明日があるさ。 -3ページ目

明日があるさ。

あしゅの日記です。時々更新。更新するときは激しく。
2018年〜妊婦記録はじめました

実家から病院までは近いので、先に母がやってきた

「痛いの?」
「痛いの」
「どんなふうに」
「生理痛のすごいやつみたいな…腰さすって…」

なんとか耐えていると助産師さんがごはんでーす、と運んでくる

「食べれます?」
「いや痛くて吐きそう」
「んー。でもたぶん今日お産なると思うので食べれそうなものだけでいいので食べてくださいね」
「ええ」
「すっと飲めそうなのでいいですよ、ゼリーとかアイスとか。糖分が重要ですよ〜」
「とうぶん…」

お産用のバッグにウィダーインゼリーを入れたのを思い出し、母に出してもらう
1度座って箸を持ってみたが痛すぎて箸を落とし、これは無理だと判断した
ゼリーをなんとか吸って飲んだが、それさえ気持ち悪い
息を荒くしながら座ったり立ったりしていると、スーツ姿の夫がやってきた

「あれぇもうきたの」
「来たよ…」
「仕事はぁ」
「大丈夫〜…つらそうだね」
「痛い、痛すぎるの」

途切れ途切れの会話をしていると日中担当の助産師さんがやってくる
「今日担当しますね〜うん、もうLDR行きましょう。全然ダメなら戻ってきましょ」
「はひぃ」
「来れるタイミングでいいのでLDR来てくださいね〜」

もう車椅子を用意してくれ、と思ったが多少なりとも歩いた方がお産が進むだろうと思い、痛みが止まった一瞬で病室を出て、また止まり、また痛みが収まると歩く、部屋からLDRまで1フンもかからないのに、5分はかけて歩いた
LDRにつくとお産用ガウンとショーツに着替えるよう言われ、もう夫の前だが気にしてられないと血塗れのショーツを脱ぎ着替える

が、お産用ショーツを、母が慌てて全てのマジックテープを外してしまったためどこに足を入れていいか分からなくなった
戻ってきた助産師さんに履かせてもらい、私の身長からすれば高すぎる分娩台に上り内診してもらう

「うーん…まだ5センチないかな…」
「こんなに痛いのに…」
「ちょっと先生と相談してきますね」
「ひぃ」
「痛みきたら深呼吸ですよー」
「ひぃ」

結局、陣痛は来ているので飲み薬の促進剤はやめることにし、点滴をどうするかの判断を委ねられた

「このまま自然に待ってたら、今日の明るいうちってことはないと思います」
「夜になるんですか…」
「恐らく…で、促進剤点滴したらもう少し早まると思うけど結構痛み強くなります」
「ひぃ」
「自然にまかせて時間かけるか、促進剤使って少し早く産むか…ちょっと準備あるので決めといてください」

夫と相談し、今もだいぶ痛いのだからあとすこしの痛みなど我慢する、これが長引く方が辛い、ということで点滴投与をお願いした

しかしこれか地獄の始まりだった(大げさな…)
午前3時頃
痛みで目が覚める
そろそろ寝たい、眠い、痛い、の繰り返しに飽きてきた。
どうせ朝になったら促進剤始まるんだから今くらい寝かせてくれ、と思いつつ、ついに眠れないほどの痛みがやってきた
いやでも耐えられない痛みでは…イテテテテを繰り返し、なんならツイッターに「いてぇ」と書くくらいの余裕はまだあった

それから約1時間

おさまらないどころか痛みは増し、息も荒くなる
これはもう子宮口結構開いちゃってるやつ…
と思いながらナースコール
担当ではない助産師さん

「どうしました?」
「痛いです…すごく…」
「うーん…何分感覚くらいです?」
「正確に測ってないですけど7,8分は切ってるかと…」
「うーん…確認します?」
「えっ…あのお願いしたいです」
「じゃあショーツ脱いで待っててくだ…あ、出血してます?」
「たぶん」
「シーツ汚したらアレなんでそのまま待っててください」

