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便利なツール。でも…。
こんばんは。黒影@恋愛戦略家です。
古くはmixiにGree、最近ではFacebookやLINE、Instagramなどなど…。
遠くにいる相手と、そしてまだ出会ったことのない人とも
“つながる”ことができて、メッセージも、写真も、最近は
音声(電話)までやりとりができる、便利なSNS。
以前だったら、わざわざ手紙や電話、ちょっと前ならメール
なんかで能動的に「連絡する/訊く」ってことを
しなければ知ることができなかった、自分や相手の近況が…
“自動的に”タイムラインやウォールに流れてくる。
だから、ボクもすごく便利なものだと思ってるし、
もし20年前にこんな仕組みがあったら…。
・メールはある朝突然に。~ある恋のおとぎ話。~
あのときの恋↑も、また違っていたかも…(∨_∨)
ITの技術革新のおかげで、距離も時間も超越して、
まるですぐそばにあの人が居る、あの人とつながっている…
そんなふうに感じることもできるからね。
だから、いまの恋愛には、なくてはならないツールだ
…って言っても、過言じゃないんじゃないかな?
でも…。
便利であるがゆえに、すごく虚しく、心が麻痺して、
枯れてしまってるんじゃないか…って思うことも。
完ぺきなデートだったのに…。
ある女の子が、前々からちょっと気になってた男の子と
一緒にごはんに行ったそうだ。
彼女にとっては、まさに待ちに待った初デートっ!
ウキウキ&ワクワクしながら、お気に入りの可愛い服を着て、
いつもよりもちょっと艶っぽいメイクをして…。
少しでも「イケてる自分」で彼に会いたいから、
めいっぱいオシャレしてデートに挑んだわけだ。
食事は、彼がチョイスした、女子に人気が高そうな
オーガニックレストランでランチ。
「私のために、わざわざ選んでくれたの!?嬉しいっ☆」
そう心で思いながら、ますます彼のことが好きに…。
…。
……。
………ならなかった。
オシャレして、気になってた彼と、美味しいランチを食べて、
まさに完ぺきなデートだったはずなのに…。
photo by Lena
彼女が引いた理由。
彼は、目の前に彼女がいるにも関わらず、せっかくの
オシャレや、普段とはちょっと違うメイクについて、
何も言ってくれなかった。
いや…まぁ百歩譲って、男はファッションやメイクには疎いから、
それはしょうがないかもしれない。
でも、美味しい食事を味わいながら、会話をしていても、
美味しいとか、楽しいとか…そういうことを、
一切言わなかったんだ。
そして、やたらとスマホをチェックして、なんとなく
上の空で…イマイチ楽しそうじゃない。
彼女は、なんだか虚しくなって、寂しい気持ちになって、
「私とのデート…楽しくなかったのかな?(T_T)」
…そう思っちゃったんだって。
それなのに…。
たまたま彼のFacebookを見たら、なんと
「今日、激烈に美味い店を見つけたっ!」
「やっぱり、こだわりの食材を使って、
手間ひまかけた料理は…(゚д゚)ウマー」
みたいなことが、バッチリの構図の写真とともに、彼の
タイムラインに投稿されてたんだって。
それも…時間を見ると、まさに彼女とのデートの真っ最中に…。
彼女はそれを見て、呆れる…というより、だいぶ引いたそうだ。
キミはたぶん「そんなやついるのかよー」って、思う
かもしれないけど、これ…ぜんぜん大げさな話じゃないからね(^_^;)
「リアル」があってこそ。
さっきもお話ししたとおり、SNSってすごく便利なわけで、
いまさら無くせとか、使うなとか言うつもりはまったくない。
それって…文明を捨てて、石器時代に戻れって言ってる
ようなもんだからね(^_-)-☆
“多少”自分の人生を虚飾して、リア充っぷりをみんなに
アピールするのは楽しいし、「いいね」がついたり、
コメントのやりとりをするのは楽しいもん。
はたまた、苦しかったり、辛かったりしたときに…それを
吐露したら、慰めてくれたり、優しい言葉をかけてくれる
“友だち”がいるのは、すごく心強いし、心地がいいものだ。
さらに、個人利用からはちょっと外れるけど、コンテンツに
よっては「シェア」や「いいね」で拡散して、
口コミが起こったりするから…宣伝やプロモーションのツール
としても大きな役割を担っている。
でも、ツールを使ってるつもりが、それにハマりすぎちゃって、
ツールに使われてしまって…。
目の前にある現実や、大事なものを疎かに
しちゃったら、それは本末転倒ってもの。
ネットやSNSでシェアするのもいいけど、それはあくまでも
「自意識」や「承認欲求」を満たすためのもの。
つまり、外向きのようで、実は内向きの自己完結型
コミュニケーションなわけだ。
何度も言うけど、それが悪いって言ってるんじゃないよ。
ただ、それ以上に…現実の世界で生きるボクらは、まずは、
目の前にいる、もしくは、その場には居ないけど、つながっていたい
大切な人と、お互いの気持ちをシェアしようよってこと。
そうじゃないと、心が麻痺して、本来だったら、心に触れたら
感じられる、温もりみたいなものを忘れて…枯れてっちゃうよ(T_T)
「リアル」があってこその「ヴァーチャル」
なわけで、便利なものだから、そのバランスを忘れない
ようにしないとね。
…なんて、偉そうに言ってるけど、今回のお話は、多分に
自戒の念が込められている。
ボク自身も、けっこうSNSを利用してるので、気をつけないと…
麻薬のように、その心地よさにどっぷりハマって、心が麻痺して
枯れちゃうからね。
目の前にあるものはもちろん、目に見えないリアルにも
意識を向けて、大切にしたいと思いますm(_ _)m
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今日も最後まで読んでくれてありがとう。m(_ _)m