20代・女性
私が4歳のころ
柴犬のメスの赤ちゃんが
我が家にきました。
私は彼女に「ヘリー」という名前を
つけてとても可愛がりました。
ヘリーに初めて会ったときは
怖くて近寄れませんでしたが
半年ほどで次第に慣れてきました。
おばあちゃんと一緒に
夕方散歩にいったり、
ドッグフードをあげたりして
徐々に仲良くなっていきました。
小学校にあがってからは
私が1人でヘリーの散歩に
いくようになりました。
自転車のカゴの中に乗せて
走って転げて膝が擦りむけたり、
今まで行ったことがない場所も
ヘリーと探検しました。
小学校3年生の時には
私が学校へ行きたくないと
泣いて学校をサボっていたら、
ヘリーは私の気持ちを察したのか
優しく顔をなめてくれました。
その頃にはヘリーは
私の大親友になっていました。
しかし、ヘリーは柴犬なので、
知らない人が来たら吠えるので
次第に近所から苦情が
くるようになってしまいました。
マズルを縛る器具?
みたいなものを装着させるのも
家族で検討したものの
可哀想なのでやめました。
ある日学校から帰ると
ヘリーがいませんでした。
私はヘリーを探し回り、
夜におばあちゃんを
問いただしました。
「ヘリーにはたくさん苦情がきているから、
知り合いに譲ったよ」
と言われて大泣きしました。
ペットを飼うと癒しが貰えます。
友達にもなれます。
しかし、どんな形であれ
いつかはお別れがきます。
分かってはいても
やっぱりすごく悲しかったです。
それ以来ペットは飼っていませんが、
息子や娘のためにいつか
何か飼いたいなと思っています。