでいき
ガツーンとフォアハンドを打ち込む。

フェデラー、ジョコヴィッチ、ナダルと比べると
フォアハンドが一番弱いのはマレーだといわれていますが、
この部分が徐々に改善されていってるようですね~

ということでチウディネリは素晴らしいプレイを見せましたが
マレーが6-3 6-4でストレート勝ち、無事に準々決勝進出を
決めました。

今日の試合振りは超満足のいく結果。
これで今日はゆっくり寝れる~

とはいっても、問題は準々決勝。
ここでマレーの苦手なバーディッチが待っています。

やっぱり寝れない!(笑

さて昨日の豪華一回戦では、デルポトロがドルゴポロフを
ストレートで破りました。
予想していたとはいえ、大会初期にドルゴポロフが
敗退するのはやはりもったいない。

ドルゴポロフはこれで二度連続の一回戦敗退です。
くじ運が悪いとしか思えませんね~

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