さて今日から三日間、デビスカップが開催されますね。
日本はクロアチア対抗ワールドグループ一回戦。
全豪オープンで大活躍した錦織の率いるチーム、しかも
日本での試合ですから、きっと超盛り上がっていることでしょうね。
添田選手の挽回振りはすごかったですね。
錦織圭選手の試合はライブスコアでしか追っていないので
実際の試合がどうだったか詳しく分かりませんが、
イヴォ・カロビッチのエース18回、これは脅威。
とにかく1－1ということで、明日のダブルスではぜひがんばって
ほしいものです！
私の方はといえば、あと数時間後にイギリスのスロバキア対抗
グループＩ一回戦をパブでみる予定です。
さてイギリス・チームといえば、 去年のアンディ・マレーの参加により
ワールドグループＩに昇格しました。
上の写真のアンディ・マレーとお兄さんのジェイミーの笑顔を見ても、
どれほどこれが国民のムードを盛り上げたかが伝わってきますよね。
でも今日から始まる一回戦は、かなり暗いムード。
というのも、マレーが全豪オープン後、怪我のため2週間の休養が必要と
いう診断を受け、デビスカップを欠場することとなったからです。
マレーは今年こそは初のグランドスラム優勝、そしてイギリスで行われる
オリンピックのメダル獲得にかけており、怪我を押してデビスカップに
出場するわけにはいきません。
これはイギリス・チームにとっては大きな痛手。
というのも、悲しいことにイギリスでは
マレーに続くシングルズ男子プレイヤーが育っていません！
イギリスNo.2のジェームス・ウォードは、なんと世界ランキング158位。
さらにNo.3のジェイミー・ベイカーは、ランキング245位。
どよーん。
マレー以外は、イギリス人選手は一人もトップ100圏内にいないんですよ。
（ちなみにイギリス女子シングルズはトップ120内に4人。
未来は明るいですが・・・）
でもこの重苦しい空気の中、キャプテンのレオン・スミスは
「マレーの決断を応援する（メトロ紙より） 」と語りました。
ジュニアの時代にマレーのコーチを務めたスミスはその理由として
英国テニス界はマレーのグランドスラム優勝を望んでおり、
スケジュールがどれだけ過密かも理解している。
できるときに休息し、体調を挽回するのが（マレーにとって）
重要だからだ
と、マレーの肩にかかる英国テニス界の期待とプレッシャーを完全バックアップ。
数年前ならこのような発言はなかったと思われますが、国内オリンピック開催と
マレーのグランドスラム優勝のチャンスがここ数年で期待されるため、
デビスカップがマレーの二の次になるのは暗黙の了解といったところでしょう。
ただ、今回のスロバキア戦はスコットランドのグラスゴーで行われるので、
マレーの地元のファンはかなりがっくり来たようです。
私はデビスカップのチケットを買おうか迷いましたが、全豪オープンの直後、
しかもレンドルをコーチに迎えたばかりということで、なぜか
マレーは出場しないという変な胸騒ぎがしてチケットは取りませんでした。
（変な予想はいつも当たるんですよね・笑）
また将来、ワールドグループでスペインやセルビアなどの上位チームに対抗するには、
マレー一人の肩に頼るわけにはいかず、マレーに続くトップクラスの
選手が必要です。
今回のマレー抜きでのデビスカップは、英国テニス協会にとって
いい刺激になってくれるといいのですが…
（ぶぶーっと書きたいところですが、これは後日）
と、試合前から暗いムードの私ですが、ダブルスの方は全豪オープンで
ベスト16入りしたロス・ハッチンスとコリン・フレミングのペアが
１ポイント獲得すると期待しています！
シングルスの方は、スロバキアNo.1選手のラッコ（世界65位）は
ここ最近バグダティスやリュヴィチッチなどのトッププレイヤーを倒しており
難関が予想されますが、チャンスがあるとすれば浮き沈みの多い
クリザン選手（120位）との対戦。
また、ダン・エヴァンス（276位）はまだ21歳ということもあり、
怖いもの知らずの勢いで突進できれば、少しはチャンスはあるかも…
と、どう結果が転ぼうがテニスはテニス。
今日の試合がとっても楽しみです。
これからパブにランチを食べに行って、デビスカップ観戦に燃えまーす！
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