すぐに脱げるようベッドから起き上がり、立って待つことにしたがその間もやってくる痛みにベッドの柵を持って固まる
助産師さんが防水シートをもって戻ってくるがなかなかベッドに戻れない
朝4時、イライラが伝わってくるが動けないものは動けない
なんとか合間をみて腰の痛みに耐えながらショーツを脱いで横になる
(わたしはお腹よりも腰に来るタイプでした)
ラミナリアの本数を確認しながら抜いてもらい、子宮口の確認をしてもらう

「3.5センチってとこですかね」
「?!(縮んだだと…?)」
「で、いま抜いたからもう少し縮まるかな」
「?!?!?!(夕方の4センチは一体…)」
「まぁでもモニターとりましょ、用意してくるんでショーツはいて横になっててください。あ、結構出血してるんで汚さないようにね」

また痛みの合間を縫って、さらにシーツを汚さないよう慎重にベッドを降り、また痛みに悶えながらショーツを履く

…この血塗れの防水シートあったら横になれんがな…

また柵をもって耐える

5分ほどして戻ってきたが、シーツを見て「あぁごめんなさいね」
と言って片付けてくれた
モニターを付けて寝てしまおうと思ったが、やはり痛みが増してきて全く眠れない
40分ほどモニターを取ると担当助産師さんがやってきた

「うん、張ってますね〜何時からこんな感じでした?」
「3時くらいから寝れなくなって…耐えれずナースコールした感じです」
「うん、たぶん陣痛ですね、休めそうなら寝て、頑張りましょうか」
「ひぃ」
「痛みきたら深呼吸してくださいね〜もっとしんどくなったらナースコールしてください」
「はひぃ」
「うんうん。頑張ってる〜あ、お母さんに連絡しといたらいいかな、旦那さんも一応ね、まだだけど準備してねって連絡しましょうか」
「わがりましたァ痛いいい」
「深呼吸〜」

腰をさすってくれて落ち着いた頃、助産師さんは部屋を出て言った
陣痛の合間、母と夫にLINEをした

「陣痛始まりました。まだまだっぽいけど今日っぽいです」

そんな感じで連絡をして、来る痛みに1人で腰をさすったり湯たんぽを当てたりしていた

夫からは
「いつでも行けるようにしてるから、また連絡して」
と返信があったが、そのわずか10分後には

「痛い、無理、近くにいてほしい、仕事休めない?早く来て」

とまだまだだよと言った割には切迫したLINEを送った
夫から「準備して行くね」とかえってきたので
「こんな時まで仕事の準備…」とちょっとショックを受けたりした
さて、出産して2週間経ちました
今更ながら出産レポを書いていこうかなと

前記事に書いた通りラミナリアを入れて子宮口を開きはじめました
朝の時点で子宮口は2センチ
夕方4時にラミナリア交換の措置で再びLDRへ

1度抜いて内診すると子宮口4センチに
ラミナリアの本数を増やし、さらに広げる
朝より痛く、処置後少々分娩台から動けず

なんとか降りて病室へ
「動いた方が進むから頑張って動いてね」
と助産師に言われるもどこまで動いていいのかわからず病室のベッド周りをウロウロ…

それまで家で感じていた張りなんか張りでもない、生理痛のこれは薬飲んじゃうってくらいの痛みが不規則にやってくる

夜勤の助産師さんが挨拶に来ると、産後担当の助産師さん
夕食を届けてくれ、食べ始めるがやってくる痛みに飲み込めず吐き出してしまう
それでもなんとか食べ終え、翌朝のラミナリア確認は朝6時と言われたのでシャワーを浴びる
シャワーから上がると仕事を終えた夫がやってきた
大した話はしていないが、その間やってくる痛みに腰をさすってもらったり、湯たんぽを当ててもらったりとお産の練習ができた
面会時間が終わりに近づき、夫をエレベーターホールまで送ろうと部屋を出るがやってきた前駆陣痛に動けなくなる
たまたま見ていた助産師さんが駆け寄ってきてくれ、手を取って病室まで帰してくれた

病室に戻るとドップラーでの心音確認をしてくれ、深夜でも痛くなったら呼んでね、と言って電気を消してくれた

たまに張るがまだ耐えられるので寝始めた
ただ痛みが来ると目が覚める
朝になったら促進剤の内服がはじまる
飲まずに陣痛つかないかなーと思いながらうとうと、痛い!を繰り返した