今話題の西松建設献金事件ですが、漆間巌官房副長官が「自民党側は立件できない」と明らかにしました。西松建設からは尾身幸次氏や森元首相も献金を受け取っていましたが立件されない見通しだと言います。国民としては納得できない話です。特に尾身氏や森氏は職務権限を持つ与党の人物ですので、立件されないというのはとてもおかしい気がします。


しかしこの献金事件よりもっと優先して捜査して欲しいのは郵政民営化に絡む疑惑です。献金事件は一企業の問題ですが、郵政の件は国民の財産を安価で切り売りした重大な罪です。しかも減価償却の関係で赤字だとしていましたが、そこには数字上のからくりがあり、実際の事業としては黒字であったものを赤字だと言って安価で売っています。雇用を守ると言っていますが、実際には何度も転売されていて、雇用を守るどころの話ではないです。しかも資産査定を行っていた会社は、資産を購入する側の会社と深く関係する会社です。こちらの問題の方が国民にとっては重要な問題です。私達の税金が民間企業に食い物にされている訳ですから。そして外資系金融機関に手数料との名目で多額の金が流れている訳ですから、郵政民営化で国民が利益を得たとは到底思えません。そろそろきちんと見直すべきではないでしょうか。

麻生総理も郵政の件をもっと追及していれば国民の支持を得れたでしょうに・・・。結局自民党では郵政の問題も追及できないのですね。私は特別な支持政党を持っていませんが、次回の選挙では、日本国民のために働かない政治家は全て落ちて欲しいと思っています。日本国民として最も許せないのは、国民の財産を横流しする政治家、官僚、企業家達です。優先順位としては、郵政の問題の方が重要です。検察の方達も日本人ならば、自分の出世だけでなく、本当に日本国民の為になることは何なのかを大局的に考えて行動して欲しいと思います。


本当に日本のことを思って行動できる人が阻害され、そうでない人物がのさばる今の状態が続けば私達の国はそのうち滅びるでしょう。官僚でも政治家でも、日本のためになることをする人物が阻害されてきている気がしてなりません。凶器の刃に倒れた民主党の石井紘基さんが以前インタビューで、日本はソ連のような病にかかっていると言っていたのを思い出します。あのソ連も崩壊しました。本当に国民の為に一所懸命働いてくれた人が凶器の刃に倒れ、私利私欲に明け暮れる政治家や官僚がのさばる国は近いうちに・・・。私達国民が賢くならなければ私達の日本は救えない・・・そんな節目の時期を迎えている気がします。

 ソニーは、2009年4月1日からハワード・ストリンガー会長が会長と社長を兼務することになりました。中鉢良治(ちゅうばちりょうじ)社長の事実上の更迭となり、ハワード・ストリンガー会長が主導する経営体制となります。


ストリンガー会長は27日の記者会見で、今回のトップ人事の狙いについて「改革や成長戦略を加速させるため、(部門トップと)私との間にもう一人はいらない」と述べました。また自らの経営責任については「世界同時不況で仕方がない。もっと業績の悪い企業もある」などと釈明しています。


何故自分は責任を取らずに、人に責任を押し付け自らは「仕方がない」で片付けるのでしょう?この会長が責任を取って辞めるのがソニーにとって一番良い選択のような気がします。


この人の過去の発言を見てみると、従業員のリストラには積極的で、それに抵抗した役員を過去にも強く非難しています。典型的な短期的視野の経営者です。ソニーはもう完全に外国企業ですね。


ソニーは2005年6月に中鉢氏が社長となり、「エレクトロニクスへの回帰」として薄型テレビの出遅れなどで苦しんでいたエレクトロニクス部門を韓国・サムスン電子と提携して、液晶テレビ「ブラビア」をヒットさせました。しかし価格競争の激化と不況が重なり、採算ラインにのせることが出来ず更迭となりました。


今後はエレクトロニクス部門からパソコンや携帯音楽プレーヤーなどを切り離し、ゲームと統合して新しい事業部門を作り、ゲーム機「プレイステーション」向けのゲーム・映像配信サービス「プレイステーション・ネットワーク」の拡大を新部門の成長のかなめとして、さまざまな端末へのコンテンツ配信を強化するとみられます。つまり「ソフト重視」へと変わっていくと思われます。エレクトロニクス部門の弱体化が加速しそうですね。


この経営判断はどう転ぶのでしょうか。ソニーは終わったなという気がしてなりません。ストリンガー氏は次に経営に行き詰った時には、責任をどのように取るのでしょうね。


このストリンガー氏をスカウトしたのは出井氏だといいます。私は出井氏がソニーを没落させた張本人だと思っています。出井氏は表層的なかっこよさを求めて無駄に事業を広げ、ソニーに存亡の危機をもたらしました。しかもストリンガーを招き入れました。


確かに世界のソニーとおだてられれば嬉しくなるかもしれません。しかし中身のない名前だけの会社になってしまったなという気がします。経営者の気質が会社の命運を左右していくことも多いのですね。 

あの失敗に終わった富士通の成果主義。それを導入直後から運営にたずさわった城繁幸という人を最近TVで見かけますが、うさんくさい人だという気がします。この人の書いた文章を読んでみましたが、文章は正直なもので、彼の性格を映し出している気がしました。


上から目線で、発言の中に人間的な温かみが感じられません。このような上から目線の人が人事を語ることが一番危ないという気がします。もっと泥臭い人が人事には向いている気がします。もっと深く悩み人を思う人間くさい人の方が人事には向いている気がするのです。やはり人事という会社の命運を左右するポジションには、このようなドライな人は向いていない気がします。


同情でもなく、上から目線でもなく、正面から冷静に、けれども温かく向き合う姿勢の人でないと雇用問題を語って欲しくないという気がします。富士通は、何故このような人を人事に持ってきたのでしょう。その当時の世の中の流れがそうさせたのかもしれません。ただあの成果主義はやはりうまくいきませんでした。他企業は富士通の失敗を他山の石としたいものです。